本当は寂しいくせに

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3月1日 土曜日
【ペルー】 マチュピチュ ~ クスコ






足が死ぬ。

なにこの痛さ。


痛い痛い痛い痛い痛い痛い。


恐ろしいほどの筋肉痛で立ち上がってトイレに行こうとしたら、ひいいいい!!!ってなってその場から動けなくなった。

痛いです。



な、なるほど、クスコの町でマッサージー、マッサージーって客引きがたくさんいたのはこうことだったのか………
今理解した。




痛すぎて一歩も歩きたくないけど、昼の13時に水力発電所に迎えのバンがやってくる。

また2時間山の中を歩いて13時までに水力発電所に行かなければ…………


荷物を担ぎ、街にいるチンピラみたいな歩き方で宿を出た。








photo:01



快晴の空。
暑いくらいの日差しが谷間の村に降り注ぎ、昨日登った切り立った山々を照らしている。

電車の汽笛がどこからかこだまし、また新しい観光客を乗せてやってくる。


昨日朝から早起きして登ったけれど、俺がマチュピチュを降りる昼すぎくらいからバスで登ってくる人たちもたくさんいた。


朝、電車でクスコを出て、このアワスカリエンテに昼前に到着して、それからご飯を食べてバスでマチュピチュへ登る。

ワイナピチュなどの山に登らなければ、3~4時間もあれば充分マチュピチュは堪能できると思う。


あまりハードなことをして体力がなくなっている状況の方が観光を楽しむことに集中できないと思う。

特にマチュピチュみたいな世界屈指の観光地だったら、コンディションを万全に整えて臨むべき場所だと思い知ったなぁ。

photo:02





めちゃくちゃきつかったマチュピチュ観光。
でもお金を払えばいくらでも楽はできる。

この最高の人類の遺産を心置きなく楽しむために、ある程度の出費は覚悟しなきゃいけないな。










photo:03



暑い日差しが照りつける線路の上をよろめきながら歩く。

木漏れ日が揺れ、背中に汗がにじむ。

歩きながら色んなことを考える。




このマチュピチュでたくさんの日本人を見た。
ものすごくたくさんの日本人がそこらじゅうを歩いていた。
こんなの今までの海外で初めてのこと。
あまりに多すぎて逆に引いてしまうほどに。


そしてこんなにたくさんの日本人がいたのに、友達を作ることが出来なかったどころか、ほとんど会話することもなかった。



ここでふと思う。
それはおかしなことじゃないのかと。

俺は別に日本人を避けてるわけではない。
海外なんだから海外の人たちと交流をしなければいけない、日本人とばかりつるむやつは度胸がないつまんないやつ、なんてこと旅の前半のヨーロッパあたりでは多少思っていたけど今ではもうそんなこと思わない。

日本人だって同じ地球人なんだし、そういう旅が好きならそれでいい。
面白いやつはたくさんいる。


動いていくその中で国籍関係なく人との繋がりをたくさん作ることが出来る、それが最高だと思う。



海外で日本人と仲良くなってどうするの?と言う人は確かにいる。日本人とつるまないよう貫いてる旅人も多い。

でも今回のマチュピチュで、仲良くなれない人の方がむしろ問題があるんじゃないかと思った。



photo:04





俺はいつの間にか日本人の人たちから敬遠されるような雰囲気を出してしまっているのかな。

それを、日本人はあーだこーだと言って相手のせいにしているんじゃないのか。

省みる点がたくさんあるんじゃないかなとふと思った。

人と繋がるということのもっと深い意味を想像できる男になることが出来れば、きっともっと自然に人との関わり合いの中に身を置くことが出来るようになるはず。


そんなことを考えていたらあっという間に水力発電所にたどり着いた。








photo:05



汗をダラダラ流しながら木陰で休んでいる観光客たち。
みんなここにやってくるバス待ち。

13時半をすぎると続々と人が集まってきて、みんなそれぞれのバンを探している。

すでにたくさんのバンが並んでおり、ドライバーやガイドのおじさんがマイケルー!!カルロスー!!と名簿の名前を大声で読み上げている。

そしてみんな慌ただしくバンに乗り込んでいく。



俺はリーナから直接話を通してもらったのでチケットも持っていない。
会社の名前もドライバーの名前もわからないので、とにかくひたすら待つのみ。

日本人でギターを持ってるなんて珍しいやつのことを忘れることはないだろう。






やがて広場のバンは全部いなくなり、心配がつのりはじめる。
まさか置き去りにされたんじゃ………



と思っていたら14時集合と言っていたバンは30分遅れで到着。

取り残されていた7人を乗せてバンは走り出した。

よかった。置き去りにされてたら洒落にならんよ。







photo:06



来た時と同様、ものすごい崖の上を転がり落ちそうになりながら走っていく。


photo:07



photo:08




氾濫した沢、舞い上がる砂埃、覆いかぶさる雲、

みんなさすがに疲れており、さっきまでワイワイお喋りしていた白人たちも爆睡している。

photo:09



photo:10



photo:11





真っ暗な山の中を駆け抜けていくバンの中、ずっと日記を書いていた。










photo:12



20時半にバンはクスコに戻ってきた。
街灯がまたたき、たくさんの人が通りを埋め尽くし、町の活気が溢れている。


車を降りるとガクガクと膝が崩れた。
あ、足が痛すぎる…………

そしてまた一気に3000メートル超えの高地に上がってきたので空気が薄くて少し歩いただけで息が切れてしまう。

寒い。







ボロボロの体で向かったのは、いつものメインストリート。

今夜は土曜日。
楽しそうな人たちで溢れている。


疲労困憊した体でギターを取り出す。




「ハーイ!!フミ!!戻ってきたのかい!?」


「あ、君この前リマのバランコ地区で歌っていたね。君のことを追いかけてるよ!!」



すぐに人だかりが出来上がり、俺を取り囲んだ。
どこにあったのか体から力が湧き上がってくる。

全力を尽くせ。根性だ。
根性さえあればたいがいのことはなんとかなる。


photo:13





張り詰めた静寂の向こうから聞こえる
あの懐かしいメロディがそっと胸を打つ

外灯の下
佇んで思い描く
この道の終わりを
外灯の下


photo:14




夜のあがりは1時間半で124ソルと1ユーロ。
合計50ドル。



やったぞ………

親切なおじさん、ありがとう!!

photo:15









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