ムンクの叫び

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8月23日 木曜日


ゆうべブログを更新したあとにやっとソフィアから連絡がきた。


なんと昨日、オスロを離れたんだそうだ。

入れ違い(´Д` )


なんてこった、最後にいい友達に会えると思ってたのに残念。
仕方なく夜の雨の中、濡れながら歩いた。
道もほとんどわからないけど、なんとか明日の目的地であるムンク博物館にまでやってきた。

夜の闇が建物を包んでる。
おー……こ、この中に何十億円もする絵がたくさんあるのか。



入り口の横にあるオープンカフェのテントがちょうどよく雨よけになっているので、そこにマットを敷く。
明日オープンと同時に入ろう。
しかし、こんなとこで寝ていいのか?
世界中の泥棒が狙ってるような美術館の入り口で寝袋に包まった。



しかしまぁ案の定、夜中に警備員さんがやってきて車のヘッドライトで容赦なく寝袋の俺を照らし出した。

眩しくて手で顔をおおう。


(´Д` )


ふ、不審な者ではありませんから!!


追い払われ、また荷物を抱えて近くの森の中をさまよった。
オスロの夜、首都は治安が悪いって俺のことか?
ブーツの足音、伸びる影、そうさミッドナイトランブラーの話さ。





木の下のベンチで目を覚ました。
なんだか喉に違和感がある。
イガイガと苦しい………
これは間違いなく風邪のひき始めだな。タンがからんで激しく咳き込むと胸が痛い。
あー、絶対あれだ。湖で泳いだのがいけなかったんだ。
タオルも持ってない自然乾燥だし、雨続きでずっと濡れてたからな。
だからといって休むわけにはいかない。ていうか旅に休みなんてないし、休む場所もどこにもない。


photo:01


9時半に美術館に行ってみると、開館30分前だというのにすでにけっこうな人が今か今かと待ちわびていた。

100年前の画家。
あ、あ、あ、あのムンクだよ。
photo:02





ドキドキする。
😱
ムンクって書いたらこんな絵文字に変換されるほどの超有名な絵を生で見られる!!
一体どんなパワーを秘めてるのか、想像もつかない。


そして10時に開館。
なだれ込む人々。
入場料は95クラウン。高ぇな。
地球の歩き方の外国版を持ってる人に見せてもらった時は75クラウンって書いてたのに。
値上がりしたのかな。


チケットを購入して先に進むと、今度はボディチェック。
かなり厳重。
上着まで脱がないといけない。
空港のようなゲートをくぐり、ライターを取られ、ようやくここからスタートだ。



そしてムンクとご対面。

見てしまった。叫び………


身体中の感情を全部吸い取られるような色。
曲線の怪しさ。

他にもたくさんの絵が展示してあったけど、ムンクの絵には対象が存在する背景がまざまざと描かれていて、残酷なまでに感情的だ。
不安、孤独が迫ってくる。

メランコリーって絵がたまらなかった。

ムンクの絵はまさしく憂鬱そのものだ。


てかみんな写真撮りまくってたな。よかったのかな?
美術員さんの目の前で写真撮ってても注意されてなかった。
中にはフラッシュたいてる奴までいた。フラッシュはさすがにまずいだろ?色を劣化させるはずだよな。

俺もこっそり叫びだけ写真を撮った。



いやー、満足。
美術館、博物館にはあんまり行かないけど、これから有名どころは抑えていこう。
有名なのにはそれなりの理由があるんだからね。

あ、お土産物も面白いがいっぱいあったよ(^-^)/
これはiPhoneケース。さすが美術館。センスがいい。
photo:03







よっしゃ!
ノルウェーはこれで満足!!
もうこれ以上の回り方はないってくらい回った!!後悔なし!!
てか時間かかりすぎ(´Д` )

もうちょいスイスイ行こう。


さて、国を出るに当たってやらなければいけないこと。
硬貨の紙幣化だ。

たくさんの硬貨を持っているんだけど、次の国に行った時にコインは換金してもらえない。なので紙幣にして持っていかないといけない。
これを知らないでロシアルーブルは結構もったいないことしたからな。

てなわけで郵便局へ。
紙幣にしてくださいとコインをズシリとカウンターに置く。
前回ボーデの郵便局で換金してもらった時、無料でやってくれたからその頭でいたんだけど、さすがは都会だ。
3%いただきます、だってさ。
2000クラウンくらいあるから60クラウンはもっていかれる。
クソ、まぁオスロは国境近くの街。俺みたいなツーリストがたくさんいるんだろうな。


そらからバスターミナルに行ってスウェーデン、ストックホルム行きのバスを調べる。

ほんとはオスロからだったら南下してヨーテボリに行き、そのままデンマークってのが手っ取り早いんだよな。
ストックホルムは遠い。
でもやっぱり首都は行っとくべきかなー、って悩んだ結果、行くことに決めた。

先日のクリスチャンサンからオスロまでのバスが360クラウンだったのを考えると、今回はさらに距離があるので500クラウンはするかなー、と恐る恐る受け付けで聞いてみる。


279クラウン。
なんだとこの野郎!!
旅人の味方かお前は!!

ありがとう(^-^)/


しかも出発が夜の23時。
7時間かかるので、朝目を覚ましたらストックホルムおはようさんだ。
さらにさらに、こっちの長距離バスって、なんとバス内にWi-Fiが飛んでるという素晴らしい気配り。



チケットを確保したところで、空いた時間で路上をやった。
喉が痛いけどガラガラ声を振り絞る。
見向きもせずに通り過ぎる人々。それでも振り絞った。負けてたまるか。



photo:05


雨が降ってきてストップするまで1時間で200クラウンゲット。
これがノルウェー最後のクラウンだ。

クラウンはおそらく世界でもっとも強いお金のはずだから、ノルウェーにいるうちになるべく稼いでおきたかったんだよな。
今まで節約してコツコツ貯めたクラウンをユーロに換金したらすごい金額になるぞ。
その分用心しないとな。


余った小銭は持っていたってしょうがない。処理するためにバーガーキングへ。
安い17クラウンのハンバーガーを買えるだけ買った。



さぁ、ノルウェーともこれでおさらば。
トロムソから始まり、オスロまで、

長かったーー!!

ほぼ1ヶ月いたなー。なかなか先に進めなかったのは人が素晴らしかったから。そしてこんなにスケールのでかい自然があるとは思わなかった。
あとはステーブチャーチの存在感。あれだけでもノルウェーは行く価値がある。

細かく回ろうと思ったらもっともっと行きたい場所はたくさんある。
でももうこれで勘弁してくれ!
日本の時くらい細かく回ろうと思ったら200年はかかる。


スウェーデンは北部は完全スルーになる。
でも北欧はもうノルウェーが頑張ってくれたから満足!!
早くEU圏に行くぞ!!



ノルウェーバイバイ!!
出会ったみんなバイバイ!!

photo:04





あ、ムンク見たい?



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