サンチアゴは路上激戦区

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3月8日 土曜日
【チリ】 サンチアゴ





オーストラリアってイータスっていう電子渡航認証システムがあるんですよ。

アメリカのエスタと同じようなもんです。


オーストラリアはアメリカの時みたいに陸路入国はできませんからね、100%取得しないといけません。


ではさっさと取得してしまいましょう。










クレジットカードねぇし…………




ああ………クレジットカードがないと生きていけないこの世界の仕組み嫌い!!!

チクショー、カードさえあればインターネットサイトから一瞬で取得できるってのに………




というわけで旅行代理店で申請してもらうことに。

イータスの申請、ボリビアーノの換金、そして路上演奏、

ああ、忙しい1日になるぞ。








photo:01



「おはようございまーす。」


「あ、おはよー。」


日本人宿の朝。暖かな日差しが中庭に差し込む。

サンチアゴのホステルタレスにはマチュピチュ、ウユニ、アタカマ砂漠からの流れの旅行者がたくさんいる。


だいたいこのサンチアゴからイースター島に飛ぶか、南に下ってパタゴニア地方に氷山を見に行くかに別れるようだ。

みんな一生懸命アイパッドやiPhoneをいじりながら情報を調べている。

photo:02





「ヨウスケ君、今日なにするの?」


「ちょっと市場に行って飯食べてあとはバスターミナルにパタゴニア行きのバスを調べに行くくらいっすね。」


「あ、じゃあ俺も一緒に市場に行っていい?」


「いいっすよ。」



というわけで宿でのんびりしてから昼すぎにヨウスケ君とセントロを目指した。








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まぁただの都会だわ。
建物は綺麗だし、公園は整備されているし、地面がボコボコしてなくてすごく歩きやすい。

そして人々のファッション。
雑誌の中から出てきたようなオシャレな服はもちろん、サブカル的な奇抜な格好をした若者たちもたくさんいて、サンチアゴがいかに文化的に進んでいるかがわかる。

街の全てが洗練されてる。


これもまた同じ南米の顔なんだよな。
地球の裏側の、南半球の大陸の端っこにもこんなに先進的な国が存在することに驚く。
人間の世界はどこにでもある。








真夏の日差しが照りつける中、中央市場にやってきた。

もうものすごい大混雑。
人多すぎ。
なんだこの活気は。楽しすぎるぞ。

露店や物売りで溢れごちゃごちゃしているんだけど、街の空気とあいまって市場でさえも洗練されて見える。


あまりの人の多さにまともに歩くことも出来ず、なんとかメルカドの建物に近づいていくと、外にたくさんの食堂が並んでいた。

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安い!!


街の食堂が3500~4000チリペソ、700~800円するこの国なんだけど、ここはどのメニューも1500チリペソ。300円。

迷わず入った。


そして出てきたのはペスカドフリト、魚のフライ。
南米ではどこでも食べられるメニュー。

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チリといえば海産だと聞いていたんだけどその味は、







マジでスーパー美味え。
何これ、ビビるくらい美味い。

最近本当にまともなもの食べてないのでこれやべえね!!ってヨウスケ君と思いっきりガッツいた。








ここでヨウスケ君と別れ、俺は旅行代理店探し。
早いとこイータスを取得しないと、もうオーストラリアのフライトまであと2週間ちょいしかない。

誰かから聞いた情報では、イータスは申請してから発行されるまで少し日数がかかるとのことだった。

イースター島を心置きなく楽しむためにも早くやってしまわないと。




って街の中をひたすらに歩き回ってみるんだけど、どこにも旅行代理店が見つからない。

まったくない。
ていうか閉まってる。今日土曜日だもんね(´Д` )

マジか………1日も早くやってしまいたいところなのに………




そんな中、かろうじて1軒だけ開いてるお店を発見。

すぐに中に入った。


「英語喋れますか?」


「スィー。」



英語で聞いてるのにスィーっていういつものパターン。
もうこの時点で怪しいけど、なんとかことの次第を説明していく。



「3月26日にオーストラリアに行くんですが、イータスを取得したいです。ここでできますか?チケットはもう持ってます。」


「ちょっと待ってねー、………えーっと………何日に行くんだって?」


「……今月の26日です。」


「………えーっとね………あー残念、その日はもうチケットないわ。別に日にしないかい?」




チケット持ってるって言ってんだろこの野郎!!!

まったく話理解してねぇ。



「だから、チケットはすでに持ってます。イータスっていう、えーっと、あーもう、なんて説明すればいいかわからん!!」


「4月だったらまだチケット取れると思うぜ。」



英語喋れるって言ってまったく話せないおじさん。イータスという存在自体知らないみたいで、がっくりと店を出た。

隣には換金屋さんが並んでいる。

レートを見てみるがボリビアーノはやはり悪い。
その代わりアメリカドルは正規のレートよりも高いという状況。



ダメだ………

何にも出来ねぇ………

時間が無駄に過ぎていく。



イータスの申請には20オーストラリアドルが必要になる。
さらにサンチアゴにいるうちにイースター島の食料代やホテル代を稼ぎ出さないといけない。
もちろん今泊まっている宿の1泊6000チリペソ、1200円という高い宿代も。

時間はまったくない。


代理店は月曜日に飛行機に乗る前に行くとして、さっさと路上やるぞ。








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サンチアゴのセントロには街路樹が綺麗に並ぶ美しいショッピングストリートが何本も通っている。

今までの中南米みたいにラテンの音楽が爆音で流れたりしておらず、落ち着いた雰囲気が漂い、並ぶお店もみなハイセンスだ。

まさにヨーロッパの空気。


路上をやるのに最適な通りだなぁと歩いていると、まぁそっこらじゅうに大道芸人たちの姿。

しかもみんなレベルが高い。


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銅像パフォーマーは上半身裸で身体中に金色のペイントをほどこしている気合いの入りようだし、リフティングパフォーマーもただサッカーボールでリフティングするのではなくテニスボールやリンゴ、さらには目をこらさないと見えないほどの小さな豆でリフティングしている。

マジで半端じゃねぇ!!!

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南米でよく見る路上コメディアンもたくさんの人を集めているし、初めて人形劇なんてものも見た。

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音楽でも個性的なパフォーマンスが多く、バスドラとハイハットを背中にしょって軽快に踊りながら手に持ったバチとカカトに結んだ糸でリズムを刻むというコンビ。



こいつは素晴らしいなと思ったのが、この人。

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ピアノの曲をスピーカーから流しているんだけど、前に置かれたオモチャのピアノと人形を足のペダルで操って可愛く演奏させている。

なおかつ自分もバイオリンを演奏。

昼下がりの日差しの下での微笑ましいパフォーマンスにガンガンお金が入っている。




おー、さすがに物価が跳ね上がっただけある。
パフォーマーのレベルがマジで高え。


そしてこれだけパフォーマーがわんさかいるということは路上演奏に問題はなさそうだ。


周りのパフォーマーの邪魔にならないように、静かで雰囲気のいい場所をチョイスしてチリ一発目の路上開始。

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喉の調子は悪くない。

ポジションもかなり良く目立つ位置を確保している。

のだが…………


やはり凄腕のパフォーマーたちがひしめくこのエリアでは人々の目も肥えていてなかなか立ち止まってくれない。

立ち止まってもしばくしてそのまま歩いていったりしてお金を入れてくれるまでが難しい。


中南米に入ってから人だかりに取り囲まれることが当たり前になっていたので、なんだかこのヨーロッパやアメリカの頃のような反応が冷たく思えて仕方ない。


でも本当はこんな反応の中でこそ稼げるようにならないといけないんだよな。


通りが暗くなるまで3時間。
頑張って歌ってあがりは26000ペソと2ドルと2000コロンビアペソ。

50ドルちょいってとこか。

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「マジ良かったぜ。日本最高だぜ。」


荷物を片付けていると話しかけてきた若者たち。

顔中にピアスをしていかにも危なそうな野郎だ。
大丈夫かこいつ?


と思ったらただのいい奴で、大のジャパニーズロック好きの兄ちゃんたち。
ビジュアル系を中心に俺も知らないようなバンドをたくさん知っている。


びっくりしたんどけど、チリって本当に日本がメジャー。こんにちは、ありがとうくらいの挨拶の言葉は当たり前、簡単な単語で会話ができるレベルの人がとても多い。

南米ではどこの国でもそうだったんだけど、チリはそんな中でも飛び抜けてる。もしかしたらコロンビアに並ぶくらいの親日国かも。





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そんなシャムシェイド好きの若者たちに買い物したいと言うとわざわざスーパーマーケットに連れて行ってくれ、さらにホステルまで歩いて送ってくれた。

マジでいいやつらだったな。

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宿にはたくさんの日本人。
みんなそれぞれにパソコンをいじったりトランプをしたりしている。

そんな中、ヨウスケ君が作ってくれたラーメンと野菜炒めでビール乾杯。

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中庭でみんなに混じって飲んでいると会話も弾んでいく。


俺より年上のバッグパッカー、えっちゃんケンさんと仲良くなりみんなで乾杯した。


「このエッちゃんがAV女優やってるんだ。」


「そうそう、でもいつも企画もので単体に出させてもらえないんだ、うふふ。」


いや、本当か嘘かわからん(´Д` )

めちゃ面白い人たちだったな。

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宿のスタッフのドナがめちゃ可愛い。

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さぁ、明日もやることいっぱいだ。
ひとつひとつ終わらせていかないとな。






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