もう………スペイン楽園すぎ

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4月1日 月曜日
【スペイン】 べヘール・デ・ラ・フロンテーラ ~ カディス







ハーイ、僕今スペインにいます!!
スペインいいところですよー。牛追いすごい(^-^)/




ってエイプリルフールでしたー(^-^)/


じゃなくてマジでスペインだった怖え!!(´Д` )








マジでスペインにいるんだなぁ。
たまにふと信じられなくなるよ。



でも現実だからね!!
進まないと帰れない!!
歌って稼がないと帰れない!!
現実怖え!!(´Д` )



てなわけで日記いってみます。
















凄まじい暴風で目を覚ました。


荒れ狂う風にテントがすごい形に歪む。

バタバタバタ!!!と叩きつける雨が、ものすごい勢いでテントを叩く。




うわぁ!!!と飛び起きて体を丸めた。



絶え間なく吹き荒れる風にテントがひしゃげ、中が狭まり、膝を抱えてもそれだけのスペースさえない。



手で内側から抑える。
photo:01




染み込んできた雨で、すでにテント内は水びたし。

寝袋もバッグもギターもびしょ濡れになっている。


怖い!!



風は止むことなくテントを叩き続ける。
固定の杭が抜けてしまったら一瞬で崖の下に吹き飛ばされてしまう。




頼む!!
止んでくれ!!

雨か風か、どっちかでいいから止んでくれ!!!




時計を見た。

まだ深夜の2時。


頼むよぉ!!!






















そんな恐怖の時間がどれだけ続いただろう。

風は勢いを弱めることなく、テントを潰す勢いで吹き荒れているが、バタバタと雨が叩きつける音が聞こえなくなった。





今しかない。

濡れてぺちゃんこになっている寝袋をバッグに押し込んで、テントの外に飛び出した。



ドバッ!!!と暴風に帽子が吹っ飛びそうになる。

真っ暗な崖の上。









もうテントは諦めた。

今はどこか風のこないところに逃げなければ。

外灯が照らすテントは無残に歪みまくっている。


朝、取りに戻ってくるからな!!


それまで生きててくれ!!!










人っこ1人いない深夜の道を暴風によろめきながら急いで町の方に歩いた。


すると少ししたところに、ちょっとした囲いのあるバス停を見つけた。



助かった!!




迷うことなくそこに逃げ込み、ベンチに濡れたマットを敷く。


囲いがあるおかけで風が来ない。


ここならなんとか眠れそうだ。


ベンチに横になり、びしょびしょの寝袋に体を突っ込んだ。





















どれくらい時間が経ったか。

最低の一夜が明ける。


寝袋の外から明るい日が差し込んだ。

体を出すと、そこにはさっきまでの暴風雨が嘘みたいな青空が広がっていた。
photo:02





はぁ………ツンデレ具合の落差が激しすぎだよ。














荷物をまとめてテントを見に行ってみた。


一晩中あの風に吹かれ続けてたはずだもんな。

跡形もなく消えてるだろうな…………







photo:03


と思ったら以外にもグシャグシャになることなくゆうべと同じ位置に残っていた。




背景には美しい緑の丘陵地。
遠く高原には風力発電の風車がいくつも並んでいる。

見晴らしの良い景色が、は?なんかありました?みたいな顔でしれっとしてやがる。


仕方ない。持ってってやるか。

テントをたたみ、太陽で乾かしてからバッグにつめこんだ。











さて、このべヘール・デ・ラ・フロンテーラ。
photo:04





奇妙な魅力に包まれた白亜の町。
photo:05





まだまだ探検しがいのある顔を持っているんだろうが、昨日の牛追い祭りで結構満足している。


この先にもいくつもの町が待ち受けている。
天気もいいことだし先に進むか。


牛がちょっと変だしね!!
photo:06
















次の目的地をどこにしようか。

全然調べてもいないので、どこにどんなものがあるのかもまったくわからない。


バス停にいたおばちゃんに地図を見せ、どこがグッドですか?と聞くと、おばちゃんは少し悩んでカディスと言った。



よし、目的地決まり。

12時半にやってきたカディス行きのバスに乗りこんだ。
値段は5.3ユーロ。






振り返ると、緑の中に白い町が見えた。
まるで映画のセットみたいに出来過ぎの外観。


古城と迷路。
山の上の白い町。

ここもまた戻ってきたいと思える素晴らしい町だった。



バイバイ、べヘール。














バスは南部ののどかな海岸線を走る。

こっちの窓には風力発電の風車。
こっちの窓には太陽光発電のパネル。
photo:07



photo:08








次世代エネルギーは先進国の最重要課題。


しかし潔白そうに見えるスペインも、モロッコに建設されている原子力発電所から電力を購入しているそうだ。

田舎に大金をばらまいて原子力発電所を作る構図は日本と一緒の業の中だ。















バスはいくつもの町を通り過ぎて行くんだけど、





まぁー、綺麗だわ。スペイン。

整備された街並み、パームツリーの並木、お城のような建物。

どの町もメルヘンチックな美しい景観で、窓がテレビのスクリーンみたいだ。

しかもそれらが今までのヨーロッパになかったような独特な雰囲気を持っている。

地方色豊かな南部スペインの鮮やかな空気に、バスの中からうっとりさせられるよ。


















そんな景色を眺めながら走り、バスはカディスに到着。


地図で見るとこのカディス、小さな島みたいになっていて、海を越える道で繋がっている。


どんなとこだろう?









バスを降りると、そこは綺麗な目抜き通り。
高いビルやオフィスが並ぶオシャレな街並み。
歩く人々も洗練されている。
photo:09




ビルの隙間から青い海が見える。

解放的なビーチリゾート。


へー、カディスってこんな街なんだ。

なんか新しい開発された街みたいだな。









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テキトーにピザを食べ、島の先端の方へ歩く。

この先っぽの部分が中心地みたいだけど…………







お、城壁ですか。
photo:11




アレですね、中がオールドシティーになってるやつか。







足を踏み入れると…………












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あーもうダメ。




スペイン南部ダメ。

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美しいにもほどがある。


なんなのこれ?
楽園なの?


宮崎にこんな海沿いないよ?
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美しくのびる海岸線。

モスク風の大きな教会がそびえ、ヤシの木がきらめく。



心まで風に飛ばされそうだ。

ずっとこの美しさに抱かれていたい。
photo:15











海岸線から町の方に入ると、そこは巨大な迷路。
これぞヨーロッパといった石造りの建物がどこまでも続き、細い路地が入り組んでいる。
photo:16



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建物が全て同じ高さで統一されているのもヨーロッパらしい。
両側の壁が迫り、まるで谷底を歩いているよう。
photo:18




揺れる洗濯物や、路地のバー、噴水のある広場のカフェなど、ここにヨーロッパの魅力の全てがつまっているような気がする。
photo:19









一瞬。






一瞬で心奪われた。






旅しながら、彼女との新婚旅行はどこにしようかなーっていつも考えながら町を見てるけど………


ここ1位。






ていうか決められねぇ!!!

美しい町ありすぎ!!!
photo:20















そんな迷路の中をウロチョロしていたら、綺麗なショッピングストリートを発見。

この町もまた人通りは少ない。

夕方になってからお店が開くんだろう。





それまでカフェでエスプレッソ。
1.5ユーロ。
photo:21





濃いコーヒーに多めの砂糖。
甘すぎるくらいが俺は好き。

タバコをふかしてWi-Fiをつなぐ。

スイスイの質のいいWi-Fi。




石畳の道を歩く人々。

この町の一員になれたみたいな、コーヒー1杯の贅沢な気分。













17時から路上開始。
photo:22



歌っていると、1人のオッさんが話しかけてきた。

スペイン語で、俺も楽器やってるんだ的なことを言っている。


どこかに消えて行ったオッさん。


しばらくして片手にフルートを持って戻ってきた。
俺の歌にあわせて吹いてくれた。




石畳の町にギターとフルートが麗しく響く。

あぁ、なんて甘美な音色。


人々がお金を置いて行く。









しばらくセッションしてから、そろそろ行くよと言うオッさん。

楽しかったー。


あがりの中からお金を渡そうとすると、ヘイヘイヘイー!!それはなしだぜー!!とそそくさと帰って行った。


もう………受け取ってくれよ………



今日のあがりは少し早めに切り上げたので25ユーロ。














カフェでビールを飲む。
小さいグラスで1.5ユーロなので安くはないが、この石造りの町の路上で飲むビールは格別だ。



女の人が可愛いなぁ。

セクシーだなぁ。


人々の笑顔には嘘なんてカケラも存在しない。

隣人愛に満ち溢れている。

その駆け引きのない笑顔が俺の心を抱きしめてくれる。

なんて素晴らしいところだ、南スペイン。












photo:23



photo:25


路地を抜けて、小さな商店で缶ビールを買いこんで海岸沿いを歩き、綺麗な公園を見つけた。


俺からしたらファーストクラスのような立派な石のベンチに寝床を決める。
photo:24



マットを敷いて寝袋に入り、ビールを飲みながら日記を書く。


風が強く、荒波が防波堤を打ち、崩れる音がすぐ後ろで聞こえる。


こんな夜でも、公共のバスが静かに走り去っていく。









充実感に微笑みさえも浮かんでくるよ。

木々の隙間から星空がのぞく。


おやすみ。








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