きつすぎる……

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7月16日 水曜日
【インド】 ニューデリー







インドのミニお国情報。

★首都………デリー
★人口………12億人
★言語………ヒンディー語、英語その他いろいろ
★宗教………ヒンドゥー教、イスラム教、仏教、キリスト教、
★独立………1947年、イギリスより
★通貨………インドルピー
★レート………60ルピー=1ドル
★世界遺産………文化24件、自然6件





インド最大の都市はデリーでもコルカタでもなくムンバイらしい。盲点。
確かスラムドッグミリオネアの舞台だよな。
やっぱりデカイ街ほどえぐいインドの現状があるんだろうな。

1日1ドル以下で生活する貧困層が国民の4分の1、つまり3億人もいるらしい。イカれてる。
ちなみにマクドナルドの安いセットが2ドル以上する。

そんな貧困の国というイメージなのに、GDPは世界10位とかそんな位置にいる。
国民の数だよな。中国もいまや世界イチの経済国だけど格差はひどいもんだし。
社会主義の思想はどこ行ったんだろ。





ていうかインダス文明って懐かしい。インドだったんだな。
インダス文明が栄えていたのは今から4600年前だって。インド4千年の歴史やん。
そのころから様々な王朝が栄え、勢力争いを繰り広げていたよう。


そんな悠久の歴史を持つ大国の割りにはヨーロッパからやってきたポルトガルやオランダ、イギリスの勢力にあっという間に降伏して植民地になっている。

やられたい放題だったけど、あの有名なガンディーの登場により民族意識の大衆化が進み、第二次大戦後にイギリスの国力低下とともにインドは独立。

現在は高度経済成長を見せながら人口も爆発的に増え続けていて、そのうち中国も抜くみたいだ。





大きなインド。人口も半端じゃない。
方言も合わせると800種もの言語が話されているらしい。

カレー、無数の遺跡、神秘の宗教、カレー、


世界で最も異質な国、インド。
ここに来ずして世界一周はあり得ない。

一体これからどんなものが待ち受けているだろう。















ずっと浅い眠りのままでベッドの上に横たわっている。

意識がずっとあるので夜がすごく長い。
そんな状態なので、真っ暗な部屋の中、もうそろそろ朝かなと思ったらまだ深夜の2時だったり。

病気の時に寝過ぎて時間の感覚がなくなるあの嫌な寝起きを繰り返す。








でも昨日よりかはだいぶマシになってるように思えた。

トイレに立つ時に足がふらつくこともない。
少しは体力が戻ってるようだった。

これならもしかしたら歌えるかも。



と思いながら、また薬を飲むために何か食べようと宿の外に出た。

朝8時のメインバザールはまだ静まり返っており、日中のあの狂ったような活気は影をひそめている。

暑いけれど、それなりに爽やかな朝の街。

photo:01





歩いていたら路上で卵と食パンを焼いてるお店を見つけた。

ひとつ注文すると、目玉焼きのエッグサンドを作ってくれた。30ルピーだったかな。50円。

photo:02




簡素な料理だけど、結構美味しく、体にも優しいと思う。

15ルピーの冷たい水1.5リットルを買って薬と一緒に飲み干した。

汗で水分のなくなった体に冷えた水が染み渡る。






そして路上のチャイ屋さんへ行き、ゆっくりとチャイを飲んだ。

photo:03



当たり前だけどお店によってチャイの味も全然違うんだけど、俺は濃くて甘いチャイが好き。

この路地裏にある路上のチャイ屋さんでこの前飲んだら最高の味だったんだよな。
完璧に好みの味。

オッさんたちと軒下に並んで座ってぼーっとチャイをすする。




そこらじゅうにゴミや生ものが捨ててあるのでハエがものすごく多く、払っても払っても体に止まってくる。

足にちょっとした傷口があるんだけど、気づいたらそこに何匹もハエがたかっているから恐ろしい。

オッさんたちの顔にもハエがたかっている。

子供の顔にも、野良犬たちにも。





photo:04



朝の路上を行き交う人々。
ずっと、何十年も、何百年も、そこまで変化していないであろう光景。

この喧騒がずっとここで繰り広げられてきたんだな。

俺が日本で学校に行ってた頃も、好きな人とデートしてた時も、北海道の田舎町をあてもなく歩いていたあの頃も、ここではこんな凄まじい毎日が営まれてきていたんだよな。


日本に帰ってからもきっと、あー、インドでは今頃こんな感じなんだろうなぁって想像するんだろうな。

世界中の町を思い、世界中の人々を思い、今いる自分の場所を確かめるんだろうな。

体は町にはなれないよな。









少しは元気になったとは思ったが、やはりまだ体のダルさは取れておらず、ちょっと歩いただけで疲れがドッと足にきてしまった。

チャイ代の10ルピー、16円を払って宿に帰った。













体がこんなボロボロになってはいるが時間は待ってくれない。

インドの滞在期間は決まっている。


コルカタからの31日の飛行機に乗らないといけない。
31日と言っても30日の深夜のことなので、実質はあと15日。

この先にはバラナシやブッダガヤといった面白すぎる町が待ち構えている。
早く先に進まないと。





しかしひとつ引っかかっていることがある。


あれはバンコクからインドに飛ぶ前日のことだった。

メールをチェックしていたところ、知らない方から1通のあるメールが届いていた。

それを見てめちゃくちゃ興奮した。


「はじめまして、現在インドのバラナシに滞在している者です。用事があり、これからボスニアヘルツェゴビナに行く予定です。なので金丸さんの持っているボスニアのお金を換金可能です。数日後にニューデリーに行きますのでよろしければお会いしましょう。」



という内容のメールだった。
即座に、是非お願いします!!とメールを返したのは言うまでもなく、ようやくこのボスニアヘルツェゴビナの呪縛から解き放たれる!!と喜んでいたのだが、




あれから4日。返事はない。

1日、2日なら分かる。でも4日はおかしい。


もしかしたら今移動中なのか、

もしかしたら気が変わってしまったのか、

もしかしたらただの佐賀あたりの暇な中学生が俺をおちょくるために送ってきたイタズラメールだったのか、


現在、お金が究極にない状況ではこの何の確約もないメールにもすがりたい気持ちだった。






しかしやはり返事はない。

このままこの確約のないメールを信じてニューデリーでメール主を待ち続けるか?

そうやって俺の旅の日程を狂わせることが佐賀の暇な中学生の狙いなんじゃないか?


そんな考えさえ浮かんでくる。


もちろん、返ってこないメールをいつまでも待ち続けるわけにはいかない。

しかしこんな体調ではとても移動なんて出来ない。

図らずも待つ形にはなっている。

なんとか体調が戻るまでにメールが来ればいいんだけどなぁ………


まぁこなかったらこなかったで、ひたすら頑張って歌えばいいだけのことだ。











ベッドで汗をかき続けること数時間。

夕方になってケンゴ君からメールが来た。

タイとラオスで何度も一緒に飲んだあの爽やかケンゴ君。

彼とはルートがほぼ一緒で、彼も昨日ニューデリーに到着していた。

昨日は本当に立ち上がれない程だったけど、今日なら晩ご飯くらいは行けそうだ。

メールで待ち合わせをして、久しぶりにシャワーを浴びて体を洗って宿を出た。







photo:05



photo:06



このカオスな町の中でそこだけ爽やかな空気があるなと思ったらケンゴ君がいた。

んー、爽やかな野郎だ。



「いやー、インド暑いですねー。僕1日に2枚Tシャツを着てますよー。」



汗をかいたらTシャツを替える。爽やかの条件。

僕は替えない。洗うの面倒だから。
く、臭くないもん!!多分!!






とかいう冗談を少しは言えるくらいには回復していて、ケンゴ君が泊まっているサンタナっていう宿で仲良くなったというお兄さんと3人でご飯を食べに行った。

ちなみにサンタナはインドの超有名日本人宿。
バラナシにもコルカタにもあるらしい。

ここニューデリーのサンタナはドミトリーが350ルピー、550円てとこか。
俺が泊まってるとこはシングルで200ルピー。300円。






テキトーに入った大衆カレー屋さんでテキトーに注文したらオクラが入ったカレーが出てきた。

photo:07



インドを回った旅人がよく、オクラのカレーが美味しいから食べてね!と言っていたけど、うん、こりゃ確かに美味いわ。

ご飯を食べてから散歩しながらラッシー屋さんに行き、食後の一服。
このラッシーがマジで美味い。







ケンゴ君たちは明日隣町のアーグラにあるタージマハルに日帰りで行ってくるとのこと。

日帰りで行ける距離なんだなと思ったらどうやらタクシーをチャーターして行くとのこと。

値段は1万円。
1人5千円。

タージマハルだけでなく周辺のお城やら他の名所にも立ち寄りながらニューデリーまで戻ってくるって流れ。


まぁまぁ高い。

多分頑張って電車とトゥクトゥクを乗り継げば1人2千円くらいのはず。

でもインドのトゥクトゥクはとにかくスーパーぼったくってくるので、毎回そのやり取りをすることを考えたらまぁそれもいいのかな。


「車もう1人乗れるんですよ。もう1人乗ったらワリカンが安くなるんですよねー。行きません?」


「ごめん、今行ったら所持金消えるからやめとく。」


少し残念だけどタージマハルはナシだ。

インドではあまり遺跡には興味はない。

インドの1番重要な遺跡は人々の心の中にある。













楽しく話をしていたんだけど、結構体が疲れていることに気づいた。

まだ全快には程遠い状態で歩きすぎたかな。

へたり込んで深呼吸をした。


「大丈夫ですか?顔色やばいですよ。」


「ごめん、そろそろ帰るわ………」



ケンゴ君とお友達さんには申し訳ないが、どんどん体がきつくなってきて身体中が悲鳴をあげ出した。

寒気と吐き気まで襲ってきて、1秒でも早く横になりたくなってきた。


死人みたいに夜の町を歩く。

うう……きっつ………









2人と別れて宿に戻り、最後のパナドールを飲んだ。

そしてそのままベッドに倒れこむ。

汗まみれの服が気持ち悪くて寝たまま服を脱ぎ無理やり寝ようとするが、まったくもって寝つけない。

暑い……暑いよー………

でも寒気がして鳥肌がたつ………



体に力が入らず、朦朧としながらベッドの上でのたうっていると、ベッドから転げ落ちた。

でももうベッドにまた這い上がる気力もなくて、そのまま汚い床の上で眠った。





明日こそ………明日こそ歌わないと………





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