チェスキーヴジェヨヴイチェ 言いにくい

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10月10日 水曜日


屋根裏で目を覚ます。
まだ6時30分。

眠い目をこすって
寝袋をたたみ、ダニエルの部屋へ。


そこで30分ほどの朝拝に参加させてもらった。


なるほど、朝の空っぽな状態で祈りを聞くと、喉が乾いたときに水を飲むようにすんなりと染み渡る。

気持ちのいい時間。


朝食はフルーツのヨーグルト和え。
健康的だ。



今日、大学の課題発表がある彼女のクセニア。
さっきまで床に頭をつけて拝んでいたヒンドゥー教徒の彼女が、お化粧をしてミニスカートとコートをはおり、モダンガールに変身した。
そしてバスに間に合わない!!と慌ただしく部屋を飛び出していった。

朝にバタバタするのは世界共通だ。




昨日すぐに路上を開始したのでまだこの町の観光をしていない。

ダニエルは今日も路上に立つので、また後でね、と部屋を後にした。




中心部を目指して歩いていると、メインストリートのところで昨日も暇そうにしていたオッさんが話しかけて来た。
仕事してないんだろうな。ていうか仕事ないんだろうな。
歩く俺にずっとついてくる。話しながら。

でもそんなにイかれた人ではないみたいで、片言の英語でいろいろとチェコについて教えてくれた。

かつての共産国は今では資本主義国家となったのだが、政府は本当にひどいものらしい。
たぶん、オッさんの思い込みだと思うけど、70%の国民が仕事を持ってないんだ!!と悲しげに言っていた。


冷戦前は学校でロシア語を教えていたらしい。
大ロシアはものすごく広い地域に覇権を誇っていたんだろうな。
ダニエルの母国のウクライナもロシア語を喋るみたいだし、ここから東の国々はほとんどがロシアの影響を受けているんだろう。

しかし今、学校では英語が教えられてるんだってさ。



オッさんと話しながら、特に何もない市街地を歩き、メインストリートに戻ってきた。

昨日のファストフード屋さんでオッさんと一緒に昼飯。

オッさんはポケットから小銭を取り出し、なんとかかき集めてビールを買った。わずか20クラウン。90セントのビールを買うか悩むオッさんの姿に、この国の経済事情を垣間見た気がする。
photo:01






オッさんと別れ、路上開始。

なかなか順調。

しばらくすると、いつもの白装束に身を包んだダニエルがやってきた。


お互い路上で愛を叫ぶ。

彼は神のために。

俺は自分自身のために。



15時くらいになって近くのお店の人からストップがかかる。
もうちょっとしたかったなと思いつつ、ダニエルの方に行ってみた。

通行人に話しかけているダニエル。
photo:02



しかしみな冷たくあしらって通り過ぎて行く。


カゴの中のお菓子はほとんど減っていない。

今日は全然駄目だ、と力ない笑顔のダニエル。




ダニエルはウクライナにいるころは札付きのワルだったらしく、まぁとことん身体を痛めつけてたみたいだ。

しかし人生を見つめ、あるべき姿や進むべき道を模索した結果、この道にたどり着いたという。

人間として、シンプルな生き方を望んだ結果なんだってさ。




そんなダニエルとクセニアの家に今日もお泊まり。あ、屋根裏だけどね。


今日のあがりは465チェコクラウン。


あ、こんなんあったよ。
牛乳自動販売機。
1リットルで18クラウン。80円くらいかな。安いよね!
photo:03

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