そういえばアメリカ横断終了

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8月28日 水曜日
【アメリカ】 ラスベガス ~ ロサンゼルス






「金丸さーん、朝ですよー。そろそろ起きてくださーい。」


目を開けると、そこにはお姫様がいた。

もうすでにお化粧も綺麗に出来上がっている鳥取のお嬢様。

え?アメリカってスターバックスがあるんですか!?

なんて可愛くてしょうがないことを言う純朴さが日本の空気を思い出させる。



あへえええ!!チューしよおおおおあ!!!




と抱きつきたくなるのを我慢して、すぐにシャワーを浴びて仕度を整える。

まだ4時間くらいしか寝ていない。
ゆうべも、その前もろくに寝ていない。


バスキングしないオフの日のほうがハードに動き回ってるな。
今日も予定がいっぱいだ。









清純すぎる鳥取のお姫様と、旅人丸出しの3人でホテルをチェックアウト。

グレイハウンドのバスターミナルへと向かい、お昼のロサンゼルス行きのバスに乗り込む。


ひらひらのスカートにセレブなハット。
日焼け防止の袖を腕につけ、清楚にチョコンとシートに座っている。

そんな姫には似つかわしくない貧乏人だらけのグレイハウンドバスが走り出した。










photo:01



荒野の中を走るバス。

サボテンと岩山がどこまでも続き、窓の外を眺めているだけでも全然飽きない。

photo:02



photo:03












5時間のドライブで、バスはロサンゼルスに到着した。

西海岸の大都会、ロサンゼルス。

ハリウッドとビバリーヒルズ、数々のイーストコーストミュージックの街。

一体どんなとこだろうな。


photo:04





カッピーの情報では、このグレイハウンドのターミナルがあるエリアはかなり治安が悪いらしく、車で信号待ちをしてるだけで銃強盗にあうような危険な場所らしい。

そんなとことっとと出てしまうぞ。

危険地帯にお姫様の上品っぷりがまぶしい。

photo:05









6ドルの1日パスを買って市バス乗り込む。
バスと地下鉄を乗り継いで目的地へ。
地下鉄だって!!
ニューヨークぶりの都会だ!!!

photo:06







そんな久しぶりの地下鉄でやってきたのは、ハリウッド。

ハリウッド?ハリウッドって映画のとこ?

photo:07




そう、映画のあの場所。

お金持ちたちの街、ビバリーヒルズってのもこの隣にある。

東京の中の渋谷とか田園調布とか、そんな感じかな。

photo:08




ロサンゼルスにはエリアごとに色んな顔を持った街があるみたいだ。


ハリウッドの駅を出ると、そこはもうただの観光地。
うじゃうじゃと観光客がひしめいて、通りのお店もツーリスト向けの派手なものばかり。

バスケットボールのジャグラーや、お決まりの銅像など、ストリートパフォーマーも分かりやすいありきたりな人たち。

photo:09











このハリウッドには何があるのか、一切知らない。

そんな俺たちの目的は………






これ!!










photo:10




冗談です(^-^)/







photo:11




ウェイン・ショーター80歳誕生日、記念ライブ。





ウェイン・ショーターって誰かなー(^-^)/


知らねぇのかこのチンカス!!
ただのサックスの神だぞ!!


という声が聞こえてきそう(´Д` )
だってジャズ全然知らないんだもん。



その神様とやらの誕生日を祝うべく数々のミュージシャンが出演するそうですね。

ハービー・ハンコックとかエスペランサ・スポルビンとか。
他にもたくさん。

贅沢すぎる!!



「これはねぇ!!歴史的なライブなんだよ!!それに立ち会えるなんて奇跡でしかないんだから!!」


鼻息を荒く語るカッピーとユージン君。
キョトン顔の俺とお姫様。

ロック界で言ったらニール・ヤングのライブにビリー・ジョエルとクラプトンとアブリルラビーンがゲスト参加するようなもんかな。


そりゃすげえ。

しかもウェイン・ショーターは御歳80。
もう次には観られないかもしれない。
そう言った意味でも、この日にロサンゼルスに来れたこと自体俺たちはついてる。








photo:12



ハリウッドボウルというコンサート会場にやってきた。
すでにたくさんの人たちで賑わっている。
日本だったらジャズライブなんてオメカシした教養ありそうな人たちが来そうなもんだけど、アメリカではみんなとてもラフな格好だ。



photo:13



巨大な荷物を持った俺たち。
荷物チェックのゲートで引っかかってしまい、セキュリティルームに連れていかれる。

でもそこで無事に荷物を預かってもらえた。


「音楽しながら世界を旅してるの!?素敵ね。ショーを楽しんで。」


楽器を持った俺たち。
さしずめネコ娘ちゃんはボーカリストってとこか。

そして西海岸の人たちの英語は聞き取りやすい綺麗な英語だ。






photo:14



夕闇迫る会場に入ると、そこはヨーロッパで見てきたローマ劇場の遺跡のような、円形の巨大な客席に囲まれた野外ステージだった。

すでに演奏は始まっており、ものすごい数の観客がジャズに酔いしれていた。

photo:15





トランペット、サックス、ウッドベース、ピアノ、ドラム。

音響が素晴らしく、全ての楽器が鮮明に聴き取れ、夜空に響き渡る。






初秋の優しい夜風が吹き抜ける。

肌寒い星空が新しい季節にいざなう。

もう2ヶ月近くもアメリカを旅してるんだな。

そして、ああ、気がついたら俺たち、アメリカを横断したんだな。





色んなことがあったなぁ………

いろいろあったなぁ。

このお気楽メンバーでよくここまでたどり着けたもんだ。

でもこのカッピーとユージン君だったからこそ、あんなにたくさんのイカした出来事に出会えたんだよな。




ウェイン・ショーターが出てきた。
ソプラノサックスの甘い音色がアメリカ横断の思い出を蘇らせる。


ニューヨークから始まって、南部を通り抜け、西部の荒野、ラスベガス、そしてついに反対側の海まで。
かつて新天地を求めて人々が開拓を進めたルートで太平洋までたどり着いたのか。



もはやボストンやマンハッタンが懐かしい。


目の前で繰り広げられる巨匠たちのジャズ。
アメリカ音楽旅の最後を締めくくるに相応しいライブだ。

photo:16







演奏が終わった。
はっきり言って俺には難解すぎたけど、それでも素晴らしい音楽を聞かせてもらったな。

ウェイン・ショーターがマイクを持った。


「ドウモアリガトウゴザイマス。」



ええぇ?!!なんで日本語!?

なんで今日本語!?


よくわかんないけど、とりあえずウェイン・ショーターすげえ(´Д` )



ここはロサンゼルス、自分の80歳の誕生日記念ライブを終えて一言目の言葉がドウモアリガトウゴザイマスという謎。


「完全に俺たちに言ったね。」


「うん、完全に俺たちだね。」


「でもチケット代1000円しか払ってないけどね。」



満場の喝采はいつまでも鳴りやまなかった。














photo:17



photo:18




会場を後にして、夜中のハリウッドを歩く。
最近マクドナルドとカップラーメンとポテトチップしか食べてなかったので、アメリカ横断のお祝いだということで少し奮発した晩ご飯を食べた。
と言っても15ドルくらいだけどね。

それでも久しぶりのマトモな食事は感動的に美味しかった。

photo:19



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夜中のハリウッドはあまり治安はよくなさそうだ。
ホームレスや物乞い、柄の悪そうな連中がたむろしていて、とてもお姫様を連れて歩いていい雰囲気ではない。


ハリウッド名物の、地面に押された映画俳優の手形を少し見てから、空港に向かうバス停にやってきた。

明日の朝イチの便で我らがお姫様は日本に帰る。
ハチャメチャな5日間だったけど、普通の観光客にはできない旅を案内してあげられたと思う。


「金丸さんの歌、まだ聞いてないっちゃー。聞きたいけぇ。」


こんなハチャメチャな旅に付き合ってくれたお姫様に俺たちができること。

高級なレストラン?
オシャレなお土産屋さん?

いや、音楽でしかない。
疲れ切った体で、声は全然出ない。
でも俺たちにできることを全部やってあげたい。
お姫様のお望みのままにだ。



寝静まったハリウッドの街の中、ギターを鳴らした。

人っ子1人いない通りにギターとハーモニカが響いた。

昔作った大好きな曲を歌った。





涙を流してくれたお姫様。

少しはいい思い出になってくれたなら本望だ。

通りの向こうからバスのヘッドライトが近づいてきた。


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ロサンゼルスは自由の楽園

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8月29日 木曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス






「金丸さん………金丸さん………」


空港のベンチの上。
目を開けるとお姫様が立ってた。

泣いてる。


「うう………楽しかったけぇ……寂しいです………元気で旅してください……ありがとうございました………」


「あああ……ネコ娘ちゃんも元気でね………帰ったら鳥取遊びに行くからラッキョウサラダ食べようね………」



眠すぎて記憶があんまりない(´Д` )

寝っ転がったまま握手した手をプラプラ揺らしてバイバイした気がする(´Д` )





いやああああ!!!ごめんなさいお姫様!!
今思い返したらなんて失礼なことを!!



でも疲れが限界で眠くてたまらなかったんだもん………
朝の6時とかだし。フライト。


というわけで次に目が覚めた時にはもうお姫様は俺たちのパーティーからいなくなっていた。

いつものカッピーとユージン君が隣のベンチでぐーすかぴーしている。

photo:01




ああ……なんか癒しがなくなってしまったなぁ。
あの可憐な存在が、俺たちの殺伐とした旅に潤いを与えていたなぁ。





もう一度隣のベンチを見る。

悩みなんかひとつもなさそうな顔で気持ち良さそうに爆睡してるアジア人。

これもなかなか癒しの存在かな。
いつもの旅に戻っただけだ。

photo:02




さぁ、アメリカ横断は終わったけども、まだすぐには出国しないぞ。

しばらくこのロサンゼルスにガッツリと腰を据えて稼がないと、南米に下ることができない。


2ヶ月アメリカを回ってきて、厳しい中央アメリカから西を目指す時、ロサンゼルスはどこか過酷な旅路の果てに開かれる自由の楽園のようなそんなイメージだった。

荒涼とした原野の先に、輝く水平線を思い描いて突き進んできた。





自由の楽園、ロサンゼルス。

と同時にこの新天地を舞台にした数々のギャング映画を見てきたので、ちょっと怖いイメージもあるかな。

これからのロサンゼルス編、一体どんなことが待ち受けているのか。
アメリカもラストスパートだ。









そのまま空港で寝続けようと思ったんだけど、どうやらロサンゼルスの空港は厳しい。

ターミナル内にいる人に警備員が手あたり次第にチケットを見せろと確認している。

無論俺たちは持っていない。
出ていかないといけない。


ずっと空港泊だったアメリカで初めてこんなチケットチェックなんかされたな。
まぁこれが普通なんだよな。



空港を追い出された俺たちは仕方なく市バスに乗り込む。

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途中巨大なハンバーガーを食べつつ、向かったのはロサンゼルスで有名なビーチ。

ロサンゼルスのバスキングスポットといえばここ、という場所らしい。
ビーチなんかでバスキングができるのか?

半信半疑のまま、バスはベニスという海沿いの町に着いた。

photo:04










古めかしい住宅地を抜け、ささやかな土産物屋さんやレストランが並ぶ通りを歩いて行くと、海が見えてきた。


へー、ここかー、とパッと視界が開けた瞬間、


テンションめちゃ上がった。






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遠くはるか向こうまで放物線を描く美しいビーチ。

その海岸に沿ってどこまでも、賑やかなショッピングストリートがのびていた。

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服屋さん、アクセサリー屋さん、お土産物、カフェやバーがずらーーーーーーーーっと果てしなく続いている。

海の家みたいな簡易的なお店だけど、それがまた雰囲気がある。

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人通りもハンパじゃない!!!

さらに路上にもアクセサリー売りや、ヘナタトゥー屋さん、ジュース屋さん、もちろん数々の大道芸人、ミュージシャンなどがごった返し、これ以上ない活気に満ち溢れている。


すぐそこがビーチなのでみんな水着姿で裸足で歩いている。
スケボーで颯爽と駆け抜けていく若者たち。
テニスをする人。サッカーをする人。芝生にマットを敷いて寝転んで本を読んでる人。

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う、うわ、うわー!!

なんだここはー!!!!
自由の楽園でしかない!!!


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嬉しくて嬉しくて、芝生の上に大の字になって寝転がった。
真っ青な空にパームツリーが風に揺れる。
暑すぎない、とても気持ちのいい気温。
横を歩く人がハーイと笑顔で手を上げてくる。

疲れた体はすぐに眠りに落ちた。















目を覚ますと、ビーチが赤く染まっていた。
びっくりするくらいの赤。

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吸い寄せられるように立ち上がって、カッピーたちを残して海沿いを歩いた。

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絞ったばかりの夕陽の赤が水平線からもれている、なんて詩がピッタリ来るような、ぼうっと燃える太陽が海の上で光っている。

オレンジ色の波間にサーファーたちの影が浮かんでいる。

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砂浜の凹凸に影の模様をつける。
砂浜を裸足で歩く。

久しぶりの砂浜は足が沈んで歩きにくい。

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空は刻一刻と色を変えていく。
青い空が茜に染まり、紫色のグラデーションが雲を燃やしている。

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海が輝く。あまりに強く輝いているからその光の中にいる人の姿が消えてしまう。

photo:19








ぼーっと水平線を眺めた。

ニューヨークから始まったアメリカの旅。
最初はアメリカなんてさっさと回ってしまおう、こんな先進国、旅っぽくないとかなんとか思っていたのに、気づけばもう2ヶ月。

色んなことがあったなぁ………



アメリカってやつはとことんエンターテイメントの国だよ。
長い長い旅路の果てに、こんなこの世のものとは思えないような夕陽を見せてくれるんだもん。




photo:20



日が沈む。
今日がまた終わっていく。
今日は何をした?
何か新しいものを手にいれたか?
少しでも積み上げたか?


太陽の沈む速度は早い。
あっという間に1日は終わっていく。
人々の願いと共に燃え尽きるように。


photo:21




最高の夕陽を見せてもらった。
ここは西海岸なんだよな。
俺はもう西海岸まで来たんだ。

この海の向こうはついに日本。

一直線で進んで来た。
だから後ろにあるはずの日本なのに、なぜか今遠く目の前にある。

離れるということが近づくことだったんだ。

不思議だな。一周してしまうって結構すごいことかもしれないな。







カッピーたちのとこに戻った。
まだ寝てる。

photo:22





「おーい、2人ともー、夕陽すごいよー。絶対見た方がいいってー。マジやばいから。こんなにすごいのなかなか見られないよ。」


「う……うん?………あ、ああそうだね………むにゃむにゃ………」


photo:23



ちょ、寝袋にキチンと入るな(´Д` )
寝る気マンマンじゃねぇか。








今日はもう路上は休もうかと思ってたんだけど、夕陽を見たら歌ってみたくなった。
この美しいシチュエーションでギターを弾きたい。


パフォーマーやお店がごった返すど真ん中のあたりはとてもやかましいので、少し離れた静かなところまで歩いた。

ビーチ沿いにどこまでも遊歩道がのびているので、歌う場所はいくらでもあるようだ。






photo:25



雰囲気のいい外灯があったので、その暖色の光の下でポロポロとギターを鳴らした。

夕陽はすっかり沈み、空はもう暗い。
外灯がギター弾きの姿を浮かび上がらせる。




すぐに目の前にカップルが座った。
3曲ほど聴いてくれ、10ドルを入れた。

話してみると、この後ろのアパートに住んでるご夫婦だった。
紳士と美女のとてもお似合いのご夫婦。スティーブンとベーデン。
笑顔がとても素敵だ。

明日も聴きにくるから、と2人はディナーを食べに歩いて行った。





それからも静かにムーディーに歌っていたら、向こうから歩いて来たカップルが、俺の前で抱き合って踊り始めた。

とてもいい雰囲気。
ゆらゆらと揺れながら、甘い表情で踊っている。
いやいや、これが歌い手の仕事だ。
気持ちよく踊ってもらわないと。


すると反対側から歩いて来た若いカップルが、そこに混じって踊り始めた。


さらに向こうからやってきたカップルが踊り始める。



まるでこの海沿いの遊歩道が、外灯ひとつのダンスホールみたいになった。



もう少しやりたかったが、カッピーたちが待ってるといけないので、1時間で切り上げて元の場所に戻った。

あがりは30ドル。
ここは稼げる!!!











芝生に戻ると、まだ2人は寝ていた。
まぁここのところ毎日3~4時間くらいしか寝てなかったからな。体ボロボロになっているだろな。



カッピーを起こして、ユージン君に荷物を見てもらい、このベニスの探検に出かけた。


photo:27



まずはサブウェイを発見。
ここでご飯はOK。


バンクオブベニスというバーでWi-Fi発見。
ここでブログ更新はOK。


5分ほど歩いたところに酒屋さん発見。
ビールOK。


15分ほど歩いたところにファーマシー発見。
細々した日用品OK。





あああ!!!
生活基盤が整っていく!!
沈没要素が揃っていく!!

photo:28




しかもビーチなので公衆トイレの横にシャワーがついてる。

バスキングして、ビール飲んで、夜中に海で泳いで、シャワー浴びて、砂浜に寝袋敷いて星空の下で爆睡して、目が覚めたら水平線。




ぎゃああああああああああああ!!!!!!!

楽園以外の何物でもねえええええええええええ!!!!!!!!!!



よ、よし!!ビーチで解放的になってる女の子とかいっぱいいたからな!!
日焼けした小麦色の肌、ブロンド髪のめちゃ可愛い女の子が世界中から集まってるんだから、バスキングしてナンパして、テントに誘い込んで………!!!



そしてリトルトーキョーなんていう日本人街もあるくらいなので、日本人もめちゃたくさんいたんだよな。
フレンドリーに話しかけて今夜一緒に浜辺で星空を眺めながら飲みませんか?って誘っちゃおうかな!!


まぁ日本人は警戒心めちゃ強いから、なんだこの危険人物は?みたいな顔で無視されるのが目に見えてる(´Д` )



というわけで日本人のみなさん、ベニスビーチでお待ちしております(^-^)/






とはいってもアメリカでは野外でアルコールを飲むのは禁止されていますからね。
もちろんビーチでも飲んじゃダメです。


一通り散策して浜辺に戻り、ひと気のない砂の上にテントの床部分だけ広げて、その上にマットを敷いた。

そして、コッソリとビールを取り出し、1本だけの乾杯。


自由の楽園にたどり着いたご褒美。

星空と潮騒。

これだけでも最高のご褒美だ。

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8月30日 金曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス







目を覚ますと………



photo:01




そこには白と青しかなかった。

広々とした砂浜。どこまでも広がる青空。
パームツリーが風に揺れ、その下をブロンドの女の子が歩いている。


photo:02




パラソル、駆け回る犬、サーフボードを持ったビーチボーイズ。
空には広告をはためかせた小型飛行機が飛び、ブーンという音と共に浜辺と並行して飛んでいく。


暖かい風。
でも暑すぎない。
なんて過ごしやすい場所だ。

ここは楽園でしかない。
ロサンゼルス、ベニスビーチ。

photo:03














パンツ1枚になり、テクテク歩いてトイレへ。

そこについているシャワーで体を洗う。
パンツを履いたままパンツも石鹸で洗えばそれで洗濯完了だ。


俺の横ではこの浜に住んでいるであろうおばちゃんホームレスが服を着たまま石鹸で体を洗っていて、ハーイと陽気に笑顔を向けてくれる。


ボンキュッボンにも程があるかわいすぎるブロンドガールも色っぽく体を流している。




ついでに汚れに汚れていた服を全部水洗いした。

黒い水が流れ出る。
力を込めて洗うとうっすらと汗が流れてくる。

汗が出ればまたそのままシャワーを浴びればいいだけのこと。

洗い終わったらカラッとした太陽がすぐに体とパンツを乾かしてくれる。






photo:04



誰もが笑顔で歩いている。
幸せそうなカップルが波打ち際でじゃれ合っている。

それを砂浜に座ってのんびりと眺める。

昨日のダンスグループの最初のパフォーマンスが始まった。
今日もノリノリのマイクパフォーマンスですぐに人だかりができて、歓声があがる。

photo:06





なんだそのケツは!!なめてんのか!!なめさせろ!!

photo:05



ビーチで譜面を起こすユージン君。

photo:07







ああ……なんて自由な場所なんだ。
開放感に空まで飛んでいけそうだ。



座っていたらカップルに写真を撮ってとお願いされた。

海が入るように撮ってと言われ、ゴミ箱の上に上がって綺麗に撮ってあげた。


パンツ1枚でね。


パンイチの男が笑顔のカップルの写真を撮る図。

それもここカリフォルニアなら許される。









服も乾いてきたところでいつものサブウェイにご飯を食べに行き、早速路上だ。

photo:08




ダンスグループがいるメインの交差点はとてもうるさいので、昨日と同じ少し離れた遊歩道にやってきた。


気持ちよすぎる空気。少し汗をかくくらいだけど、すぐに秋のひやりとした風が乾かしてくれる。



向かいのアパートからおじさんが出てきて冷えたお水の差し入れをしてくれた。

昨日よりはお金の入りは遅い。
でもあまりに気持ち良くてずっとのんびりと歌った。

photo:09














「おーい、フミ君ー。」


そこにカッピーとユージン君がやってきた。
女の子を連れて。

お!!ナンパして来やがったなコノヤロウ!!!
よし!!今夜はパイもみ祭りだ!!



ていうのは冗談で、一緒にやってきた旅人オーラ丸出しのこの女の子は、エジプトのダハブで一度ご飯を食べに行ったことのある世界一周中の旅人、アイちゃん。

カッピーとはダハブとイスラエルで会っており今回が三回目みたい。

ちょうどつい先日、南米から登ってきたところだと言う。

photo:10





日に焼けた肌、旅人っぽいストール、輝く笑顔はバッグパッカーの証。



「南米なんて楽勝楽勝!!3ヶ月じゃ全然足りないね。やっぱり旅は危険なところの方が面白いよね!!」



差(´Д` )

この前までいた姫との差(´Д` )

やっぱ旅人はたくましい。


「いやー、来週からグランドキャニオン行くんだけど、一緒に行こうよ!!ね!あー!飲みてー!!ゲロ飲んだくれてー!!(言ってない)」




ていうか行かねぇ(´Д` )
もう充分でございます。


せっかくの再会だったのに、これから近くに3泊でキャンプに行くということで、爽やかな笑顔を残してさっさと帰って行った。

いやー、こうして再会するのって不思議だなぁ。
こんなにでかい星の上なのに。

アイちゃん、またどっかで会ったらそん時はゲロ飲もうね!!







よーし、この飲みたくなった気持ちをエネルギーにしてどうにか日本人観光客の女子大生をつかまえて砂浜の上で俺のグランドキャニオンを女子大生のモニュメントにバレーさせて………





ふとカッピーたちを見たら、向こうの方でアメリカ人の兄さんと話が盛り上がってる。

楽しそうだなと思ってたら、カッピーが手を振った。


「フミ君ー、この人面白いよー。」


「イヤー、ワタシニホンゴトカゼンゼンシャベレマヘンネン。」



な、なんだこのお笑いキャラは?!



それからもしばらく兄さんと話していたカッピーたち。

ユージン君が兄さんに連れていかれた。


「今日ご飯一緒に食べようって。なんか大阪に住んでた人みたいだよ。」


こりゃ面白い感じになったぞ。

夜に彼の家に行くことになった。

それまで歌いまくるぞ。





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photo:13




前のアパートに住んでるスティーブンとベーデンが今日も聞きにきてくれる。
近所の方達が犬の散歩の間に話しかけてくる。


このあたりに住んでる人はみんなある程度リッチな人たちなのかな。

みなさんとても上品で、物腰が柔らかく、知的だ。


たくさんの人たちと交流しながら歌い続ける。




photo:14



パームツリーの木にもたれながら歌ってるんだけど、次第に木の影がのびていく。

後ろを振り向くと、目を疑うような真っ赤な夕陽が海を焦がしていた。

photo:15




毎日毎日、決して飽きることのない素晴らしい夕陽。
世界でも屈指の夕陽スポットだと思う。

美しすぎる夕焼けに、みなカメラを向けて写真を撮っている。




photo:16



このロマンチックなムードの中、ポロポロとギターを鳴らす。

すると日中まではイマイチだったお金の入りが、いきなりすごいことになってきた。

やっぱり路上はムードを演出することが大事ってことだよな。


夕焼け空が色を失い、夕闇に変わる頃にギターを置いた。
今日のあがりは76ドル。












少し離れたところで演奏していたカッピーたちと合流し、さっき声をかけて下さったお笑いキャラの兄さんの家に向かった。

ビーチから歩いて3分。

古めかしい住宅が並ぶ一角に兄さんの家があった。

インターフォンを鳴らすと、すぐに兄さんが出てきてくれた。


「ハーイ、ヨウコソヨウコソー!!ウェルカムデスカラネー!!」


家の中に入ると…………









ただの豪邸。

デザイナーの家ですか?みたいなセンスある家具が並び、広々としたリビングには巨大な液晶テレビが置いてある。

暖色のライトとクラプトンのアンプラグドが流れている。


「ハーイ、ガイズ。よく来てくれたわね。ご飯を作るからゆっくりしててね。」


優しさが滲み出る可愛らしい奥さん、ケリー。
シャイだけど素直でイケメンの息子、ジュニア。



早速バドワイザーを手渡され、ルーフに上がった。

そこにはベニスの美しい夜景が広がっていた。

なぜここがイタリアのベニスと同じ名前なのか?

それは町全体に水路が張り巡らされているからだそう。
古い町並み、緑の垣根、その間を流れる水路。運河。

明日になればここから見渡せるだろうな。

photo:17












「15年前に大阪に住んでて働いていたんだ。ラジオのDJをやっていたんだよ。」


彼の名前はマックス。
15年前、京都FM、ユーモラスなトーク。

これでピンと来る人っているかな。

まだ時代は江口洋介とかのロン毛の髪型が流行っていたときに、3年間ほど京都FMでリクエストガーデンっていう番組のDJをやっていたというマックス。

知ってる人は知ってるんじゃないかな。

現在はここラスベガスでテレビディレクターをやっているそう。


おいおい、アメリカ横断最後にこれまたすごいとこに転がりこんでしまったな。












「よーし、今夜はカリフォルニアスタイルの晩ご飯をご馳走するよ!!あと奥さんのケリーはニューオリンズ出身だからニューオリンズの家庭料理もね!!まずはこれ。」


よく冷えたキュウリに塩コショウを振り、そこにレモンを絞ったアペリティフ。

photo:18




メキシカンビールにはレモンと塩を入れる。

爽やかな味わいが開放感に拍車をかける。


焼きパイナップル、ホイル焼きのサーモン、オニオンとパプリカの甘酢和え。


美味すぎる!!!!!





「昔、日本を旅したときに、お寺に泊まらせてもらいながら旅したんだ。その時に日本人は、泊まったその部屋をとても綺麗に掃除して、まるでそこに誰もいなかったかのように去っていく。来た時よりも美しくというのを日本人から学んだんだ。」



ルーフをひやりとした秋風が吹き渡る。
グラスの中には真っ赤なカリフォルニアワイン。

ずっと飲みたいと思っていたカリフォルニアワインをこんな最高のシチュエーションで楽しめているなんて。


「マックスは歳のわりにはすごく若く見えますね。」


「そうさ、だってここはカリフォルニアだからね!!」




だってカリフォルニア。



なんて説得力のあるフレーズなんだろう。
みんなこの自由の楽園を心から愛して、誇りに思っていると感じる。

誰もが人生を謳歌しているように見える。


「明日は俺の友達のメキシコのNo.1ギタリストを呼ぶよ。セッションしてパーティーしよう!!」


「で、でもここで大きな音を出したら近所迷惑になりませんか?」


「大丈夫大丈夫!!みんなルーフに聴きに出てくるよ。何も心配しなくていい。だってここはカリフォルニアだからね!!」

photo:19




ここからパーティーの日々の幕開けだ。









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8月31日 土曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス






ブラインドカーテンの隙間からカリフォルニアの太陽が優しく差し込む。

リビングのカーペットの上で並んで寝ていた俺たち。


「オハヨウゴザイマス。私は今からジュニアのバスケの大会に行ってくるからゆっくりしていってな。」


そう言って出かけていったマックス。

のそのそと起きて寝袋を片付ける俺たち。


優しくて可愛い奥さんのケリーが、俺たちの服を洗濯してくれる。


濃いめのニューオリンズコーヒーをカップに入れて、ルーフに上がった。












今日も空は爽快に晴れ渡っている。
真っ青なキャンパスに雲が絵を描く。
気温もちょうどよく、柔らかい風が髪をなでる。

photo:01



家の前からのびているのは、ベニスの名前の由来となった水路。

築100年近くの歴史ある町並みの中を張り巡らされている運河の水面に、青い空が写り込む。

緑の垣根の中をのんびりと歩いている観光客の顔は、アジア人であったりアラブ人であったりメキシカンであったり。

ここはロサンゼルスでも有名な観光地だ。



そんな穏やかな光景を眺めながら、新鮮な空気でタバコをふかす。
コーヒーが美味しい。




ああああ………もう完璧にカリフォルニアの虜だ。

体の力が抜けていく。









昨日なかなか稼げたこともあって、ロサンゼルス名物のラーメンを食べに行こうということに。

ラーメンがロサンゼルス名物?

いや、ほんとにそれくらいロサンゼルスには日本人がたくさん住んでいて、ラーメン文化が浸透している。

こっちで出来たラーメン屋さんが日本に出店するという逆輸入ってなお店もあるくらいだ。

吉野家もあったしね!!




ただこのベニス周辺にはラーメン屋さんがない。

ソウテルっていう日本人街、それとダウンタウンの中にあるリトルトーキョーにはたくさんあるみたいだけど、バスに乗って行くとそこそこ値が張ってしまう。

またの機会にするかと、今日もいつものサブウェイのサンドイッチで済ませた。










さてー、今日もバスキングいっとこうかー。

大きな荷物は置かせてもらい、楽器だけ持ってビーチに向かった。



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まぁ今日も物凄い人出でごった返しているベニスビーチ。

サンサンと降り注ぐ太陽の下、水着姿の人たちが楽しそうに歩いている。

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痴女としかいいのない体の女の人、デコピンで人殺せそうなマッチョマン、お婆ちゃんもビキニだし、お爺ちゃんも身体中イレズミだらけだ。

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そんな中で一際地味な格好をしたアジア人がいたらたいがい日本人。わかりやすいね。




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もはや稼げる臭いしかしない。
ていうかこの開放的なビーチで歌えることが嬉しくたまらない!!

特に俺はアコギの弾き語り。
このカリフォルニアの青空に良く合う。
ギターを持ってるだけで、ヘーイ!!どこでやるんだい!?とスケーターたちが声をかけてくる。


あ、伝説の旅人、カオルさんと同じパフォーマー発見!!
パームウィービング。

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まずはカッピーたちが演奏場所を決め、楽器を広げる。
彼らの新しいレパートリーを聴きたい。

今まで訪れた町で、そこに合った曲をレパートリーに加えていってる2人。



ナッシュビルではカントリーロード。


メンフィスでは恋せずにはいれない。


ニューオリンズではワッタワンダフルワールド。


ヒューストンでは、何も思い浮かばなかったらしくホイットニーヒューストンをやろうとして思いとどまったよう(´Д` )


オクラホマは時間がなかったのでナシ。


ラスベガスではセリーヌディオンをやろうとしてた。


そしてこのロサンゼルスでは………






カリフォルニアドリーミン(´Д` )

ベタ(´Д` )



でも俺もホテルカリフォルニアやるけどね!!



後から知ったんだけど、レッチリのメンバーが住んでいる家の前で演奏を開始するカッピーとユージン君。

一瞬にして人だかりが出来始めた。
ビデオで撮影する人も。

うおー、こりゃ今日すごいぞ。



と思ったらセキュリティの人に止められてしまった。

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残念そうな観衆たち。
何度もいうけど、レッチリのメンバーが住んでいるという目の前の家のベランダからおじさんが顔をのぞかせて、やらせてやれよー、と言ってくれる。レ、レッチリ!?


でも止められたのは場所が悪いだけで、もう少し中心部の賑やかな方なら良しとのこと。

ちなみにお店が並ぶ陸側に立つのは禁止で、海側でやらないといけないルールもある。
違反したら250ドルの罰金だったかな。


ここでカッピーたちと別れて俺もいつもの場所に向かった。











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パームツリーの木にもたれかかってギターを鳴らす。
優しい浜風にハーモニカの音がさらわれる。

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あまりにもサーフミュージックにマッチしたこのシチュエーション。
ゆったりとした曲を中心に歌う。


たくさんの人が立ち止まって歌を聴いてくれる。


日本人は立ち止まってくれないけど(´Д` )


あああ!!そこの可愛い観光客のお姉さんー!!
よかったら今夜メキシカンの凄腕ギタリストとジャムるんですけど一緒にパーティーをーーー!!!!!




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ラジカセおじさん。
毎日ラジカセで音楽流しながら歩いてるオッちゃん。









「おおー、日本人デスカ?いやー、ここで日本人が演奏してるのを見たの初めてデス。」


そこに初老のご夫婦が話しかけてきた。
お顔はアジア人。でも英語か堪能で、少しカタコトの日本語が話せる。


「私は7歳の時にここにキマシタ。もうずっと日本に帰っとらんのじゃが、母親が広島生まれの人ジャケェ、少し話せるんよ。」


日系二世の旦那さん、ケンジさんと、日系三世の奥さん、ジャニスさん。

とても柔らかい物腰で、笑顔に人柄が滲み出ている。

しばらく話していたら、明日日本人の牧師さんがいる教会でミサがあるので一緒に行かないかい?ということに。

この教会はほとんどが日本人の信者さんらしく、そこで歌ってくれたらみんな喜ぶだろう、とニコニコと話すケンジさんとジャニスさん。

こりゃまた面白いことになった。
まったくロサンゼルスってやつは出会いが途切れない!!

もちろんご一緒させてくださいとお願いし、明日の朝に車で迎えに来てもらえることに。

んー、何歌おうかな。









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今日も夕陽が空を染め上げる。
歌っていて、気になって振り返るたびに雲の色が美しく変化していく。

そんな壮大な絵の中でギターを弾く。
カップルたちが寄り添って歩き、そのよく出来た絵にアクセントを添えている。






夕闇が空を包んでいく。
スタンドバイミーを歌った。


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夜がおとずれ
孤独に打ちひしがれたとしても
泣かないよ 泣いたりしない
だって君がそばにいる



大きな声はいらない。
潮騒がギターと重なる。
語りかけるように、静かに歌う。


目の前のアパートのベランダに住民が出てきて、あなたは素晴らしいわ!!明日も来てね!!とお金を落としてくれる。


いつも聴いてくれるスティーブンとベーデンも友人を連れて聴きに来てくれた。



アメリカ最後の街で、ようやく居場所を見つけられたみたいだ。
最初は、西海岸ー?何気取ってやがんだよ、そんなミーハーなとこ行かねー、って思ってたのにな。

俺がロサンゼルスなんて、なんか似合わないような気もするけど、ここほど受け入れてもらえた場所はアメリカにはなかった。

今日のあがりは97ドル。












ビールを買ってマックスの家に戻る。
ちょうど同じ時間にカッピーたちも帰ってきた。


「ハーイ!!オカエリナサイ!!今日はどうだった?稼げたかい?!ワオ!!97ドル!!2人は85ドル!!スゴイデスネー!!今日と明日はいつも人は多いんですけど、明後日!!月曜日なんですけど、レイバーデイというホリデイです!!ノーワーキングデイ!!だからこの週末はバスキングに最高!!最高の時に来ましたね!!頑張って稼いで!!」



おおおおっしゃあああああ!!!!

そういうことならノンストップで歌いまくってやる!!
この調子ならアメリカで15万作るというちょっと絶望的だった当初の目標も達成できるかもしれない。

まさにロサンゼルスはアメリカ旅最後のご褒美みたいな街だよ。








そこに呼び鈴が鳴った。


「お、来た来た。ヘーイ!!リックーー!!!ブラザー!!」


やってきたのは昨日話していたメキシコの凄腕ギタリスト、リック。

トムクルーズ似の甘いマスクで、優しさが顔から滲み出ている。
気を使うことなくすぐに打ち解け、ルーフに上がってみんなでビールで乾杯。


すると次から次にマックスの友達が集まってきて、ルーフはたくさんの仲間たちでごった返した。



そんな中で恐怖のセッション開始。

まずはカッピーとユージン君の演奏。
2人の音が重なった瞬間、それまでワイワイしていたルーフが静まる。


「……ホーリーシット!!」


「なんだこれは!?マックス!!あああああんん!?よくやった!!良い奴ら捕まえたな!!」


「そうだろう!!クソイカしてるだろう!!」


絶賛の中、今度はリックがギターを弾いてくれた。
照れながらギターを持つリック。





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はい、ゲロうま。
うますぎる。

マックスがべた褒めする理由もわかる。
なんとグレッチがスポンサーについてるらしい。
ていうかこんな普通にリックいえーい!!とか言ってるけど、本当はメキシコでめちゃ有名なギタリストだからね。

一緒にいるプエルトリコ出身のドラマーのJJもかなり有名な人。

みんなフレンドリーすぎて普通に喋ってるけど、世界ツアーに行くような人たち。


そんなリックの後に俺とかできるわけねぇ(´Д` )

でもやるけどね。


ガツンと歌うとみんな喜んでくれた。








それからは夜中までセッション。
酒を飲み、楽器を弾き、みんなゆるゆるになる。
近所の家のベランダから拍手が起こる。




毎日がパーティー。
だってここはカリフォルニアだから。









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日系の方たちの教会へ

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9月1日 日曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス






朝8時半。
慌てて飛び起きて準備。

そう、今日は昨日声をかけてくださった日系人のケンジさんと、教会のミサにお邪魔することになっている。

日本人たちが集まる教会ってどんなとこだろう。

楽器を持ってマックスの家を出た。







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待ち合わせ場所に向かうと、すでにケンジさんとジャニスさんが待っていた。


「よう来てくれたね。それじゃ行こうか。」


優しい笑顔のケンジさんのドライブで、日本人街であるソウテル地区にやってきた。

これまで色んな都会で見てきたような外国人地区とは違い、なんの変哲もないアメリカの風景。

これみよがしな日本語の看板がひしめいてるといったような雰囲気ではなく、落ち着いた町並みに、ここがとてもアメリカに根付いた場所だということがうかがえる。


そんな町の一角に小ぢんまりとした教会があった。

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ケンジさんとジャニスに連れられて中に入ると、そこにはたくさんの日本人がいた。

みなさんお年を召された、とても上品な方々ばかり。

ケンジさんたちがにこやかに挨拶をしているが、言葉はもちろん英語だ。

日本人の顔をしたお婆さんが、とても流暢な英語をしゃべっている光景がとても不思議であり、同時にアメリカと日本の深いつながりを垣間見るようだ。

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教会の椅子に座り、日本人の聖歌隊による歌が歌われ、ミサは厳かに始まった。

とはいっても、これまでヨーロッパで見てきたようなミサに比べると、とても和やかだ。
所々にジョークが交えられ、笑い声が堂内に響く。
こんなところがアメリカっぽいな。

アメリカでは例えばバスの運転手でさえ車内アナウンスでジョークを連発して笑いをとり、さらに歌まで披露しはじめる人もいるくらいゆるい。


そんな和やかな空気の中、ミサは終わり、それから隣のコミュニティルームみたいなところへ。

軽い食事が用意されており、フルーツとケーキ、そして久しぶりの麦茶をご馳走になった。

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「それじゃあ、ここで披露しよう。みんな喜んでくれるけぇね。」


みなさんが談笑している中、カッピーたちと交代で2曲ずつ演奏した。

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なにやっていいかわからんので、日本を思い出してもらえればと、上を向いて歩こうを歌った。




ケンジさんたちがミサの途中で俺たちの紹介をしてくれたこともあり、たくさんの方々が声をかけてくださる。

みなさん長いこと日本語を喋ってないんだろう。
カタコトの日本語だ。

戦争が起きた時、在米の日本人たちは捕虜になったり差別を受けたり、きつい扱いをされたそう。
そりゃそうだ、戦争相手だもんな。

そんな在米の日本人たちはアメリカ人兵士として日本と戦ったそうだ。
日本人なのに日本人と戦う。一体どんな心境なのか、想像なんて出来ない。


想像以上に、きっと激動の人生だっただろう。
日本とアメリカの関係をずっと見てきたんだな。



「頑張ってね。」


「体に気をつけるのよ。」


そう言ってケンジさんが用意してくれたカゴにみなさんお金を入れて行ってくれる。
たった2曲ずつなのに180ドルにまでなってしまった。
1人60ドルずつ。


ありがたい。
心苦しくなる。


「みんな嬉しいんじゃ。最近の日本の若者は中にこもってばかりで外に出らんじゃろう。君たちみたいな若者に会えて喜んでる。ワシも君たちの旅に協力できて嬉しいよ。」


アメリカに住む日本人。
アメリカで生まれた日本人。

彼らは血と顔は日本人だけど、国籍や精神はきっとアメリカ人。
こういう場所に来ると、民族が混じるということの意味を深く考えさせられる。
その国の人間だから、その地域の人間だから、そこにしか暮らしてはいけないわけじゃない。

でもどこにいても、やっぱり日本人の優しさはなにか特別胸に染みるな。

みなさん、本当にありがとうございます。











帰りに俺たちのリクエストでラーメンをご馳走してくれたケンジさんとジャニスさん。

ハヤテマルというお店で北海道ミソを食べた。

そろそろラーメン切れで禁断症状が出そうだったところで、この濃い白みそのラーメンは麻薬並みに美味かった。

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「また来週も来ればいいけん。そしたらロサンゼルスの街も案内してあげるけぇ。」


感謝の言葉もない。
ロサンゼルスは人が暖かい、ということをラスベガスの人に聞いていた。

素晴らしい天候、穏やかな街並み、そして優しさに溢れたフレンドリーな人々。

もはやアメリカの好きな街、ニューオリンズと並んで1位。
いや、ニューオリンズ超えたかな。

ほんと、最高の街だ。

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ケンジさんにマックスの家に送ってもらった。
仕事に行ってるマックス。家の鍵の隠し場所を教えてもらっているので、勝手に出入りさせてもらっている。

とことん、みんないい人………











少し家で休憩してから、夕方に楽器を抱えて出発。

さーて、カリフォルニアは今日はどんなフレンドリーさを見せてくれるかな!?
どんな出会いでも楽しんでやるぞー!!








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家出て5秒でこの濃厚な絡み。
ユージン君はとことん絡まれやすい体質。
旅人向きだ。
そのユージン君とカリフォルニアがコラボしてしまったら、もはや道を歩くだけで面白いことが起こる。

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祝日前の日曜日。もはやとんでもない人ごみでごった返している。

天気は相変わらず最高すぎる。




早速路上を開始。

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したんだけど、声が全然出てくれない。
人通りはハンパじゃない。いい声を出さないといけないのに、気持ちばかりが焦って喉で歌ってしまう。

このところ毎日長時間歌っていたので完全に喉が潰れてしまってる。

そろそろ休ませないとまずいんだけど、明日は祝日。すごい混雑になるとマックスも言っている。

明日までなんとかやらないとな。




ラジカセおじさんは今日もマイペース。
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でもそんな不甲斐ない歌でも、声をかけてくれる人がいる。

今日はアマンという黒人のレゲエシンガーが話しかけてきた。

なにやら現在、自分のCDをレコーディングしているところらしく、それのサポートミュージシャンを探していたんだそう。


はい?それで?

まさか俺にサポートしてくれなんて言わないよね?そんなテクニカルなことできませんよ?やってくれだってマジか(´Д` )



「また連絡するよ。泊まるところはあるのかい?ご飯は食べてる?何かあったらいつでも連絡をくれ。じゃあなブロー。」


そう言って颯爽とジョギングを再開して去っていった。


こういう出会いが、これからどんな思いもよらない展開を見せるのか。

まだまだロサンゼルスには面白い出来事が山盛りで待っていそうだ。

今日のあがりは41ドル。

朝と合わせて100ドル!!!

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今日も素晴らしい夕日が空を染めている。
胸が締めつけられるほどの美しさ。

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黒い鳥が列をなして飛んで行く。
自由な鳥が空を駈けている。
まるで遠い日の残像のように。


レーナードスキナードのフリーバードって曲。
大好きな大好きな曲。
でも手をつけずにいた。
なんとなく、気が向かなかった。こんなに、俺のためにあるような曲なのに。

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ふとやってみようかなと思った。

自由な鳥を変えることはできない。
自由な鳥は、自由でしか生きられないんだ。

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マックスの家に帰り、ガレージに暗証番号を入力して鍵を取り、部屋の中へ。

まだ誰も帰ってきてなかった。




ポツリと俺だけ。







んー…………何を盗もうかな。






っていうのは冗談で、ロサンゼルスの豪邸に1人でいるこの状況がおかしすぎる。


ベランダでタバコを吸いながら日記を書いていたら、みんながゾロゾロと帰ってきた。


「ハーイ、ソレジャミナサン!!今カラパーティー!!パーティートイッテモソンナ大キクナイデス。リックノ音楽仲間ガアツマッテマス!!イキマショウ!!」



マックスの運転でサンタモニカの街へ。

サンタモニカは海沿いの街らしくゆるやかな空気が漂い、アメリカっぽいネオンが光り、いくつものバーが並ぶオシャレな街といった雰囲気。


ここはレッチリやポールマッカートニーとかがギターを作ったりリペアしに来る楽器屋さんです!!とマックスが色々と案内してくれる。
トゥルートーンミュージックってお店。かなり有名らしい。

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「ロサンゼルスはたくさんのミュージシャンがいます。レッチリだけじゃなくてドアーズとかもね。ライトマイファイアー!!イエーイ!!」


「マックスはテレビディレクターだから色んなミュージシャンと会うんですよね?マイケルジャクソンとか会ったことありますか?」


「あー、2回アリマスー。いつもミュージシャンやタレントと会ってるよ。それが仕事ダカラネー。」


この人いつもジョークばっかり言ってるお笑いキャラなんだけど、本当はただのすごい人なんだよな。









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バーに到着。
真ん中に木がはえてる雰囲気のいい店内へ。
一角のテーブルに、すごい美女に囲まれたリックがいた。
さすがは男前。


でもその美女たちもまた、ただの遊びの女の人なんかじゃなかった。




MTVのDJであるピリ?だったかな。
とベネズエラの有名な女優でありシンガーのナターシャ。

それと世界的に有名だというカメラマン。


「この日本人たち、マジヤバイんだぜ!!ゆうべうちでライブしてもらったんだけど、クソヤバイんだ!!だからこの後ウチに行って騒ごうぜ!!」


「あら、ギターだったら私のがあるわよ。」


また俺たちのことをハードル高く紹介するマックス。
せっかく楽器持ってこなかったのでリラックスして飲めるなと思ってたのに、車からギターを取ってきたナターシャ。


もうやるしかねぇ!!





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そっから夜中まで。


歌いまくり、ナターシャと絡みまくりのドンチャン騒ぎ。

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マックスの家に移動して、さらにワインを飲みまくって、カッピーたちもやりまくり。

リックもご機嫌でジャムりまくり。

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毎晩毎晩パーティー。
人との出会いがこんなにも楽しい時間で自然につながっていく。

それもまたマックスのユーモラスで暖かい人柄によるものだよな。



とにかく、今夜もこのお決まりのセリフで締めるに相応しい夜!!

あと何回言うかな、この魔法の言葉を。






だってカリフォルニアだから!!

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マックスという人

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9月2日 月曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス






ゆうべは飲みすぎた。
盛り上がってナターシャと大騒ぎしてたもんだから体がだるい。
でも今日も歌いに行くぞ。
行かなければいけない。
今日は連休最終日。明日になったら休もう。



「ハイ、ミナサン、今夜はお泊まりはなしでお願いします。明日から僕もケリーも仕事で早起きなので、すみません。とても楽しい毎日でした!」


申し訳なさそうに言うマックス。

いつもお泊まりの後のこのやり取りが好きだ。
お互いに気を遣い合い、別れを告げる瞬間の感情の交換。

マックスはとても大人で、重くなりすぎないようにサラリと別れを告げてくれる。
本当にカッコいい男だ。









荷物をまとめていたら、ちょいとした事件が。

ゆうべみんなで泥酔しながら俺のギターを弾きまくっていたんだけど、どこを探してもカポタストがない。
ルーフも庭もバッグの中も、どこにもない。

もはや誰も行方を知らない。
だいぶハチャメチャなことになっていたし。


慌てて探し、見つからなくて落ち込んでいると、マックスがどこかに電話をかけた。


「よし、フミ、ちょっと俺の友達のとこに行こう。」


そう言って2人で自転車に乗って、ベニスの町並みの中を走った。

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網の目に張り巡らされた運河に無数の小さな橋がかかっている。
水際の家の前にはそれぞれにボートがつながれていて、人々のちょいとした足がわりになっているみたいだ。

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そんなベニスの古い町を走り、マックスの友達の家に着いた。
中に入ると、そこには若いご夫婦とお婆ちゃんが生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて談笑していた。

のどかな家族の風景に乱入する俺たち。


「ヘイ、バディ。余ってるカポタスト持ってないか?彼は日本人のシンガーなんだけどカポタストをなくしたんだ。」


「おー、そうか。じゃあこれをあげるよ。」


「ありがとうな。よし、じゃあフミ、1曲歌って。」


急展開すぎてよくわかんないけど、心をこめて歌う。
赤ちゃんがキョトンとした目で俺を見ている。

みなさん喜んでもらえたみたいだ。


「フミの歌に使ってもらえるなら俺も嬉しいよ。これとこれ、どっちのカポがいい?」


今まで使っていたのと同じカイザーのやつをくれたショーン。


「よし、じゃあ戻ろう。サンキューバディ。また来るよ。」


そしてすぐに家を出て自転車にまたがる。
仕事が早え!!っていうか急展開すぎる!!

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家に戻ると、リックがメキシコの朝ごはんを作ってくれた。
クレープのパンで卵焼きロールしたシンプルなものだけど、味付けが絶妙。
ていうかこんなすごいギタリストに朝ごはん作ってもらって恐縮すぎる(´Д` )


「メキシコシティーに来たら連絡してくれ。街を案内してあげるし、僕のコンサートにも招待するよ。」


メキシコの地下鉄の切符、そしてリックが愛用しているといつギター弦までくれた。
リック、またメキシコシティーで会えるのを楽しみにしてるから。
こんな下手くそとセッションしてくれてありがとう。

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ケリーが起きてきた。
いつもご飯や洗濯物でお世話になったケリーのために最後に1曲歌わせてもらった。



どこに行ってもあなたを想ってる
どの歌もあなたのために歌う
だからキスして微笑んでおくれ
待っていると言っておくれ
どこにも行かないように抱きしめておくれー


ボロボロと泣いてくれたケリー。
可愛らしい、とても女性らしい人だった。
大好きでした。ありがとう。




「いらない荷物はガレージに置いて行けばいいよ。またバスキングが終わってから取りにきな。」


ありがとうマックス。

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よーし、今日も気合い入れて稼ぐぞコノヤロウ!!
ロサンゼルス大好きだ!!



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ビーチに出ると、デコピンで人を殺せる巨人がうようよ歩いていた。
何やら今日はボディビルの大会をやっており、すごい人出で賑わっている。

ビーチは体をひけらかす場所。男の見せ所。
これみよがしに浜辺にトレーニングジムがあるんだけど、その周辺にお店が並んでおり、売ってるのはだいたいプロテイン。

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もちろん女の人もムッキムキ。

アメリカは肥満かゴリラかどっちかってくらい極端だ。

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あなたはトレーニング必要かとおもいます(^-^)/





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切れてるだろう?



そんな巨人たちの中にいたら俺たちのモヤシ具合が悲惨すぎるのでとっとと歌いに行く。

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切れてるだろう!?









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いつもの場所で早速歌っていると、日本人が話しかけてきた。

うお!!珍しい!!


「か、金丸さん、私ブログにコメントした者です。うわー、本当に会えたー。」


ご夫婦で聞きに来てくださったのは、つい前日にブログにコメントを下さっていたロサンゼルス在住のまみさんと旦那さん。

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スタイルのいい可愛らしいまみさん、嵐のなんとかって人に似てる爽やかな男前の旦那さん。

まぁ美男美女のご夫婦だ。

ロサンゼルスに来るのをずっと待っててくださったよう。
ありがたい。

それからしばらくお話をさせていただいた。


大学からこちらに来ているというまみさん。旦那さんはロサンゼルスの出身なのだそう。


「美味しいラーメン屋さん知ってますか!!??ラーメン!!!」


「あー、僕はそうですねー。山田屋とか九州ラーメンが好きです。」


「リトルトーキョーには美味しいところありますか?」


「リトルトーキョーはあそこはアメリカ人のための日本食屋さんばかりで、本当の日本人が喜ぶようなお店はないですね。」


サンタモニカにあるファーザーズオフィスというバーのビールとバーガーが、ロサンゼルスではイチオシなんだそうだ。


3~4曲聴いてくださり、お2人はカッピーたちを探して歩いて行った。
若々しくて可愛らしい、とっても素敵なご夫婦だったな。

まみさん、旦那さん、わざわざ足を運んでいただいてありがとうございました!!









さー、稼ぐぞーと演奏を開始したところで、1人のおじさんがやってきた。

この場所は本当はバスキングしてはいけないエリアなんだそう。
マジかー。

ダンスチームがパフォーマンスしている1番メインのスクエアから北側しかやってはいけないんだそう。

確かに向こうにはあんなに隙間なくパフォーマーや露店がひしめいているのに、こちら側には一切いない。

薄々気づいてはいたけど、警察が目の前を歩いても何も言って来ないので続けていたがとうとう来てしまったか。
まぁ4日ここでやれただけで良しとしなきゃな。

スティーブン、ベーデン、近所のアパートのみなさん。
みんな受け入れてくれてありがとうございました。







どちらにしろ今日からサンタモニカのビーチに移動するつもりだったので、最後にベニスの激戦区のほうでやってみるか。

露店がひしめくエリアを歩いてみた。

photo:19



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まぁ、すげえ。
どこまでも、マジで隙間なく露店が連なっており、もはや入り込む余地など一切ない。

photo:21



しかもレギュラーのお店からは大音量の音楽が流れ、かろうじて音楽がかかってない場所ではもれなくダンスチームや路上ミュージシャンがスピーカーでガンガンやっているので、生音ではとてもじゃないけど太刀打ちできない。

photo:22



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こりゃきついなぁ、と歩いていると、そんな激戦区のど真ん中で人だかりを作っているパフォーマーがいた。
カッピーたちだ。

おお、いつの間に導入したのか、レッチリのカリフォルニケーションをやってる。ちゃっかりしてる。
ジャズ風にアレンジしており、そのイカした演奏に拍手が起こる。
そう、ベニスはレッチリのホームグラウンドだからね。
ビーチでPVの撮影するくらいだし。



「おーい、稼いでるねー。」


「いやー、カリフォルニケーションやばいねー。ものすごいウケるわー。」


「ところでこの曲誰の曲だっけ?」


知らねぇのか(´Д` )


ノリノリのカッピーとユージン君に負けてられん。
俺もなんとかもう少しはやらないと。まだ1時間くらいしかやれてない。


しかしこの1kmもあろうかというロングビーチの一直線。
どこまでもほんとに隙間なくみんな陣取っており、やれるスペースがない。

photo:25



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photo:24



ぶらぶらと歩いていたら夕日が海を染め始めた。
今日も素晴らしい夕日。
1日が終わる。
毎日見ても決して飽きることがない。

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夕暮れとともに露店は店をたたみはじめる。
そしてさっきまであんなに混雑していた通りの海側スペースが跡形もなく何もなくなった。

朝は6時くらいから場所取りが始まるというこの通り。
ヒッピーのオッさんやホームレスみたいな人だちはお店をたたんでそのままそこで寝ているみたいだ。

photo:28













20時近くなり、夕闇がビーチを包み、ようやくスペースが出来た通りには人影もまばらだ。
そんな外灯の下でギターを出して歌った。

パラパラとお金が入る。
この時間からの路上も悪くないな。

30分ほどやってカッピーたちのところへ戻った。
今日のあがりは21ドル。









外灯の下、まだ頑張っていたカッピーたち。
2人はコンビでやってるわけだから稼ぎは折半。コンスタントに毎日70~80ドル稼いでいるが、それではなかなか厳しいところだ。



そろそろ終わろうかと言うところにマックスからカッピーに電話がかかってきた。

なにやらレストランに来なと言ってるみたい。

どうしたんだ?ガレージに置いた荷物は取りに行こうと思っていたけど。


とにかく指定されたレストランに向かってみる。





あ、面白い日本人発見した。
黒人大好きー!!っていうヒップホップの女の子。
やっぱりベニスは面白いやつが集まる。
あいらに似てるな。

photo:29













やってきたのはカナルという名前の日本食レストランだった。

ワイングラスが頭上に並ぶオシャレな店内に入る。


「オー!!ミナサン!!ドウゾ座ッテクダサイ!!今日ハ調子ハドウデシタカ?タク!!オマカセデ作ッテクダサイ!!」


ゴキゲンのマックスがケリーといた。そう大将に言うと、一番搾りのビールが出てきた。



な、なんだよ………

俺たちにご飯食べさせるために呼んだのかよ………



「マックス、僕ら払いますよ。」


「ノーノーノー!!何も気にしないでいい。たくさん食べて力をつけて旅を続けないといけない。さ、乾杯!!チアーズ!!サルー!!」



な、なんなんだよ、マックス。どうしてそこまで俺たちに優しくしてくれるんだよ。


「僕の宝物はお金でも仕事でもありません。友達です。友達こそ人生の財産です。友達と楽しく過ごすのが大好きなんです。でもケリーは友達が多すぎるのは嫌いですけどね。ホラ、いいパイオツしてるでしょ?」


「マックス!!」


ケリーのオッパイを触ろうとして怒られるマックス。
いたずらっぽく笑っている。

まるで子どもみたいだ。純粋で無邪気で。

それでいて彼はディレクターにまで登りつめてる仕事の出来るイカした大人。
そんなマックスを仕方ないわねー、と優しく見つめるケリー。

理想的すぎる夫婦だよ。





それにしてもビールがゲロ吐くくらい美味い(´Д` )

そしたらこんなの出てきた。






こ、こ、こ、こ、ここここ、こ、これは…………!!!!!!



photo:30




EDAMAMEだあああああああああああ!!!!!!

あ……た、鯛のカルパッチョ……。



も、もうこれ以上はないだろう……と思ったら、




蕎麦とか来ちまった。

なんかマヨネーズみたいなので和えてる蕎麦サラダ。

どれもアメリカ向けの味なので親しんだものとはちょっと違うけど、美味い!!

寿司もこんなの出てきた!!


photo:31



これボルケーノロールっていうらしいよ。
まぐろの赤身、エビ天アボガドで巻いていて、上に天かすをかけてます。


おいおい、なめないでくださいよ。
そんなイロモノで喜ぶと思ってるんですか?

こちとら伊達に翔太の寿司読んでませんからね。
こんな巻き方してたら小政さんに捨てられた後に佐治さんに下唇を突き出されて田舎におっ帰っちまえよ?って泣かされますよ?ああああああああああ!!!!??






うめえです。
だいたいスシローとか行っても茶碗蒸しとかウドンとかエビ天とか唐揚げとかばっかりで、寿司をほとんど食べないというゴミ野郎なので寿司のこととか地紙の型という握りの究極の形のことしか知りません。
あと山芋入れたら卵焼きがふうわりになることも知ってます。

翔太頑張れ。






こんな殺人的に美味い物まで出て来てしまい、みんなクラクラになってしまった。


「ミナサン、今夜ハ泊マッテハイケナイト言イマシタガ、ヤッパリミナサンガヨケレバ、今夜モミンナニ泊マッテモライタイデス。ソシテミンナデ映画ヲ観マショウ。」


うおーーー!!!

マックス!!大好きだあああああ!!!!

また日本来てくれええええ!!!
案内するからああああああ!!!!



「ア、日本行キマスヨ。来年ノ夏デス。サマーソニックデス。仕事デスカラー。」


やっぱりマックスすげえ(´Д` )

photo:32








マックスの家に戻ってきた。
もうどこになにがあるのか全部分かるマックスの家。
ケリーは明日早いのですぐに寝室へ。

俺たち男4人は大きな液晶テレビの前に体を投げ出して、仲良く並んで映画鑑賞。

マックスがオススメ!!と言っていた映画は「ジャンゴ」。

1800年代かな?のアメリカ南部を舞台にした黒人奴隷と差別を描いた映画。

プランテーションで働いていた1人の黒人の男がカウボーイとなり、バウンティーハンターとして腕を磨いていく。

旅をしながら、白人の悪人を成敗していき、最後にディカプリオ扮する白人至上主義の親玉をやっつけるっていう、タランティーノらしい痛快アクション。


舞台はテキサスやミシシッピ、テネシー。
俺たちが通って来た道だ。
そこで繰り広げられる大小にわたる様々な黒人差別。
かなりグロい。でもそれがこのアメリカの根底。
こうして映像で黒人奴隷の歴史を見てみると、現代の、黒人がビーチを闊歩している姿や、黒人男性が白人女性と手をつないでることが、いかにすごいことなのか思い知らされる。

人間は平等。
それがいかに難しいことなのか教えてもらえる。
それが実際に旅してきた南部だからさらに実感を持って感じられる。

それを計算してこの映画をチョイスしてくれたのかな。
ありがとうマックス。




ってマックス、映画中盤から爆睡(´Д` )

テレビの前で爆睡してしまうところもまた子どもみたいだな。

この連休でも毎日朝早くから出勤してるもんな。疲れてるんだよな。本当にありがとうマックス。

起こさないようにタオルケットをかけてあげた。








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久しぶりの休み

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8月3日 火曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス





カーペットの上、今日もブラインドカーテンの隙間から漏れこむ光で目を覚ます。

マックスの家で起きるのもこれで最後だ。
今日から別のビーチを攻めるぞ。






起きてきたマックスと一緒に荷物を抱えて家を出た。


「またロサンゼルスにいる間に会いましょう。元気で!!アディオス!!」


車に乗り込んで颯爽と走り去って行った。
スペイン語も堪能なマックス。
アディオスとは、神と共に行け、という意味らしい。

マックス、あなたにこそ神の加護がありますように。
そして出発までにまた挨拶に来ます。












さて、そのまま俺たちが向かったのは市バスのバス停。
1ドルの料金でやってきたのは、ベニスから15分ほどの距離にあるサンタモニカという地区だ。
ベニスの隣町で、ビーチがそのままつながっている。

photo:01




ここはベニスよりも都会で、ビルやバーなどたくさんの建物がひしめいており、オシャレで洗練された街並みだ。

ビーチにも遊園地のある綺麗な桟橋がのびており、観光地的要素が強い。
ベニスがヒッピーの自由なビーチなら、サンタモニカは整備された観光客向けのビーチだ。

photo:02



photo:03





とりあえずあんまり寝ていなくて頭がボーッとするので、海を見下ろす高台の公園の芝生の上でもうひと眠りすることに。

photo:04




周りにはたくさんのホームレスが年季の入ったブランケットで寝ている。

でもそれよりもタオルを敷いて、そこに寝転がって本を読んだり体を焼いたりしている一般人の姿のほうが多い。

俺たちがどっちに見られるかなんて、どうでもいいことだ。

木陰の木漏れ日のなかですぐに眠りに落ちた。










photo:05



photo:06



目を覚ますと、お昼前だった。
あまりにも気持ちいい空の色。優しい風にパームツリーの葉が揺れる。
連休も終わったことだし、そろそろ俺も休みを入れよう。

今日はなーーーんにもしないぞ。

路上も観光も練習もなーーーんにもしないで日記書いたり映画観たりしよう。



しかしカッピーとユージン君はちゃんとバスキングしに行くと言う。

photo:07





じゃあここに荷物置いて行けばいいよぉぉぉぉ、ずっとここにいるからあああぁぁぁ



芝生に敷いたマットの上でゴロゴロ転がりながらカッピーたちに言う。
いやー、休みって嬉しいよー!!






photo:08



photo:09



最高の天気。木漏れ日の下でユージン君に貸してもらったiPad片手に菊次郎の夏を観る。

周りを歩いて行く薄着の女の子たち。陽気なおばちゃん。みんな笑顔で楽しそう。
ああ、いいなぁ、カリフォルニア。

photo:10










と思っていたら、突如、ドガンドガーン!!というすごい音が道路から響いた。
なんだ?!と思って顔を上げたら、すぐ俺の目の前の車道を走っていたトラックの荷台からサーフボードが転げ落ちて道路に落下したところだった。

気づかずに走り去って行くトラック。

車道にあんなでかいサーフボードなんてものが転がったもんだから後続の車は立ち往生してしまって渋滞になってしまった。


あらまぁ、サーフボード轢かれたら割れて可哀想なことになるぞ、と取りに行ってやろうと立ち上がろうとした。


すると俺と道路の間にいたバス待ちのおじさんが迷いなくスタスタと歩いて行き、車を止め、サーフボードを抱えて歩道に運んだ。



その光景を公園でくつろいでた人たち全員が注目していた。

あらー、いい人だなぁ、と思っていると、公園のホームレスたちが、


「ヘーイ!!お人好しさんよー!!ちゃんと持ち主からチップもらうんだぜー!!10ドルは固いぜー!!お前ラッキーだぜー!!」


と叫んだ。

大したことじゃあないぜ、とクールに手を上げるおじさんはすでに公園にいる観衆たちのヒーロー。


観衆たちはみんな、本を読む手を止め、昼寝する身体を起こして、菊次郎の夏を一時停止して、ヒーローを眺める。


みんなが次に期待しているのは、ヒーローがどういう対応をするのか。

このまま立ち去るのか、ドライバーが戻ってくるまで待つのか。
チップを受け取るのか、受け取らないのか。
偉そうにするのか、あくまでクールに攻めるのか。


昼下がりの穏やかな公園に起きたほんの小さなドラマが、みんなの心を踊らせる。





あ、向こうから上半身裸の若いサーファー風の兄ちゃんが走ってきた。
彼がドライバーだ。



「ハァハァ………あんたがサーフボードを運んでくれたのかい?ハァハァ……」


「ああ、そうだよ。気をつけなよ。」


「そ、そうか。本当にありがとう。マジで助かったよ。本当にありがとう。」


「ああ、いいってことよ。」


サーフボードを抱え上げ、車に戻ろうとする兄ちゃん。
しかし何かお礼をしたそうだ。でもなにをすればいいのかがわからなくてマゴマゴしている。

こういう時に現金を渡すのって下品だもんな。
それをよくわかっている。


「ああー、そうだ!何か飲むかい?買ってくるけど。」


「大丈夫だよ。気にしなくていいよ。」


「本当に?ビールでも買ってこようか?」


「本当に大丈夫だよ。」


ありがとう!!と車に戻って行ったサーファーの兄ちゃん。

ヒーローおじさんは何も受け取らなかった。
そして公園に背を向けたまま、何事もないかのように立っている。

その背中に公園の観衆からの視線と尊敬をビンビン感じているだろう。

彼はいいことをした。
そして紳士的に対応した。
それが人間の自尊心であり、自尊心は己自身の背筋をただす。

自己満足でいい。
優越感でもいい。
何かいいことをして、心を満たすことは人間の芯を強くする。
とても大事なことだ。



観衆はそれぞれのやっていたことの続きを再開した。

photo:11















それにしても日本人観光客の多いこと。
ここに寝転がってるだけで、すでに10人以上日本人が前を歩いて行った。

しかもみんな可愛い女子だけ3~4人のグループ!!
どういうことだサンタモニカー!!
そんなに日本人に人気があるのか!?しかも女子に!!


あはぁ………可愛いなぁ。
みんなチビだなぁ。
みんな短パンなんか履いちゃって。
丸い顔にサングラスが似合わないなぁ。
チューさせてくれ!!


でも可愛い観光客は芝生に寝っ転がってる髪の長いアジア人になんか見向きもしませんよね。

いいんです、分かってます。
今日はオフだからね。歌ってる時に声かけてつかまえて、そのサングラスをかけたまま全裸にしてやる!!







ということをいつも書いてますけど、冗談ですからね。本気でそんなことするわけないっていうか考えてもいないですからね。

だから皆さん気軽に声をかけてください。タビジュンさん羨ましい。可愛いブロガーとクラブとか行きたい。





photo:12



その後もずーっとゴロゴロしながらiPadに入ってるジョジョを読む。スティールボールラン。
目の前を歩く水着の女の子のオッパイが黄金率にしか見えない。

黄金の回転でち、ち、ち、ちく、ちくびを


タビジュンさん羨ましい。









photo:13



楽園の空が赤く染まり、夕闇が訪れたころにカッピーたちが帰ってきた。

すごく笑顔で。こりゃ儲けやがったな。


「いやー、ほんと全然稼げなかったよー。」


「いやー、日本人の女の子たちとたくさんお喋りして楽しい時間とか全然過ごせてないよー、マジ悔しいっていうかー。」



チクショウ!!サンタモニカそんなにいいのか!!
俺も行けばよかった!!

まぁ今日は明日からまた休まず歌うための大事な喉休めだ。
可愛い日本人観光客の女の子をサングラスかけさせたままサングラスにかけ…………


全然たまってませんからね。
ホント。









photo:15



photo:14



「よっしゃ!!もういっちょ行ってみようか!!」


夜21時を過ぎ、晩ご飯を食べてからもう一度路上に出るという2人。
おいおい、気合い入ってるな。



photo:16



photo:18



やってきたのはサンタモニカのダウンタウン。
アメリカではほとんどなかった歩行者天国の綺麗なショッピングストリートがビル街の中にあるこのサンタモニカ。
まさに路上におあつらえ向きなんだけど、もちろんそんな場所なので他のバスカーも多い。

photo:17



みんなアンプを使って大音量でエレキギターを弾いたり、マイクを使って弾き語りをしている。



そんな一角で演奏を開始するカッピーたち。

どうやらこの歩行者天国の道でやるにはライセンスが要るみたいだけど、道の角でやる分には問題ないとのこと。

わずか30分で30ドルほど稼いでしまった。

今日の2人のあがりは120ドル。

photo:19



俺も明日は頑張るぞ。











高台の公園に戻り、芝生の上にマットを敷いた。
今夜はここで寝てしまおう。
昼間あんなにたくさんいたホームレスたちはどこかに行っている。

どうしてかな?と思ったけど、今から探すのも面倒なのでここで眠ることに。


カッピーを置いてユージン君と寝酒のビールを買いにコンビニへ。
あとはこいつを飲んで横になるだけだ。
あー、サンタモニカいいなぁ。






しかし、公園に戻るとカッピーが寝袋を片付けていた。


「あれ?どうしたの?怒られた?」


「いや、さっき向こうでスプリンクラーが水をまいてたんだわ。もしかしたらここも水が出るかも。」


うー、めんどくせえ。
でも寝ていて夜中にスプリンクラーでびしょ濡れにさせられたこともある。
ここは大人しく安全な場所に行くか、と荷物を片付け始めたところで…………









プシャーーーーーーー



photo:20






あ、危なかったー(´Д` )
間一髪。

もう少し遅かったらとんでもない目に遭うところだった。


「殺人兵器だ!!」


「そうだそうだ!!非人道的だ!!」


またみんなで荷物を抱え上げ、長い階段を降り、寝場所を探して歩く。












そして砂浜にやってきた。

広大な夜の砂浜は何もなく、真っ暗な海から波音が聞こえてくる。

そんな砂の上にマットを敷いて寝転がった。

photo:21




星空がどこまでも広がっている。
昼間は熱くて裸足で歩けないくらい熱を持つ砂だけど、夜はヒヤリと気持ちがいい。

天井も壁もない。

遮るもの何ひとつない空間に体がとけていく。




流れ星が光る。
俺も流れ星。
みんな流れ星。
消えてしまうなら、綺麗にいっそ流れよう。

明日からまた稼ぐぞ。









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あの日夢見た対岸

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8月4日 水曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス





photo:01




夢のような場所。

目を覚ましたら薄い青の水平線。
空の青と海の青が交わり、直線で伸びている。

photo:02




真っ白な砂浜。優しい風。

心まで遠く飛ばされてしまいそう。
こんな風に吹かれると、遠い昔を思い出す。

photo:03












昔、車に乗り始めた十代の頃。
高校生のころからギターを持ってヒッチハイクで九州中を動き回っていたんだけど、自分の車を手に入れてからはさらに自由に色んなところに行っていた。

そんなある日、大分県のネオン街を流しで回っていたとき、綺麗な海沿いの田舎を走っていた。臼杵で路上をやって、佐伯に向かう道。

ふと脇道に入って、海岸線をずっと走ってみた。
漁村がところどころに寄り添い、潮風にボロボロになったバス停のベンチが防波堤に取り残され、大きな波が来ると、しぶきが道を濡らしていた。

ゴツゴツした人力でくり抜いたようなトンネルをいくつかくぐると、寂しげな岬に出た。

天気のいい日でとても気持ちよかった。

有料道路になっていて、何百円か払ってさらに進むと駐車場になり、そこに車を止めて遊歩道を歩いた。


そこには管理人のいない、ほぼ廃墟と言っていいような建物があり、中にはなにかの展示物があった。

屋上に上がると、水平線が広がっていた。


鶴美崎という場所だった。


ずっと1人で海を眺めていた。
この向こうに知らない国があり、知らない人々が暮らしていて、自分たちと同じように喜びや悲しみがあり、戦争があったり、恋があったり、別の宗教があると思った。

そこは宮崎の田舎町で育った俺には到底行けるはずのない、はるかな場所だった。

テレビの中でしか見ることのない、現実のものとは思えない場所だった。


あの時も海風に吹かれながら、遠くへ行きたい、と思っていた。
知らない場所に行き、知らない物を見たいと思っていた。

それまで漠然と思っていた旅をしたいという願いを、やろうと決意した日だったかもしれない。

その2年後に俺は沖縄に渡り、旅が始まった。






あれから10年以上経った。

俺は今、あの日眺めた水平線の向こうにある対岸に座っている。

人生はどうなるかわからないと言う。
でも願ったことが現実になるのも人生。
これからも、あー、あの日こう思っていたなぁと願った先に、必ずたどり着いてやる。










photo:04



ぼーっとしているところにカッピーの電話が鳴った。
テレビディレクターのマックスからだ。
どうしたんだ?



どうやら先日なくした俺のカポタストが見つかったらしい。
わざわざ車を飛ばして持ってきてくれたみたい。

駐車場に取りに行くと、そこにはマックスがいた。


「ハーイ!!昨日はどうだった?え?120ドル!?すごい!!今日も頑張ってね!!はい、これ。」


マックスはカポタストと一緒に3人分のお水とバナナとリンゴを渡してくれた。

マックス………ああ、出る前に必ずなにかお礼をしなきゃな。

photo:05



photo:06












荷物を片付けてピアに向かった。
海の上に遊園地があるというサンタモニカの有名観光地であるこの桟橋。

photo:07



photo:08



photo:10




レストランやカフェ、ジェットコースターや観覧車なんかがあり、たくさんの観光客が歩いている。

さらに、知らなかったんだけど、どうやらここがシカゴから始まるルート66の終点なんだそうだ。

photo:09



中学生のころに一生懸命コピーしたローリングストーンズバージョンのルート66。
美々津の浜でいつも練習していたなぁ。





そんな有名観光地なので日本人の女の子の多いこと!!
みんな地球の歩き方片手にキャッキャ言いながら歩いている。




あひいいいいい!!!!
な、仲良くなろうよおおおおおお!!!!

一緒に写真撮ろうよー!!











photo:11





こんなパンツ1枚でウロウロしてるやつには目も合わせてくれませんね。

あ、シャワー浴びた後なのでね。



あああ………あの日思い描いた水平線の対岸でパンツ1枚でウロつくことになるとは夢にも思わなかった(´Д` )











そんな最高に雰囲気のいい桟橋のベンチに座るカッピーとユージン君。
ツーリストインフォメーションのおばちゃんが水が必要なら言ってねーと笑顔で声をかけてくる。

カッピーたちは昨日のプレイですでにここの人たちに受け入れられていた。



1個5ドルという観光地値段のハンバーガーを食べてから、早速カッピーたちが路上開始。

photo:12




パラパラと人だかりが出来て拍手が起こる。
んー、とてもいい雰囲気。
こんなロケーションで路上出来るなんて最高だな。

photo:13












と、思っていたら………


警備員さんがやってきた。

この桟橋でプレイするにはライセンスが必要とのこと。


マジかー………

どこでやってもライセンスが必要って、サンタモニカはいい街だけど俺たちにとってはやりにくいなぁ。



「どうする?」


「んー、俺たち他の町攻めてみるよ。ここから南に行ったところにロングビーチって町があるからそこ行ってみようかな。」


「じゃあ俺はこの辺りで探してみるよ。」


夜にどこかで落ち合うことにして別れた。









photo:14



サンタモニカのビーチには人があまりいない。
ポツポツはいるけども、ベニスみたいな活気はない。
そんな海岸線を、歌える場所を探して歩き続けた。






そしたらいつの間にかベニスまで戻って来ちまった。

さっきまでのサンタモニカの洗練された空気が一気に変わる。

ヒッピーや変なオッさんの多いこと。
ずっと1人でクネクネ踊ってるオッさん。
音楽を爆音で流しているスピーカーをリアカーで引きながら歩いてるオッさん。
めちゃくちゃな装飾の謎の格好をしたオッさん。



昔、どの町にも1人は必ず変なおじさんがいたよな。
頭に花をくくりつけて人形抱えて歩いてる、みたいな名物オッさん。

あのクオリティの変なおじさんがわんさかいるのがこのベニス。
もはや変なおじさんの聖地と言ってもいい。

そこらじゅうにいるので、もういちいち驚かない。
それがベニスであり、彼らもこのビーチの景色の一部だ。

そしてどこからともなく漂ってくるマリファナの香り。

ここは自由と開放の浜辺。

やっぱりこっちのほうが人間臭くて好きだな。










今日も遊歩道でパームツリーに背をもたれて歌う。
この前までのあの物凄い混雑は連休だったからみたいで、平日はそんなに人通りは少ないようだ。

photo:15




のんびりと歩いているまばらな人々に向かい、俺ものんびりと歌った。

photo:16



photo:17





あがりは50ドル。


photo:18



photo:19



photo:20














路上を終えてからぶらぶらと歩き、少し離れたところにある中華料理屋さんで晩ご飯。
これで6ドル。

photo:21







それからWi-Fiを拾いに行き、カッピーたちにメールした。

しばらくしてバスに乗って2人がやってきた。


「おーい、もうさんざんだったよー。ハリウッド全然ダメ!!」


どうやらロングビーチは遠すぎるということでハリウッドに狙いを変えたそうなんだけど、あがりはわずかに3ドル。

そ、それはキツイ………

やっぱりベニスがコンタクトに稼げるみたいだな。










ベニスはさっきも書いたように変なおじさんがウヨウヨいる場所なので、まぁ一般的に見て治安は良くは見えない。

でも彼らはいたってピースフル。
臭い以外は害はない。
今夜もここで寝よう。











物陰の砂浜の上に寝袋を敷く。
湿気が多く、夜露が寝袋を濡らす。

黒人のカップルが歩いてきて、塀の上から俺たちを覗いたけど、そのまま去って行った。




砂浜の上に寝転がると今日も流れ星が見えた。
ロマンチックだな。


あの日、岬の先端で夢見た旅路は今も続いている。
思い描いた通りの、いやそれ以上の旅の中だ。

諦める。そんな選択肢どこにもなかった。
行きたい道をなにがなんで進んで行けば、必ずたどり着ける。

これからもそうだと信じたい。



また流れ星が光る。水平線のすぐ上で消えた。
願うことなんてない。
やりたいことは分かってる。

この海の向こうに、帰るんだ。










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地味な1日

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8月5日 木曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス








朝が来る。

photo:01







海が青く輝く。

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砂浜が白く輝く。

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シャワーを浴びる。

photo:04







飯を食う。6.5ドル。

photo:05








外でタバコを吸ってると1本吸う間に5人にタバコくれーとたかられる。

photo:06







キリがないから全部断る。

photo:07







バスキング激戦地区に行く。

photo:08








日本人観光客の女の子たちがたくさん歩いててヤル気がとても上がる。



青空の下で歌う。



写真をたくさん撮られる。



でもみんなお金入れない。



色んなパフォーマーがノーフリーフォトと看板を出してるのが分かる。

photo:10





けどそれはしない。



夕暮れ時に日本人の3人組が話しかけてくる。



DJの修行中というお兄さんたち。



DJにとってやはり西海岸は特別な場所らしい。



爽やかないい人たちだった。



ビーチに夜が来る。

photo:09






あがりは21ドル。



カッピーたちは50ドル。



パトカーがたくさんやってきてクラブの前に人だかりができる。



人が少なくなってきてから砂浜に行き、いつもの場所にマットを敷いて寝転がる。



星が綺麗。



今日も1日が終わる。



1日はあっという間に終わり、また新しいことにチャレンジできる明日がやって来る。










という地味な日々です。

バスキングの毎日は地味です。

特に書くこともありません。



カツオさんが日本に帰るみたいですね。
ていうかリアルタイムではもう帰ったのかな。

僕がこのランキングを始めて1年くらい。
始めた当時にいたメンバーはみんな旅を終えて日本に帰っていったなぁ。


まだ残ってる古株は、脱サラ課長のたいさんと、ふたりでふたりさんと、ダンボーさんくらいですかね。

みんな旅を終えて日本に帰り、また新しい旅人がランキングにやってくる。

これから中南米に下ったら、おそらくたくさんの日本人旅人と会う機会が増えるでしょうね。

とある無職のそうさんとどっかで会えるかな。

タビジュンさんは南米来るかな。

りのさんも南米来るかな。


個人的には世界を旅するラブレターさんがずっと前から大好きですが、もし2人が会ったらその日の日記はお互い下ネタまみれになりそうなので怖いです。

まぁ普段から2人とも下ネタまみれですが。
あと漫画ネタまみれ。






今はひたすらお金を貯めて南米に備える毎日です。
元気に会えるといいな。


あと10ヶ月か。
きっとあっとう間なんだろうな。
1日1日無駄にしないぞ。

photo:11











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この怒りをどうしてくれよう

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9月6日 金曜日
【アメリカ】 ロサンゼルス





はい、今日記をアメブロにコピペしようとしてフリーズして一瞬にして消去されてこのクソiPhoneを地面に叩きつけた上で桟橋から水平線に向けて全力投球しようとしてる金丸文武です。


モロッコで買ったこのiPhone。


完璧に偽物です。


動作が遅すぎる上にすぐフリーズしてデータが消去されます。

カメラの性質も悪すぎるし、起動も最悪に遅いです。

画面のアプリをタッチして起動するまでに10秒くらいかかります。

婆ちゃんの家にあった古いブラウン管のテレビより起動が遅いです。


Facebookに至っては、タッチしてから10秒待って、1回強制終了して、もう1回押してやっと起動します。


すべてをこのiPhoneでやってる僕としてはストレスでしかないし、時間の無駄すぎますね。


新品のちゃんとしたiPhoneが欲しいよおおおおおおおおおおおこおおおおおおお!!!!!!!!





というわけで今回は写真だけです。

想像してくださいませ。

カリフォルニアの空気と僕の怒りを。
クソモロッコ。




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旅してるみなさんはiPhoneはちゃんと正規のお店で買いましょう。

あ、この日のあがりは50ドル。









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