ついにカイロへ、汚ねすぎ

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3月10日 日曜日
【エジプト】 カイロ










無我夢中で歩いた夜中の荒野。

ひとりぼっちが心地いい。
やっぱり旅は1人でないと。






シャルムエルシェイクバスステーションには0時に着いた。

衛生管理とかみじんも信用できない屋台のサンドイッチをかじる。
4ポンド。55円。
photo:01




歩き続けた身体は疲労でバキバキになっていたが、生ぬるい夜風と、バカみたいに爆音でかけられているアラブ音楽で妙に目が冴えている。


エジプト人がニヤニヤしながらこっちを見ている。










そして深夜2時にバスはやってきた。

疲労困憊した体で立ち上がる。



バスに飛び乗った。

チケットは65ポンド。900円。


目的地は………カイロだ。









ドライブ時間は7時間。
バス内では眠ろうにも眠れず、さらにエジプトの情勢を象徴するように道路には無数の検問所が設けられていて、警察犬による荷物チェックとかをクリアしていかないといけない。



そんなドライブの果てについにバスはカイロに到着した。








photo:02


わけのわからない道路沿いで降ろされた。


ブワリと風が砂埃を巻き上げて目に入る。
photo:03




キチガイのようなクラクションが鳴り響く。

大量の車やバイクがぶっ飛び、その間を人々がすり抜ける。

向こうには近代的なビルが砂かスモッグに煙っている。空気はひたすら臭い。


足元はどこまでも…………


ゴミ、ゴミ、ゴミ。
photo:04






うおぉ………

こ、これがエジプトの首都カイロか………







カイロ。

ピラミッドという世界屈指の観光地があるエジプトの首都。
アフリカイチの大都市で、次の先進国のリストに入っている。
人口は1千万を超える。


古代遺跡と現代文明が混沌と混ざり合う、不思議な都市。
そんなイメージ。


世界中から観光客がやってくるこのカイロなので、安全そうなイメージがあったんだけど………


いい噂聞かねーんだよなぁ。




タクシー乗ってたら黒人が乗り込んできて首にナイフを突きつけられて身ぐるみはがされたとか、通りを歩いていたらいきなりボコボコに殴られたとか、


バックパッカーが襲われたという悪い話が日替わりで耳に入ってくるという治安の悪さ。



さらには、観光客には関係ないだろうか、デモや暴動をガンガンやっているのでとにかく興奮してる輩が多く、不用意に出歩くのは避けなければいけない。




まぁ、アフリカに入ったってことか。

危険のレベルが今までとは明らかに違うということを頭に叩き込まないと。




てなわけで、ここカイロでは宿に泊まります。
野宿なんかしません。

どこにあるか知らないけど、サファリって激安な宿があるそう。



場所はわからない。

地図もない。

インターネットもない。

ていうか充電ケーブルが切れてiPhoneが死んでる。

地名も一切わからない。





時間は朝の9時。

タイムリミットは日が暮れるまで。
危険が増す夜までに宿にたどり着かないと。










photo:05


つーわけで歩き始める臭ええええええええええええええええけええええええ!!!!!!!



なんだお前ら、鼻つまってんのか?(´Д` )



この鼻がねじ曲がるような生ごみの臭い。
小便の臭い。
ディーゼル車の排気ガスの臭い。

こんなとこで暮らしてたら一瞬で体調悪くなる。


足元にはゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミ、ゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミ…………



そんなゴミだらけの道路沿いにどこまでも並ぶ汚い露店。

舞い上がる砂埃。
野良犬。

こんなとこで作ってるサンドイッチなんて食えるか!!!





そしてクラクション!!!

気が狂ってるとしか思えない!!


こいつらあれか、モールス信号使えるんだな。


プーププープープー!!!!

ぷっプップープププー!!!!!!


クラクションで会話してやがる(´Д` )




キチガイの街を歩き回り、ひたすら人にシティーセンター!!とたずねて回る。

のだが、やっぱり誰も英語が喋れない。


メインプレイス!!
メインスクエア!!
ショッピングストリート!!
ダウンタウン!!
ツーリスト!!


身振り手振りであらゆるイメージを伝えるが誰も理解しない。


アラブ人は向こうからちょっかいはすごい出してくるくせに、こっちから話しかけると相手にしてくれないんだよな。



そして、理解してるのかどうかわからないけど、あっちだよー、向こうだよー、と誰も彼も違うことを言ってくる。




車は歩行者なんてまったく気にせず走り回っている。戸惑っていると、一瞬で轢き殺されてしまう。


昨日1日歩き回って、さらにゆうべ寝てないので頭がフラフラする。

あぁ、こんな中でどうやって安宿にたどり着けるんだろう………





ふと向こうのほうで何かやってるオッサンが目にはいる。

手に何か持って騒いでる。


何やってんだろ…………




目をこらしてみて驚いた。





オッサンが手に持って周りに自慢していたものは、トロールだった。




「コルァァァァァァアアアア!!!!!何さらしてんだボゲエエエエエエエエ!!!!!」


ダッシュで走ってオヤジを捕まえてトロールをぶんどった。

怒ってる俺にニヤニヤしながら何か言っている。


クソ野郎が。
いつの間にバッグから外しやがった。

あー、全然わかんなかったー。

そろそろバッグに鍵とかかけないといけないかなぁ。

いまだにバッグの蓋とかチャックとか開けっ放し。
余裕こきすぎかな。



チャイナ~!!
photo:06









そこからはもうただひたすらたらい回し。


1ポンドの電車。

1ポンドのバス。

2ポンドの乗り合いバス。

2ポンドの乗り合いバス。

1ポンドの乗り合いバス。




何回たらい回しにされたかな…………



あっちだよ!!


いーや、向こうだよ!!


ウェラーユーフロム!!


あっちあっちーー!!!!




photo:09


みんないい人だよ………

英語わからないけど一生懸命教えてくれようとしてくれるし、優しい。

物を盗むって雰囲気も感じられない。
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でも…………





またバスを降りたらわけのわからない場所………

ここはどこだよ………

あぁ、どこに行けばいいんだ。
photo:10





ああああああああああああああ!!!うるせえええええええええ!!!!!!!

クラクションがひどい!!!

あいつら癖だもん。癖で鳴らしてる。

俺たちが指でハンドルを叩いてリズムを刻むようにクラクションを鳴らしている。




photo:07


もう………クラクラする。


3月だってのに気温は30℃を超えている。

日差しが強い………
photo:12




とにかく人に聞かないことにはたどり着けない。
身なりの綺麗な教養のありそうな人を狙って声をかけ続ける。



「すみません!!シティーセンターはどこですか!?」


「ピラミッドスフィンクス!!ナイル!?」


「シティーセンター!!!」


「OK!!ナイル!!」



信用できそうな人を見つけたぞ!!

この人はシティーセンターを知ってそうな言い方をしている!!




やっと、やっと宿に着いてゆっくりできる………




オッサンが捕まえてくれたバスに飛び乗り、しばらく走る。





なかなか遠い。

こんなに遠いのか?
ドンドン郊外に走ってるような気がするけど…………







そして10kmくらい走った郊外で降ろされた俺の目の前には…………







photo:08







間違ってねー、全然間違ってねー。

どっからどー見てもシティーセンターだー。


シティーセンターっていう郊外のショッピングモールだー。
















うおおおおおおおおお!!!!!!


もうダメだああああい!!!!


このゴミダメのような街で小さなホステルを見つけ出すのは、砂浜で一粒の星砂を見つけ出すようなもんだ………




もうダメだ。

モバイルショップを探して充電ケーブルを購入。70ポンド。1000円。


カフェに行き、充電し、Wi-Fiをゲット。
宿を検索し地図を手に入れた。





やっぱり……街の中心から綺麗に10kmほど離れていやがる。





時間は16時。日が暮れるまで3時間てとこか。






もう誰も信用できない。

荷物を担いで歩いた。









とにかく歩く。
歩いて歩いて歩きまくった。

髪を伝う汗。

サンダルの足はドロドロに真っ黒になっている。

荷物が食い込んで肩が抜けそうだ。





疲れた………

もうダメだ………



死にそう……………




途中少しバスに乗り、宿の近くまでたどり着いた。






どこだ……?


こんなゴミゴミした場所のどこに安宿はある……?



日が暮れてきた。


もう危険だ。早く………
photo:13



photo:14










そしてついに………


スラムのような通りの中にボロボロの看板を見つけた。
photo:15







これか………




廃墟のようなビルの中に足を踏み入れて階段を登る。

ズタボロの建物の中ももれなく臭い。
photo:16







タクシードライバーでデニーロが殴り込みをかけた売春宿みたいな廃墟ビルの最上階に安宿、サファリはあった。






「し、死ぬ………ハロー………」


「あ!!フミさんじゃないですか!!」


「うお!!フミさんだ!!」



扉を開けると談話室があり、そこに数人の日本人がいた。

見覚えのある顔は、ダハブで出会った旅人たちだった。



さらに、


「ア!!フミサン!!アニョハセヨ!!」



この声は………



ヨルダンで会ったハンサム韓国人、ヒョンジェ!!








一気に力が抜けた。


もうダメだ………


汚いドミトリーのベッドに荷物を置いて横になると、一瞬のうちに気絶した。








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