中国で初路上

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8月3日 日曜日
【中国】 大理





金丸家では日曜日のお昼は家族揃って外食をします。

定例行事です。


美々津の田舎から日向の町へ出て行き、スーパーでお買い物したりしてから食べに行きます。

子供ながらにやっぱり日曜日の外食はとても楽しみなものでワクワクします。


選択肢は3つです。



天領うどん、
五椀堂、
寿飯店、





全部マジで美味いです。
誰にでも故郷の馴染みの味があると思いますが、日向市民にとってはこの3つは外せない場所です。


天領うどんとか400円とかで食べられるので、親からしたら安上がりな外食でしたね。

子供の頃から現在でもめちゃめちゃ行っているので、店員さんはみんな顔見知りで、僕の成長を見守ってくれています。

日本に帰ったら食べに行って、今世界一周から帰ってきたんだよって報告したいと思います。




五椀堂はあんかけ焼きそばのお店です。大盛りを食べてました。
海鮮のまろやかなスープと紅ショウガの相性が抜群で最後にスープも飲み干してしまいます。

いつも奥の座敷で食べていました。






そして最後が寿飯店です。

ここは中華料理店で、とにかく坦々麺が美味しすぎます。
ただスタッフの中国人のおばちゃんが怖すぎて、いつも新人の子を怒鳴りちらかすので見てられないです。

坦々麺はもう安定の美味さなんですが、他の料理も全部美味しいです。

麻婆豆腐もチンジャオロースもホイコーローもヤバイです。
いやー、中華料理っていいですよね。






んで、今僕中国の食堂にいます。

当たり前ですけど、みんな中華料理を食べています。


日常のご飯なんですよ。中華料理が。

またまたぁって思うかもしれないですが、彼らは中華料理を毎日食べています。


んで、今食堂でメニューがわからないから、とりあえずチャオファン!チャオファン!と言いました。
炒飯なら間違いないと思ったので。


しかし僕の発音が悪くて炒飯すらなかなか伝わりません。
同じ漢字なのに読み方がまったく違います。なので会話レベルではもう1ミリもわかりせん。

しかし今日はおじさんの言葉の中に聞き取れる言葉がありました。



「ブルースリージャッキーチェンホイコーロージェットリーマジツエエ。」



ん?い、今ホイコーローって言わなかったか………


試しにホイコーロー!と親指を立てたらホイコーロー出てきました。

photo:01



これが本場のホイコーローです。
ご飯の上に具材が乗ってるのではなく、米と一緒に炒めてありました。

日本に帰ったら寿飯店の怖いおばちゃんにこの話をしたいと思います。




ああああああああああああああああああああああああああああああああブルースリー強ええええええ!!!!!!と絶叫するほど美味しかったです。


たったの10元。170円。スープ付き。







関係ないけど中国人ってご飯食べるときクチャクチャ音を立てます。


ニッチャクッチャペッチャニッチャ


可愛い女の子でもエグい音を立ててご飯を味わっています。

その後で、コアアアアアアアアアアア!!!とパワーをためる時みたいな声を出して地面に痰を吐きます。


文化の違いですね。













そんな文化の違う中国、最初の路上演奏です。

photo:02




ぎょ、餃子投げつけられたらどうしよう!!



ていうかリアルに怖いです。

いくらカンさんやほとんどの中国人が優しいとは言っても、さすがにいくらかは日本のことを大嫌いな人もいるだろう。

中国人が日本で歌って稼いでいたら石投げる日本人って多分いる。

バーカとか言う人、いるだろうなぁ。

俺がここで歌うことはそういうことなんだよなぁ。


でもやる。
やらんと何もわからん。

中国と日本の間には深い溝があるし、メディアから擦りこまれた対抗意識はどうやっても取れん。

でもビビってたら何もわからん。
俺はすでに中国のことが大好き。
もっとこの国のことを知るぞ。


古城のど真ん中、メインストリートの中心にある1番人が集まる楼台の足元でドキドキしながらギターを鳴らした。

photo:03




ていうか中国人、日傘さしすぎ。

photo:04











うん、分かってた。

こうなること分かってた。


餃子投げつけられたりしないって分かってた。





お金が紙吹雪のように舞った。

ものすごい人だかりが出来て、拍手と歓声が起きて、たくさんの人がお金を置きながらアリガトウって言ってくれた。

みんな笑顔で、何か文句を言ってくる人なんて誰もいない。
たまに英語を喋れる若者がやってきて、観衆のみんなに通訳してくれる。

今朝、ワンちゃんに教えてもらいながら書いた中国用の看板も大活躍。

photo:05





やっぱり、やっぱり人間はみんな一緒だし、中国人だからといって違いはない。
むしろ同じ東アジア人同士の親近感すら感じてくれているように思える。
とにかく優しい。

分かってたよ。
中国人だからって怖がることないって。









とにかく大盛り上がりでえらいことになったんだけど、いきなり地元の銅像パフォーマーがやってきて何も言わずに俺の真横に立って仕事を始めてくれたのでお客さんの奪い合いになり仕方なくギターをしまった。

photo:06




まぁまだ初日だから地元パフォーマーの定位置がわからん。ここは邪魔しないようにやらないとな。






「ヘーイ!グレイトだよ!!中国は他にどこに行った?」


そこに話しかけてきたのは、向こうのほうでずっと歌を聴いてくれていたカップル。

2人とも英語が喋れる上に美男美女というイカした夫婦だった。


「え?!大理が中国最初の町なのかい?あ、まずどこかにご飯食べに行こう。おもてなしさせてもらうよ!!」


も、もうなんなんだ中国人………


ちょうど場所を変えるところだったのでお言葉に甘えて3人で少しお話がてらお店に行くことに。







そして連れてきてくれたのは、人民路の路地裏にある日本の居酒屋さん。
あまり日本人観光客の来ない大理にもこんなお店があるんだな。


「あ、いらっしゃいませ。ご旅行ですか?どうぞどうぞ座ってください。」


ご主人がまた流暢な日本語を喋る優しい方で、日本に長く住んでいたこともあって、お店には日本から仕入れている食材がたくさんあった。


「好きなもの食べてね。あ、飲み物は梅酒でいい?」



photo:07



中国のちょうど真ん中あたりにある武漢という街から来ているというチャンさんと奥さん。

俺が成都の後に武漢に行こうかと思ってたんだよと言うと色んなことを教えてくれた。



「武漢がある県は三国志の故郷でね、三国志の歴史の70%がこの県にあるんだ。黄山も近くてとても素晴らしいところなんだよ。」



うう……また面白そうな場所………
中国、見所が多すぎて的が絞れない!!

成都から香港までどういうルートで行こうかなぁ。



photo:08



たくさんの小皿料理、そして美味しい梅酒のおかげでほろ酔いになりながらたくさん話していたらいつの間にか2時間も経っていた。

いかんいかんとお会計を聞くと、もう支払っているという。



「フミさん、お金の話はしないでください。いい歌を聴かせてもらいましたからね。」


まだ何日か大理にいるので、歌ってるところ探しますねと言う2人と分かれて俺は路上へと向かった。

チャンさん、奥さん、ありがとうございました。











photo:09



実は昨日、カンさんたちと夜の人民路を歩いている時に日本人の男性と会った。

その方は路上に屋台を出しており、物を売りながらすでに大理に1年住んでらっしゃる方だった。

中国自体には3年以上住んでおり中国語もペラペラ。そして大理に基盤を作ってこの年末あたりにお店をオープンさせるとのことだった。


世界中どこにでも日本人はいるものだけど、大理にはわずか10人ほどしか住んでいないらしく、その中の数人が路上で絵を描いたり、音楽を演奏したりしてお金を稼いでいるパフォーマーなんだそう。


日本人のパフォーマーがこの大理に住んでるんだなぁと嬉しくなるが、このお兄さんさんから結構気になる情報を聞いた。

大理でのパフォーマンスには十分気をつけて下さい、とのこと。


なにやらこの大理の古城内は全面的に路上でお金を発生させる行為が禁止されているとのこと。

つまり路上演奏ダメ。



はい、終わり。




お兄さんも最初知らずにメインストリートで屋台を出していたら警備員に捕まって商品を没収されてしまったという。

しかしお兄さんが言うには、別に外国人だからというわけではなく、同じ中国人でも禁止されていることだし、警備員に隠れてこっそり物売りをしている若者たちもたくさんいるとのこと。



大理はヒッピーが集まるような町であり、中国人にもヒッピーはたくさんいる。
そんなヒッピーたちが自作のアクセサリーなどを路上で販売して旅費を稼ぎながら旅をしている。

そんな彼らはなんとか警備員に見つからないように神出鬼没に商品を持って歩いている。


こればっかりは運で、どこでやっても注意されない時もあるし、注意で済む時もあるし、下手をしたら物を没収、かなりでかい罰金、最悪強制送還になるって具合だそう。


そいつはヤバイ。


お兄さんが言うには、古城の中でも1番の盛り場である人民路だけがこうした路上営業を解放している通りらしく、ここならおそらく大丈夫とのこと。

なるほど。



でも実際のところはやってみないとわからない。

さすがに一発罰金とか一発強制送還にはならないだろう。






photo:10



試してみるために、町の人が集まる色んな場所で演奏してみた。


photo:11



photo:12



すぐに人だかりか出来てお金が入る。
そしてみんな上品だ。
キチンとある程度のスペースを保って聴いてくれて、インド人みたいに歌ってる俺の顔の真横でガン見してきたりしない。




そんな感じで3ヶ所でやってみて、その結果は、








うん、警備員に止められる。

そしてみんながみんな口を揃えて、人民路に行けと言う。

ここまで言うということは人民路は完全に許可された通りなんだろうな。











というわけで夜の人民路にやって来てみるともうすごい。

photo:13



そりゃこの通りしか路上販売が許可されていないだけあって、ものすごい数の露店が隙間なくひしめいており、まともに歩くこともできないほどの大混雑。


アクセサリー売りやヘナタトゥー、髪の編み込み、絵描き、その他にも様々なアイデアを凝らした物が売られており、ヒッピー風の若者が多い。

もちろん音楽のパフォーマーもたくさんいて、ギターの弾き語りをやってるやつらがそこらじゅうでマイクとスピーカーを使って中国の歌を熱唱している。

この夜の人民路はまさに若者たちのアートストリートと言った雰囲気だ。

photo:14








自由なこの空気はとても楽しいが、なんせみんながこの人民路に閉じ込められているので本当にやる場所がない。

かろうじてかなり遠くまで離れたところにやれそうなスペースがあったのでギターを置いてみると、後ろのお店のスタッフが出てきて、ここでやるならお店に50元、850円払わないとダメよと言ってきた。

50元は高え………



人民路は路上営業の大激戦区。
そうやすやすとは潜り込めそうにないな。

こりゃ大理の路上は厳しそうだなと思いながら、最後にメインストリートでもう少しだけ歌って宿に戻った。

photo:15












「フミさん!どうでしたか?稼げましたか?」


「フミー!稼げたー?!」


宿に戻ると、中庭のソファーでビールを飲んでいたみんなが興味津々で路上の出来を聞いてきた。

自慢げにバッグの中からあがりの袋を取り出すと、オー!!とみんなが驚いた。

あまりの紙幣の枚数にパンパンになっていた袋から、お金をテーブルに出した。

photo:16




そしてみんなでワイワイ言いながらお勘定。

さすがにみんな手際がいい。

中国人にお金を数えてもらうことの信頼感がスゴイ^_^





ドキドキの中国初日の路上のあがりは…………






photo:17



586元。換算すると9800円!!





すげえええええええええ!!!!!


実質の演奏時間は3時間ってところ。
久しぶりにこんなに稼げた!!!

こりゃ場所さえ見つけてキチンと歌えたらかなりいきそうだぞ。



「フミさん、警察のことは心配いりません。私は大理の役人とか色んな人のこと知ってます。フミさんのこと守れます。フミさんの好きなところでやってください。ハイ、ビール飲みましょう!!」



カンさんが渡してくれた大理ビールでみんなとカンペー。

もうすっかりみんな友達であり、仲間になっている。
俺もタバコを吸う時に、自然とみんなにタバコを配っている。






人が優しい、文化が面白い、見所が多い、飯が美味い、治安がいい。
それに加えて路上が稼げるときた。


ここまで全てを兼ね備えてる国が今までにあったか?

もうヤバイ。どんどんハマってる。


今俺は声を大にして言える。
批判を恐れずに言える。


中国に行かない世界一周はあり得ない。

異文化を味わうことこそ海外旅行の醍醐味。
こんなに面白すぎる国はそうそうない。




最高だ。

旅が面白い。

それを思い出させてくれた中国。

最高だ。








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