折り紙お届け人が可愛すぎ

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5月12日 日曜日
【オランダ】 デルフト







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なかなかいい寝床だった。


静かで、誰も来ない池のほとり。


テントをたたんで町に向かった。











いやー、それにしてもこのデルフト、風情がある。

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この用水路、運河というのかな。


マジで町中に張り巡らされている。

水の都とはこのこと。

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まさに、ヨーロッパの飫肥、とでも申しましょうか。










はい?飫肥って何?




飫肥を知らねえええだとおおおおコノヤロウ!!



あの歴史的な町並みの中をたくさんの用水路が流れ、錦鯉が優雅に泳ぐ風光明媚な観光地である宮崎の飫肥町を知らない!!??













知らないですよね。

わかります。

飫肥天、美味しいですよ。












いくつもの橋がかかり、窓のすぐ外が水面という近さ。

こちらの陶磁に青の絵付けがほどこされた焼き物をデルフト焼きというそうな。

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話ではフェルメールの記念館みたいなのもあるそうです。
フェルメールが生涯を過ごした町なので。






古びた町並みの中を縦横に水路が流れるその姿はまさに、ヨーロッパの郡上八幡、とでも申しましょうか。








はい?郡上八幡てなに?












郡上八幡を知らないいいいいいいええええええぁぁぁぁぁ!!!???











もういいですか。

郡上八幡きれいですよ。









ていうかチャリ乗りすぎ。

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トルコ人ケバブ食いすぎだけど、オランダ人チャリ乗りすぎ。



同じヨーロッパなのに国境越えた瞬間ここまでチャリ乗りすぎって思えるほど変わるオランダ人、好きです。

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運河の間に入り組む脇道にマクドナルド発見。

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このローカルさがいいね。












メッセージをチェックすると、モフモフさんからメールが来ていた。


「12時に新教会の前で待ち合わせましょう!!折り紙持っていきますね!!」




このデルフトには、新教会と旧教会がある。

どちらもこの脇道と運河がアミダのように複雑に入り組んだ中心地にあり、背の低い町並みの頭上にズゴーンとそそり立っているので、迷子になっても教会の塔を見上げれば自分の位置がわかる。

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新教会の前でパイプをふかしながらモフモフさんを待つが、12時をすぎても日本人らしき人影はどこにもない。


どうしたのかな。




ああ、そうか。
きっと部屋に引きこもってパソコンを1日中いじりながら人生の時間を持て余している山梨あたりの中学生にもてあそばれてしまったのかな。
そっか。










でもそこに超可愛い女の子が走ってやってきました。


「金丸さん、ハァハァ……ここ新教会じゃないです……ハァハァ。」




ご、ごめえええええんんん(´Д` )




こうしてお会いすることが出来たモフモフさん。
デルフト在住の女性。


ブログを読ませてもらったら、何やら手芸をされている方なので、勝手におばちゃんを想像していたんだけど、







ベラボーに可愛い。

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「これ、ちゃんとした和紙の折り紙です。まだ100枚くらい入ってると思います。それで、ちょっと折っときましたから。」





純和風。和紙の折り紙。

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こんな綺麗な折り紙があるのか?ってくらい素晴らしい和柄の紙。


しかもすでに30羽くらい折ってくれていた。

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あ!!しかも手裏剣も入ってる!!


「手裏剣、教えてあげましょうか?男の子はナルトとか見てるから手裏剣好きだと思いますよ。」


カフェでコーヒーを飲みながら、モフモフさんの折り紙講座を受ける。


ここで今まで鶴の折り方を間違ってやってたことが発覚。




あの途中のカパッと開いて潰して折る難しいとこあるじゃないですか。


ギターでいうFコード並みにハイレベルなとこ。


あれに手間取って1羽折るのに5分くらいかかってたんだけど、正しい折り方だったらめちゃ楽勝おおお!!!



これなら1羽3分くらいでいけそう!!

モフモフさんは1羽1分くらいで折ってましたけどね。




さすが、女の子はすごい。

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手裏剣は、なかなか簡単だね!!
















オランダで暮らすことの大変さとか面白さとか、そんな話をする。


お節介なくらい優しいところとか、

チャリ乗りすぎとか。


こっちのチャリには小型のエンジンを搭載したチャリがあるらしく、道を走っていてお婆さんを追い抜かしたりすると、後ろからエンジン全開で追い抜き返してくるらしい。


面白い。


モフモフさん、とても自然体で話せる落ち着いた柔らかい空気を持ったリスみたいな女の人だ。




俺のブログを読んでくれているモフモフさん。

俺がビール好きなのを知ってらっしゃる。


飲みに誘ってくれた。



夜に合流する約束をして、俺はまた町を散策し、マクドナルドに戻って充電したり日記を書いたり。





いや、路上ももちろんやりたいんだけど、やっぱ日曜日はダメだね。

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すべてのお店が閉まっており、人よりカモの方がたくさん歩いています。




あ、運河の町なのでカモがそこらへんペタペタ歩いてます。



普通カフェにエサもらいにやってくるのって鳩じゃないですか。

この町はカモです。

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カモがペタペタ歩いてきて、ガーガー言いながらなんかくれないか席を回っています。

勃起レベルに可愛いです。













さて、夜になりモフモフさんと合流。

彼女がちょっと最近気になっていたというバーへ。

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ここもまた運河の目の前にある地元の人たちのバー。

いつも満員で賑わってるから来てみたかったんだそう。

そういうのっていいよね。

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オランダ人はチャリ乗りすぎですけど、ビールも飲み過ぎです。

ご存知ハイネケンの国です。


ちょっと詳しい人ならアムステルも知ってますよね。

ビール大好き国民です。



南のベルギーももちろん世界に名だたるビール国。


お隣のドイツは頭おかしいんじゃないかってくらいビール飲みますよね。

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そんなオランダのバー。

ビール以外のお酒がほぼありません。

お客さんもみんなビール飲んでます。

ビールだけでつまんねーとおっしゃるのは日本人だから!!


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このビールサーバーの数。

カウンターにズラリと並んだ様々な種類のドラフトビールたち。

さらに後ろの棚には、これまたものすごい種類の瓶ビールの山。


8ページのメニュー表の6ページがビールの種類です。



ビール好きにはたまんねえ!!!





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まずは1番ポピュラーなやつでモフモフさんと乾杯。

なんて読むかわかんない。

まぁアサヒ的なやつですね。
サラッと飲める。







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次がこれ。
これも名前覚えてない。
苦味と甘みが絶妙なバランス。
日本にある地ビールってやつのクオリティのめちゃ高いような味。




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モフモフさんはレフをいってました。
これまた濃い味わいと切れ味がたまらない。





photo:23



珍しいグラスで兄ちゃんが飲んでいたのは、クワックってビール。
グラスをあおると、くびれの部分をビールが通る時にクワックって音をたてるからこの名前なんだって。





photo:24



最後に飲んだのが、この瓶ビール。
これがめちゃ美味かった。


濃厚。
そして嫌な味ゼロ。
コクが広がり、一口ごとに感激する味わい。

ちなみにアルコール度数が10パーセントもあるから、ちびりちびり楽しめる。

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ビールの値段は安いのが2.2ユーロくらい。

高いのは4.5ユーロくらい。


オランダのビール価格は日本と同じかそれ以上ってとこだね。











「たまに無賃乗車したり、偽造の学生証作ったりする旅人さんっているじゃないですか。あれキライなんです。真面目に旅してる人が好きです。」



世界一周ブログが好きで、色々読んでいるモフモフさん。


キセルしたり色んなズルをする旅人に対して、日本人のイメージを悪くして欲しくないなぁと思うんだそう。


ごもっとも。



そういうことをやっててもブログに書かない人もいるだろうし、色んな悪さをしてる人もいるだろな。

俺も人のことあんまり言えないけどね。








「ああああああ~~、牛角が食べたい~~~。」


「俺もー!!あの葉っぱにくるんで食べるやつが食べたいー!!」


「サンチュとユッケが食べたいー!!!」




もっと色んな面白い話したんだけど、ビールのおかげでほとんど覚えてません。


牛角の話が盛り上がりすぎて、オランダの現地事情のこと全然記憶にない(´Д` )









それにしても可愛いらしい方でした、モフモフさん。

気取った感じも全然なく、とても話やすかったな。
居心地のいい、美味しいお酒でした。



思ったんだけど、酔っ払って運河に落ちる人いないのかな。

柵とか手すりとかついてないからね。


ドボーンといっちゃう人、ぜってーいるだろうな。





モフモフさんを見送った後、俺も運河に落ちかけながら、雨の町をフラフラ歩いて寝床へ帰りましたってな夜でした。

photo:26










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