コペンハーゲンの幻想

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9月9日 日曜日


さて今日から移動!

ここから30kmくらい海沿いを南にくだると、首都のコペンハーゲンだー!!

新宿を「ジュク」、と言うように、コペンハーゲンは「コペン」というらしい。
アムステルダムを「アムス」と言うように。

ダサ(´Д` )

茨城人が国道125号線を「わんつーふぁいぶ」って言うくらいダサい。




てなわけで駅に行ってチケットの値段を調べてみた。
30kmくらいだから50~60クラウンあれば足りるだろうと思っていたら104クラウンもしやがる。
もっと安いのねーのか聞きたいのに日曜日だからか駅員がいない。
日曜が休みの駅って(^-^)/

ほのぼのした町だ、ヘルシンオー。



こうなったらヒッチハイクだな。

この前のスウェーデンでのヒッチがかなりひどいものだったから少し嫌になってるんだよな。

また2~3時間待たなきゃいけないだろうなと覚悟を決めて親指立てたら5台目で止まった。
しかも一発コペンハーゲン。
しかも優しくて上品なおばさん。


ひゃっほー!!
デンマーク最高!!



ヘルシンオーからコペンハーゲンへの道は高速みたいな国道と、海沿いのローカルな道の2つがある。
俺がヒッチしたのは海沿いの方。

「高速で行った方が早いんだけど、こっちのほうが好きなのよ。」

生粋デニッシュおばちゃんがそう言うこの海沿いの道。
風光明媚な海岸線にたくさんのオシャレで綺麗なお店が並ぶマリンスポット。海水浴、ダイビング、セイリングボート、釣りのクルーザーなど、日曜の行楽を満喫する人々で溢れている。

そしてこの辺りはコペンハーゲンの高級住宅地にもなっており、木々の間に広大な敷地のお屋敷が散らばっている。




社会格差はどうですかと聞くと、もちろんあるけどそれほどでもないとのこと。

民主主義の社会主義国家。

給料の半分は税金で持ってかれるらしいが、教育が完全タダ、医療が完全タダ。

色んな行政があるけど、北欧はうまくいってるんだろうなぁ。

上品なおばさん。
楽しいお話をたくさん聞かせてくださった。



「コペンハーゲンのどこに行きたい?私面白い場所を知ってるけど行きたい?」


行きたい!!
そういう地元の人が面白いって言うところに行きたい!!


「ちょっと特殊なところだからね。」


と意味深な言い方。

なんだ?




しばらくして街中に入った。
わー、きれいな街。
ロイヤルコペンハーゲン、レゴ、お城、上品なのがいっぱいだー。





そして車を降りる。



どスラム。



そ、そ、そういうことですか(´Д` )
photo:01




コペンハーゲンのど真ん中、高い塀で外界と完全に隔離された地域。
中には落書きと廃墟みたいなアパートメントが並ぶ特殊地区!!

その名も、クリスティアニア。
photo:02



かつて軍隊の兵舎として使われていた地区らしく、軍隊が撤収したあとヒッピーたちが住み着き村を作ったんだそう。たくさんの若者たちが集まり、やりたい放題の自由な地域になっていったんだそう。


「危険ではないけど、ハシシが売ってるから買ってはダメよ。」


そう言っておばちゃんは車を走られて行った。

いざ、クリスティアーニアの中へ。
photo:03






まぁ、ハシシ売ってるっていっても、こっちではどこ行ってもよく売人がこっそり、買うかい?って聞いてくるくらいだし、そんな感じだろうって思ってたんだが………



なめてました(´Д` )


photo:04


ボロボロの屋台がたくさん道に並んでて、普通に葉っぱやチョコが売ってる。

たくさんの人たちが巻きタバコ片手に歩いている。

あたりに充満する香ばしい匂い。


なんだここはーーー!!!!


完全に治外法権地帯!!!


写真撮ろうとしたら、肩を叩かれた。
この葉っぱストリートでは写真はダメなんだそう。
落ち着いて周りを見てみたらビルの壁や看板に「No Photo!」の文字。
暗黙のルール!
photo:06



ていうかこの葉っぱストリート、通りの名前が「プッシャーストリート」だって。地図で見てもそう表示されてる。
売人通りって(´Д` )
ナイスネーミング!


というわけで写真ナシで探検。

ここに来る人たちはみんなハーブが目的なんだろう。
クリスティアニアの住民も、周辺の住民も、観光客らしき人も、みんなそこらで自由に葉っぱをくゆらせている。
ボロいカフェ、木のテーブル、公衆トイレ、そこらから聞こえるボブマーリーの声。
公園ではフットサルの試合が行われていて、家族連れやお年寄りまで、みんな芝生に寝転がって煙を漂わせながら試合を楽しんでいる。

ここなら堂々と楽しめる、そんな見て見ぬ振りの地域なんだな。
photo:05




何度か存続の争いもあったらしいが、それでも40年くらい続いてるんだからそれなりに認められているんだろうな。
日本だったらマリファナも覚せい剤も同じ扱いだから一瞬で殲滅だ。




葉っぱの巻紙やパイプなどのグッズを売ってるお店もたくさん並んでいる。

タバコ代節約のためにキセルを買おうと思っていたんだよね。
なんてナイスタイミング。
カッコいいキセルを150クラウンを値切って140クラウンで買った。
次のタバコは葉っぱだけを買って試してみよう。
photo:07










自由の街、コペンハーゲン。


教会の塔が空に引っばられ
幾何学模様の街は迷路
イスラム教徒は金を落とさず
中国料理店には人だかり
バイオリンと落ち葉の風
まどろむ夢を公園のベンチで
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