ツインタワーに行ってみる

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6月2日 月曜日
【マレーシア】 クアラルンプール





真っ暗闇の中で目を覚ます。

どれだけ寝たんだろう。

光が一切なく、今が何時かわからずにiPhoneを見ると10時と表示された。




ゆうべあれから日本人の女の子のカンちゃんと飲んでから、宿に戻って水シャワーを浴びて眠ったのが0時くらいだったから10時間ほども眠っていたみたいだ。

ここ最近チャンギ空港のベンチで寝ていたので個室のベッドはそれなりに快適ではあったがなにせ暑く、シーツが背中に貼りついて寝苦しかった。





もう一度水シャワーを浴びて眠気を覚まし、宿を出た。
まだ午前中のチャイナタウンは夜に比べて静まり返っており、ギラギラとした日差しがアスファルトに照りつけ、向こうでやっている工事中のボウリング音が、ガーンガーンと空に鳴り響いていた。

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昨日教えてもらったカンちゃんのホテルに行くと、ロビーでカンちゃんが待ってくれていた。


「どこ行きます?」


「とりあえずご飯食べよう。さっきそこでカレー屋さん見つけたけど、朝からカレーとか嫌だよね?」


「私朝から焼き肉でもいけます!」


今日のお昼過ぎにタイに向かうバスに乗るカンちゃん。
それまでどこか見て回ろうと話していたのだ。


チャイナタウンの大通り沿いにあるいかにも大衆食堂といった雰囲気のカレー屋さんで、本気のインドカレーを食べた。

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このクアラルンプールのチャイナタウンはインドタウンと隣り合わせになっており、人種が入り混じっているが、圧倒的にインド人の方が勢力があるよう。

色んなカレーが入っているバケットから好きにお皿によそって後から勘定をするんだけど、いくらくらいなのかなと思ったらわずかに10リンギット。300円。
コーラの缶が2リンギット、60円。

安い。


そして旅の最初の頃は10円でも惜しんでいたけど、今は少しくらいの値段の違いなんてまったく気にならない。
たったの数10円、シンガポールやオーストラリアにいたころを思えばなんでもない。

物価は充分安い。あからさまなぼったくりじゃなきゃ値段を気にする必要なんてないし、どうやらマレーシア人は旅行者からぼったくるというアイデアは持ち合わせていないよう。
もっとも土産物店なんかでは話は別だろうけど。



お客さんが全員インド人の店内。
みんな手でカレーを食べている中、カンちゃんと2人でスプーンを使ってカレーを食べた。
なかなか美味しかった。








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それから、汗をぼたぼたかきながら近くのモスクに観光に行ったり、セントラルマーケットという土産物通りを歩いたりした。

相変わらず客引きの人たちは見事に俺たちのことを日本人と見分けるようで、チョットマッテー、ヤスイー、と片言の日本語で声をかけてくる。

アジア人だからといって全員にアチョー!!ジャッキーチェンー!!と言ってくるあのストレスからは解放されたものの、これはこれでなかなかめんどくさいな。

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土産物屋さんにはこれぞアジアといった服がたくさん売っていた。
アジアを回る旅人たちがこぞって着ている股下のないダボダボのズボンや、着心地のよさそうなひらひらの服。

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なるほど確かにカッコいいし、涼しそうで乾燥も早いだろうな。
その土地にはその土地に合った服装があるってわけか。実際マレーシアは半端じゃなく暑いし、これからの東南アジアはどこもうだるような気温だろうな。










ぶらぶらと歩いていたらそろそろバスの時間が近づいてきたので、宿に戻ってカンちゃんの荷物を取り、空港へのシャトルバスが出ている停留所へ。

ボロボロのアスファルトと歩道はキャリーバッグを引くのにこの上なく不便だが、きっとこのクアラルンプールはまだマシなほうだろう。

そんな道を歩いてそれらしき停留所に着くと、横でオッさんがプラスチックのテーブルに座ってチケットを売っていた。

空港まで14リンギットだったかな、450円くらい。



「じゃあバンコクで待ってますから。また飲みましょうねー。」


のほほんとしてふわふわしてて、男心をくすぐる子だったな。
カンちゃん楽しかったよ!!バンコクに着いたらトムヤムクン食べながらビール飲もうね!!ありがとう。











カンちゃんが乗ったバスを見送り、さて、俺もクアラルンプール攻略を始めよう。

とりあえず手始めにこの街の1番有名な観光地であるツインタワーを見に行こう。
というかツインタワーしか知らないんだけど。
他なにがあるんだろ?

あと、ツインタワーではとある人とお会いする約束もしているので、さっき土産物屋さんで買った変な声で鳴くニワトリのオモチャとトロールだけ持って街へ向かった。

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バスやモノレールが一応通ってはいるが、このグチャグチャした街で乗り物に乗る気になれず歩いて向かった。

30分くらいするとKLタワーというかなり高いタワーの足元にやってきて、そこから先がこのクアラルンプールのビジネスエリアになる。

なかなか大きなオフィスビルが立ち並び、スカーフを巻いたムスリムのビジネスウーマンたちがカッコ良く歩いている。

クアラルンプールは大都会だという話を聞いてはいたし、確かにアジアというもののイメージよりは近代的な様相ではあるが、シンガポールに比べるとビルの建ち方もスカスカだし、あの洗練された雰囲気はここにはない。

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ツインタワーはそんなビジネスエリアの真ん中にそびえたっていた。


おお………こりゃ確かにすごいな。

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個性的なシェイプはどことなくイスラミックなテイストがあり、今までに見たことのないような迫力を持っていた。

タワーの周りは綺麗な噴水の広場と緑豊かな公園が広がっており、たくさんの人たちがのんびりと過ごしている。
市民の憩いの場であり、クアラルンプールの目玉観光地といったところか。

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そんなこの公園で野宿しようとして蚊が多くて諦めた旅人の名前を小林イクゾーというらしい。



イクゾー君早くクアラルンプール来ないかな。
そろそろお金出来たはずだと思うけど。

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クアラルンプール名物の夕立が雷とともに降り始め、走ってツインタワーに駆け込んだ。

ツインタワーの内部はこの国イチの建造物の栄誉に恥じない豪華絢爛なショッピングモールになっていた。

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ブランド店が並び、お金持ち風の綺麗な格好の人々で溢れ、さっきまでいたインドタウンとチャイナタウンとのあまりの格差に驚いてしまう。

今も至る所で建築ラッシュが繰り広げられているクアラルンプールだけど、バビロンの底には地面を這いつくばる不具の物乞いと幼児を貸し借りしてお金を稼ぐシンジケートがのさばり、天国と地獄が綺麗に共存している。


オカマに香水はいかが~と勧められて、断ってベンチに座った。










今夜お会いする予定の人というのは、ブログの読者さん。

かつてカツオさんという世界一周旅行者がいたんだけど、あのカツオさんがブログランキングにいたころはとても楽しかった。

かなり個性的な人で、書くブログも面白く、そんなカツオさんといつもデッドヒートするのはいい刺激になったもんだった。

あのカツオさんのブログは、まぁ個性的な内容だったので、とにかくコメント欄にも個性的な人が集まっていた。
炎上もよくしていたし、事務的に嫌がらせコメントを削除する毎日だともおっしゃっていたなぁ。

そんな大変なコメント欄だったけど、カツオさんを応援している熱烈なサポーターの人たちもたくさんいた。

そんな中で1番印象に残っているのが満子さんという方。

ギター侍なんかに負けてんじゃえ!!って熱いコメントで、僕らのデッドヒートをいつも盛り上げてくれて、満子さんファンですなんて人たちが現れるくらいだったもんな。




今からお会いするのがあの満子さんだなんて、まだ信じられないくらいだ。

勝手なイメージでは柴田理恵みたいなおばちゃんなんだけど、もしかしたら高島礼子みたいな超美人かもしれないし、裏をかいてただのおじさんが来る可能性もなきにしもあらず。




こ、怖え(´Д` )

満子さんてどんな人なんだろう(´Д` )




てめぇそんなぬるいこと言ってちゃ濡れねぇんだよ!!ってそんなこと書いてた人がただのおじさんというオチだけはなにがなんでも勘弁してもらいたいところ。



と、言っても、お互いWi-Fiで連絡を取り合っていただけなので今夜このツインタワーに満子さんが来られると確定してるわけでもなく、ただ彼女が現れるのを期待して待ち続けた。










今な予感は当たって、1時間経ってもそれらしき人の姿は見つけられなかった。

もどかしいことにツインタワーにはWi-Fiがなく、メールの確認も出来ない。

待っていても来なさそうだったので一旦ホテルに戻ってWi-Fiに繋げることにした。








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チャイナタウンに戻り、昨日と同じ屋台で10リンギット、300円のご飯を食べ、ホテルに帰ってきた。


そしてメールを確認すると、満子さんからの連絡が来ていた。

行けなくて悪かった、今からチャイナタウンに行く、と書かれていた。



どこで落ち合えるかわからない。
下手に動いてもまたすれ違いになるだけなので、ホテルでWi-Fiに繋いだ状態で待っていた。









個室のベッドに横になりながらぼんやりと天井を見つめる。

狭く暑い部屋にブーン……とファンの音が響く。

なんだか体の力が抜けて何もする気が起きない。

ドミトリーに移ってあのヒッピーたちと軽い会話をするような気にも、レセプションの丸メガネの兄ちゃんとギターのセッションをするような気にもなれない。




なんだろう。


この街は俺になんの刺激も与えてくれない。
もちろんまだたったの2日しか経っていない。これから何か面白いことが起きるかもしれない。


なんだか何かが抜け落ちたような気がする。

なんでだろう。






満子さんからのメールはこの夜くることはなかった。








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