壁をぶちこわせ

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1月29日 火曜日
【キプロス】 ラルナカ








photo:01


空港って寝てても何も言われないんだね。

夜中になったら電気消えるし、静かだし、もちろんあったかいし。
最高の野宿場所やん。








さぁ、朝。
勝負。

また1ユーロを投入してロイヤルジョルダニアのオフィスに電話をかける。





頼む、うまくいってくれ。
もうこの際往復チケットで構わない。
安く買えてくれ。




「亜、あ、あ、あ、あ、あばびぶべ、ヨルダンにものすごく行きたいです。何度もすみません!!!日本人です。」


「あー、昨日の………何度も言うけど片道チケットじゃヨルダンには行けないのよ。」


「わかりました!!では往復チケットを買いたいです。どこで買えばいいですか?」


「空港にうちのスタッフがいるはずだけど。」


「いないんです、草の根かきわけて探すけどいないんです。」


「そう、それじゃラルナカの町にトラベルエージェンシーのオフィスがあるからそこでブ………」




プツ



タイムアップ。
5分が終了して電話が切れる。



よし、ラルナカの町でブッキングするぞ。

空港の綺麗で無料のトイレで顔と歯を洗い、身綺麗にして空港前から1ユーロのバスに乗ってラルナカの町へ。








相変わらず美しく整備されたラルナカのハーバーサイド。
photo:02




砂浜が輝き、パームツリーが並び、その木漏れ日の中、たくさんのカフェで人々が憩っている。

町は小さいが、空港がある分、レメソルよりも活気があるように見える。
photo:03











腹減った………

もう限界だけど、先にチケットを獲得しなければ美味い飯が食えない。


町の中を歩き回り、たくさんあるトラベルエージェンシー、旅行代理店に手あたり次第飛び込んでチケットを探す。

頼む!!!!!





「ヨルダンへは片道では行けないわよ。」


はいはい、わかってます。


「あなた何回も片道で行けないかって聞いて回ってるわね。誰に聞いても同じよ。」


はいはい………


「エジプト経由で行って、うーん、430ユーロね。」





ボッ………!!!





「1番安いキプロスとの往復チケットが300ユーロね。これが最安よ。」





コッ!!………










4件まわって見事全滅。

絶望してトボトボ歩く。
キプロスから出られない。



はぁ………もうあれかな、このままトルコに戻って鼻ヒゲはやしてイスラムに改宗して毎日紅茶飲みながら橋の上から釣りして一生を終えようかな。


彼女もトルコ来ないかな………
いいとこだよ………





ゲンナリしながら適当にケバブ屋さんへ。4ユーロのチキンケバブ。
美味い。
photo:04


トルコも悪くないかな………

でも美味しいケバブ食べたらちょっと元気出てきた。





店員さんに電話をかりて、再度ロイヤルジョルダニアに電話してみた。





「あなたねぇ、どうしたいの?ヨルダンに渡ってどうするの?」


「観光です……ヨルダンからエジプトに行きます。アカバって町からフェリーが出てて、そこからエジプトに渡りたいんです。」


「ちょっとその辺の予定をメールで送って。アドレスはNCI……」






マクドナルドに移動してメールにヨルダンからエジプトなどへの予定を書き、送信。

マックのエスプレッソが1.8ユーロもする。
photo:05




アメリカンが2.3ユーロ。
クソ高え(´Д` )

マックのスモールコーヒーは1ユーロ以下ってのが世界共通じゃねえのかよ。








はぁ、メール返事来ないなぁ………

どうしようかなぁ………



このままトルコに戻って鼻ヒゲはやしてトルコアイス屋さん始めて観光客たちに鬱陶しいパフォーマンスしながら紅茶飲もうかな。





あ、返事来た。



「もうちょっとちゃんとした英語で書いて下さい。どうしたいんですか?」




もう………
こうなったら日本語で送るか?と思ったけど、ちゃんと分かりやすく書き直して送信。

すぐ返事来た。




「いつキプロスに戻ってくるんですか?」


「キプロスには戻りません。エジプトに抜けたいので。向こうに到着してから復路のチケットをキャンセルすることってできますか?出来ないですよね。そうですよね。わかりました。鼻ヒゲをはやします。」



マクドナルドのテラスから海が見える。
このすぐ向こうにあるのにな。

楽しそうな若者たちがワイワイと笑っている。






しばらくしてまた返事が帰ってきた。



「今ヨルダンのオフィスの当直に話を通しておきました。片道で行っていいですよ。向こうで彼に会って下さい。」











……………………………











「おべべべべばび、ち、ち、ち、ち、ち、ち、チンコ、じゃなくてチケットどこで買えばいいんですかかかかかかかかか?」


「振り込みか、空港で支払って下さい。明日の朝空港に行けますか?」


「へほひひふ、物凄い勢いで空港のベンチで野宿しているので迅速かつ完璧な対応を提供することが可能であります。」


「明日の朝、9時以降に空港でロイヤルジョルダニアの窓口を探して、そこでチケット代金を払って下さい。139.3ユーロです。出発は明日のお昼13時です。予約入れておきましたので。予約書類を添付しておきます。」















うん。








おらぁ









みたかコノヤロウ。







どうだコノヤロウ。






180ユーロ?
300ユーロ?

片道140をもぎとったぞ。





やってやったぞ。


ねじ曲げてやったぞ。











楽しそうなマクドナルドの喧騒の中で、1人静かに燃える。

ここで強く誓った。





鼻ヒゲははやさないぞ。

トルコともこれで本当にバイバイだ。
ケバブバイバイ。







なのでお昼に行ったお店ですぐさまポークケバブ。
photo:06


ケバブうめぇ!!!
3.5ユーロ。





充実感に包まれながらラルナカの町を歩いた。



海沿いのパームツリー通り。
その裏にショッピングストリート。
さらに奥にはボロボロの古い町並みが広がっていた。
photo:07



photo:08




何気ない生活通り。
裏路地の電気屋さん。
パーキングメーター。
スーパーマーケット。
photo:09



どこにでもある、人間の生活の臭い。

教会の後ろに夕日が沈んでいく。
胸が締め付けられる。



町の夕日が好き。
橋の向こう、ビルの窓、アスファルト、みんな赤く染まる。

大阪の夕日、好きだったな。
photo:10






赤く染まる小さなスーパーマーケットで祝いのビールを2本買った。











空港に戻り、ベンチで飲んだくれながらインターネットで調べもの。
photo:11



ベンチの周りに荷物を広げ、横のコンセントで充電し、ビール片手にペタペタ歩きまわって綺麗なトイレで顔洗ったり髪を洗ったり。


マジでただの家(´Д` )

広くて綺麗な家(´Д` )





photo:12


夜中にトイレで髪を洗おうとしていたら、清掃のおばちゃんがやってきて、あ、怒られるかなと思ったらベビールームのほうが洗いやすいわよ、と教えてくれた。



ただの家(´Д` )

メイドがいるただの家(´Д` )











夜がふけると空港内のライトが落ちる。


俺が陣取っているベンチは場所がいいもんだから、他の旅行者たちもやってきて、5人が眠るドミトリー状態に。





みんなが寝静まる隣で、フツフツと喜びを噛みしめる。
やってやったぞ、俺。
最高の道を切り拓いたぞ。

無理そうだからやる前から諦める、なんてダサい真似絶対しないぞ。




でも問題はここから。

★明日、朝イチで窓口を探し出しチケットを購入できるか?

★入国スタンプがないのにキプロスを出国できるのか?

★ヨルダンに到着後、帰りのチケットがない状態で入国が許可されるか。




何も恥じることはしていないぞ。
今の俺に一点の曇りもない。
photo:13





明日、勝負。






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