タイムズスクエアを見下ろしながら

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7月4日 木曜日
【アメリカ】 ニューヨーク





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廃人、解禁です。


今日からニューヨークを攻めていきます。


宿のスタッフさんに挨拶して出発。

ムーンパレスさん、お世話になりました。










ニューヨーク。

ビリージョエル、トムウェイツ、スティング、真夜中のカウボーイ、


えーっと、



あんまり出てこない(´Д` )




あんまり出てこないけど、とにかく物凄くたくさんの憧れに満ちた街。


世界イチの大都会。


これだけ近代的な街なのに、テレビに映るニューヨークは、どこか御伽の国のような、現実味のないイメージだった。

あまりに日本と、ていうか俺のいた場所からかけ離れていたからかな。




摩天楼、ジャズ、ファッション、

様々な音楽と映画の中で見てきた、エンターテイメントの中心。


果たしてここで稼げるか。

そして稼ぐためにはもっと何が必要なのか。

勉強しよう。









マンハッタンのど真ん中、地下鉄タイムズスクエア駅で降りて地上に出た。



ど、どんなとこだろう………



ドキドキ…………


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そこにはナイアガラで見た、あの目がチカチカするようなど派手な看板と巨大スクリーンが空を埋め尽くしていた。

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そそり立つ高層ビル、うごめく人々、屋台が歩道をせばめ、客引きが声をあげる。

イエローキャブが走り回り、店からは音楽が鳴り響く。





な、なんだこりゃ…………


あ、頭がクラクラしてくる………



た、タイムズスクエアは後回しにしよう。

先に行くところがある。










実は1ヶ月近く前から、ニューヨークに住むとある方からうちに泊まっていいですよ、とお誘いを受けていたのだ。

もちろんお会いするのは初めて。

緊張する。





送ってもらっていた住所と地図を見ながらやってきたのは、タイムズスクエアから10分ほど歩いたところにある高層マンションだった。









は?こ、ここ………?


嘘だろ?





回転扉を押して中に入ると、高級ホテルみたいなエントランスに、スーツをビシッときめたベルボーイさんがいる。



「あ、え、あの、あのぅ、友人を訪ねて来たのですが…………」


「イエッサー、何号室になりますか?」



ニューヨークのタイムズスクエアにある高級マンションにお前みたいなゴキブリの友達がいるわけないだろう通報してやる!、とは言われずに、とても丁寧に通していただいた。











マンションの40階。


て、天上人!!


人ってこんなに高いところに住んでいいのですか?

高山病とかならないんですか?





「あー、はじめましてー。どうぞどうぞ。」



天上人がいました。

とても優しい人間の形をしていました。



お招きしてくださった方のことを詳しく書いたら、コンクリート詰めにされてボストン川の魚のエサにされてしまいますので、ご想像にお任せします。



とりあえず、窓からの景色が支配者層のものであることは間違いありません。

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ハハハ!!見ろ!!人間がゴミのようだ!!




嘘です。調子に乗りました。
あ、アレですからね。ジブリのあれ。









挨拶を済ませて荷物を置かせていただいて、早速路上に出かけました。

えーっと、マンションの親分のことは名前を出せないので、ここではボスと呼ばせていただきます。



真夜中のカウボーイみたいに、屈強な体にモノを言わせて金持ちマダムを捕まえたんだぜ!!って言いたいところですが、僕の体は今にも折れそうな腕とかしてるので、残念ながら違います。






ボスから聞いた話では、セントラルパークの中が路上パフォーマンスに向いている、とのことなのでそこに向かってみた。


セントラルパークってのは、この高層ビルが隙間なくひしめくマンハッタンの中にある、とんでもなく広大な森林公園。



静かな湖もある市民の憩いの地であり、同時に路上パフォーマーたちの大激戦区なんだそうだ。


タイムズスクエアでももちろんたくさんやってるそうだけど、やかましいのでみんなスピーカーを使ってて生音じゃきつい。


生音でいくならセントラルパークだ。













話し通り、セントラルパークにはもう凄まじい人が歩いていた。

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ここ、公園だよな?

街の真ん中じゃねぇよな?


ってくらいの人口密度。


芝生の上に寝転がる人たちは、読書をしたり体を焼いたり、カップルでイチャイチャしてたり。

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そんな人たちがどこまでも芝生を埋め尽くしている。



バレーをしたり、ラグビーをしたり、ローラースケートをしたり、


走り回る馬車、

人力車もこれでもかってくらい客引きしてる。


こりゃ、すげーや。

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セントラルパークには、俺が必ず行かないといけない場所がある。


それはストロベリーフィールズと呼ばれる一角。


向かって行く途中、ストロベリーフィールズに近づくにつれ、そこらじゅうにギターを弾いてる兄ちゃんやオッさんがいて、みんなしてイマジンを歌っている。

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そしてストロベリーフィールズの真ん中へ行くと、そこには人だかりができいた。


地面にイマジンと描かれたモニュメントがあった。

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このストロベリーフィールズのすぐ横、道路を挟んだ向かいに、あのダコタハウスがある。

オノヨーコが今も住んでるという家。


そしてジョンが路上で射殺された場所。




今もジョンを偲んで、世界中の人々がここを訪れている。

もちろん俺もその1人。

ビートルズのメンバーはみんな天才で、ポールの偉大な音楽は歴史に刻まれるものだけど、俺はジョンのドロドロとしたノスタルジーと剥き出しの感情がぶちまけられたロックが大好きだ。

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ジョンは実在した人物。

平和を叫び、世界を変えようとした男。

ジョンが死んでもう30年。

世界はいまだ国境問題と宗教対立と権益の戦争に彩られている。




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ジョンは言った。想像しようって。

しかし今も昔も、想像することすら難しい。

世界を旅し、実情を目の当たりにすればするほどに難しい。


だからこそ、歌おう。


さぁ、路上やるぞ。















セントラルパークの中は凄まじいほどの人で溢れかえっている。

どこで歌おうが、人通りには困らない。

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のだが、おかげで一定間隔でそこらじゅうにパフォーマーが陣取っており、入り込む隙がなかなか見つからない。


こりゃ激戦区もいいとこだ。

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そして人通りが多い良さそうなポジションであればあるほど、パフォーマーのレベルも上がる。


そこらへんの小道では、サックスのおっちゃんとかバイオリンの兄さんとかがノンビリ音を出しているだけ。

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向こうの観光客がひしめく噴水近くでは、凄腕のパフォーマーがショーのように練り上げられた芸を披露している。

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レベルはまぁ、とことん高い。

もはや技術なんかの次元ではなく、聴覚はもちろん、視覚でもどれだけ楽しませられるか。
個性的でショーの要素を取り入れており、見ていてたしかにワクワクする。


観客も盛り上がって、フォォォォォイ!!!と声をあげている。






こんな中で俺が稼げるか?


とりあえずやってみた。


道端で。

暑すぎて死にそうなので、上半身裸でギターを鳴らす。

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30分後………








ギターケースの中には3ドル。




あまりにも切なくてギターをしまう。










う、うおぉ…………


へ、凹む…………

地味に凹む…………



アメリカでは俺はクソみたいに通用しないのか…………











い、いや、諦めるのは早いよ。

今までいろんなところでピンチを乗り越えてきたやんか。

必ず稼いでやる。








場所を変えて、凄腕の人たちが変わりばんこでパフォーマンスしている、1番の人気スペースへ。



奇妙な声をあげ踊りながらバイオリンを弾く、演劇的な2人組のパフォーマンスが終わるのを待つ。



そして彼らが終わった瞬間、ギターを取り出す。



やっちまえ!!!



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2時間後…………


ギターの中には38ドル。


今日の合計41ドル。







よし、ニューヨーク稼げる。

他のすごいパフォーマーみたいにがっぽりは稼げないけど、それなりには稼げるぞ。



うおおお、震えるぜ………

道を切り拓いてやるぞ。






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帰りにちょっとだけお土産のお酒を買ってボスの家に戻った。




「金丸君、そろそろ時間だね。ベランダに出ようか。」



シャンパングラスを片手にベランダへ。

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ベランダから見えるタイムズスクエアのビル群。

背くらべみたいにいくつもの高層ビルが連なり、様々な形の直線が光を放って夜を照らしている。

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せわしない道路の車やビルの屋上など、普段絶対に見ることのできない場所から街を見下ろす。


ここはビルの40階。



パトカーや救急車の、いろんなタイプのサイレンが幾重にも響き渡る。

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夢の街、ニューヨーク。

欲望と羨望と失望が、サイレンとともに渦巻いている。


あらゆるものかゴミみたいに転がっている。

地上の底辺をうごめく人々。

みんな懸命に生きている。

このハリボテの街で、夢にすがりついて生きている。


諦めるのも、追い続けるのも、全てが自由。




ここでは強くならないといけない。

自分の力で生きていく強さを持たないといけない。








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今日は独立記念日。

摩天楼の人の夢の塊の上に、いくつもの花火が乱れ咲いた。

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