北欧バイバイ、そしてドイツ

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9月14日 金曜日



キョウコさんの清潔な部屋で目を覚ました。







と言いたいところだけど、ここはうす暗い地下(´Д` )
配管むき出しの壁。

唯くんの部屋だ。

ゆうべは結局、1時半くらいまでおしゃべりしていた。
楽しかったなぁ。

しかもキョウコさんが手持ちのお金で俺の小銭を紙幣に両替してくれた。
これでもう心配はいらない。


唯くん
「あー、キョウコさんの寝起きって可愛いんだろうなぁ。」



朝からそんな話をしながら唯くんと駅へ向かった。
すぐに切符売り場に行き、チケット代を調べてみた。



オーデンセからハンブルグ
401クラウン

オーデンセからベルリン
579クラウン




お、そこまでバカ高くないじゃん。

こいつはもう一気に首都のベルリンまで行っちまうか!!

お昼出発のチケットを購入。

ついにユーロ圏に戻る。
やっとこのクソ重かったユーロの小銭が使えるぞ。フィンランドからずっとバッグの中で重りになってたからな。



そこに唯くんの彼女のシュウエイちゃんもやってきた。
可愛い上海ハニー。


シュウエイ
「Good Luck Fumi.」


文武
「ツァイツェン、オッパイ。」


シュウエイちゃん
「アー!!ハハハハ!!!」


唯くん
「ほら、オッパイって言ってごらん。」


デンマークで日本人の質を落とすファッキンジャパニーズ、2人。


唯くん、ありがとう!!
君のおかげで最高の数日間だったよ!!
またな!!




ちょっと時間があるので、チケットが安く買えたことを報告にツーリストインフォメーションへ。


デスクにマイクをつけてパソコンに向かっているキョウコさんがいた。


キョウコさん
「あ、会いたかったんだよー。」




え!こ、こ、告白ですか!!(´Д` )


そんないきなり!?



キョウコさん
「ゆうべ両替した小銭が1クラウン多かったの。はい、1クラウン。」



手のひらに1クラウンをそっと置いてくれるキョウコさん。


まぁ、わかってますけどね。

真面目な人!



再会を約束し、ハグをして別れた。

メグミさんもキョウコさんも、遠い遠い国でこれからも暮らしていくんだな。
再会できたら奇跡だけど、こんな場所で出会えた縁を信じよう。





駅に戻り、ホームでキセルに葉っぱを詰めて火をつけ、吸い込む。
最初は全然うまくできなくて、すぐに火が消えてしまっていたけど、少しずつコツがわかってきた。
舌がピリピリ痛かったのにも慣れてきた。


土砂降り雨の中、電車がやってきた。
楽しかったオーデンセとも、そしてデンマークともオサラバか。
てかオーデンセにこんだけいたのにデンマークの目玉とも言えるアンデルセン博物館とアンデルセンの家に行かずに、日本人同志で飲みまくってたっていう(´Д` )

まぁ、それもまた旅だ。




雨の中、電車は走る。

過ぎ去る景色の中にたくさんの家々。
一生交わることのない人生たち。
しかし、出会えば親友になれるほどの人が必ずいるはず。
喜び、悲しみ、怒り、今この瞬間を過ごしている人たちの横を、電車の窓から俺は見ている。
彼らも、この電車を見て、同じことを思っているのか。
photo:01





国境の町で電車が止まった。
ここはフレンスブルグという町。ドイツに入った。

ついに本格的にヨーロッパだ。
大国ドイツ。


ここからハンブルグへの電車に乗り換える。
一気に電車がボロくなった。
おー、やっぱり北欧って公共設備が行き届いていたんだなって早くも思う。


電車の中の文字、車内放送、もちろんドイツ語だ。
これまでも北欧の言葉全然わからなかったけど、また耳慣れない言葉に変わった。



同じ欧州とはいっても、まったく違う地域に来た気がする。
やはり北欧には北欧の空気があった。それがガラリと変わった気がするのは言葉のせいもあるし、窓から見えるゴミゴミした町の雰囲気でもあるし、歴史のイメージのせいでもあるのか。

平和ボケした感覚を引き締め直さないとな。



おばちゃん
「ヒトラーソーセージベンツベンツ?」


おばちゃんが話しかけてきた。
もちろんドイツ語で。
何言ってるか皆目見当もつかない。
ていうかこんなどっからどう見てもバッグパッカーのアジア人に平然とドイツ語で話しかけてくるところに、ドイツ人の大国としての閉ざされたものを垣間見る。

英語でお願いしますと言っても喋れない。
ドイツやフランスは英語を喋れない人が多いとは聞いていたが早速だ。
隣にいたもう1人のおばちゃんがなんとかカタコトの英語で話してくれた。

こちらのお婆さんが次の駅で降りるから手を貸してあげてくれ、とのこと。

もちろんです、と駅に着いてお婆さんの手押しキャリーを降ろしてあげ、それから肩につかまらせながら電車を降りた。


「メニーメニーサンキュー。」


英語のわかるおばさんでさえ、そんな言い方をする。
英語が下手な俺にとっては上手な英語よりもこんな下手な英語のほうが意思の疎通がうまくいくもんだ。たくさん会話できる国になりそうだな。



オーデンセを出発してから4時間、ハンブルグの町に着いた。


激都会!!
photo:02



今までの北欧のどの町より都会!!


さすが大国ドイツ。
こんなでかい街がいっぱいあるんだろうな。

そして電車の窓から見ると、信じられないくらいグラフィティがあらゆる建物に描かれている。
ロシアもそうだったけど、グラフィティの量はその街の治安が悪さを象徴していると思う。
やっぱり北欧は綺麗な街だった。


photo:03


ハンブルグのセントラルステーションのでかさ!!

この人ゴミの溢れ方!!

うわー、大阪とか思い出すわー。

ってのんびりしてる場合じゃない。
乗り換え時間10分しかないんだよ。
乗りそびれたらオシマイだ。



無愛想でおっきなおばちゃん駅員さんに乗り換えのホームを聞き、まったく理解できない看板文字を頼りに、なんとかベルリン行きの電車に乗ることが出来た。
photo:04





ちゃんと指定席の切符なので席はあるんだけど、車両番号とかシート番号とか、何がどうなのか一切理解できないので、仕方なくトイレ前のスペースに座りこんだ。




18時をすぎた頃、ドイツの首都、ベルリンに到着した。


なんだこの駅は………


でかすぎる!!


複雑すぎる!!
photo:05




吹き抜けの4フロアーで、もうどこがどこだかよくわからない!!


さすがはヨーロッパを代表する世界都市、ベルリン。


まずはネットでベルリンのことを調べよう。マックもバーガーキングもあるのでWi-Fiを………


なんだこれ?


パスワードがいりやがる(´Д` )(´Д` )


マジか。
駅中で探し回ったけど、フリーのパスワードなしがどこにもない。

おいおい、勘弁してくれよ。

地図を見ないと、ここがどことか一切わからないんですけど。


ツーリストインフォメーションもあることはあるが、ものすごくたくさんの観光客が順番待ちをしているのでウンザリしてパス。


駅を出た。



えー………



どこに行けばいいんだろう。



ベルリンは今までの首都のように駅前がメインストリートって感じではなく、周りには何もない。中心部はいったいどこだろう。

まったくわからないまま、勘で歩き始めた。



アパート、パブ、バス停、たくさんの人々、その前を歩いていく。
色んなものを通り越して、パラつく雨に濡れながら。


公園や運動場、暗がりを徘徊する影ひとつ。

木の影でこっちを見ているホームレス。

ベンチでたむろしている若者。


早足で通り過ぎる。




雨が降っているから、屋根のある場所を探しているんだけど、そういう場所ってなかなか見つからない。
あー、テントがあればこんなに歩き回らずに済むのにな。



ファストフード店の灯りに誘われてフラリと中へ。
食べ慣れたケバブもあるけど、やっぱりドイツならソーセージだよなとソーセージとポテトのセットを注文。
photo:06



うん、美味い。
さすがドイツ。



店を出てからも歩き続け、23時くらいになってようやく大きな橋を見つけた。

下に入ると待っててくれたかのように雨が強くなった。



明日も雨かな。
こんな大きな街で雨が降ってたらなんにもできないよ。



真っ暗な橋の下で膝を抱えた。
街灯が雨を照らしている。



北欧楽しかったな。
治安いいし、街も綺麗だし、人もみんなすっごく優しかった。
まぁ食べ物はそんなに美味しくなかったけど。
あと物価も高いけど(´Д` )


出会ったみんな、ほんとにありがとう。
これからの旅に不安はもちろんあるけれど、きっとなんとかなると思えるのは北欧のみんなのおかげだ。
最初に北欧を回ってほんとよかった。




さぁ、東ヨーロッパ編の始まりだ。







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