バッテリーなくすとか別になんてことないクソ

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月5日 金曜日
【スペイン】 ヘレス ~ セビリア ~ ウェルバ









フカフカのベッドで目を覚まし、10日ぶりのシャワーを浴びて綺麗にヒゲを剃る。




photo:02


1階に降りると、身支度を整えたシモンがいそいそとパンを頬張っていた。


「ちょっと今日は用事があるからね。準備はいいかい?」




メガネをかけたシモンは、昨日のセクシーなギタリストモードとはガラッと変わった、普通の優しいおじさんだった。





そんなシモンにバスステーションまで送ってもらった。



「フミ、またEメールで喋ろう。元気でやるんだよ。」


「シモンも。いつかシモンのバンドを日本に呼んでライブを開きたいです。」


「はは。そうなると嬉しいよ。ダウン、ダウン、アップを忘れたらダメだよ。」




シモン、本当にありがとう。
あなたのギターの音色、あなたの優しさ、絶対に忘れない。


いつか必ず日本に招くから。

それまでこのアンダルシアに美しいフラメンコを響かせていて下さい。

photo:01










あまりにも多くのことを感じさせてくれたヘレス。

もう心はすべて満たされた。


進むぞ。












photo:03


8ユーロのバスに乗りこみ、美しい草原の中を駆け抜けてバスが到着したのは、アンダルシア地方最大の街、セビリア。


スペイン第4の都市で大航海時代から交易の拠点として栄えた由緒正しき街だ。








闘牛発祥の地であるアンダルシア。

このセビリアにはスペインでも最も権威のある闘牛場があり、さらに巨大な大聖堂や塔など、世界遺産盛りだくさんで、観光客を魅力してやまない美しい街並みが広がってるそうなのだが、




もうシモンとの出会い以上のものをスペインには期待しない。

俺の旅の中でも指折りに素晴らしい出会いだった。



このまま先にポルトガルまで行ってしまおう。











バスはセビリアのターミナルに到着。

ここから乗り換えて国境近くまで行こうと思ったのだが、そっち方面へのバスは別のターミナルからしか出てないという。



ちょうどよかった。


街を観ながらそちらへ歩こう。









photo:04



photo:05



photo:06




まぁー、このセビリア。

華麗だね。

華麗。



すべての建物が豪壮な石造りで、街全体が美術館のように味わい深く、それでいて洗練されている。
photo:07



photo:08






まるでウィーンのようだ。


そんな美しい歴史的景観の街並みの中、整備された並樹が揺れ、その足元を最新のトラムが騒音もなく静かに走って行く。

photo:09



photo:13



photo:14





行き交う人々も、今までの田舎にはいなかった都会的なオシャレさんばかり。


パンフレット片手に歩いている観光客も多く、彼らの目当てはこの歴史香る美しい街並みの中に点在するいくつもの教会などの史跡。


史跡の周りには観光客向けのカフェやレストランが軒を連ねているが、もちろん下品な客引きなんて一切なし。






何本ものびるオシャレなショッピングストリートには、アコーディオン弾きやお決まりの銅像パフォーマーがこれでもかってくらいひしめいている。

超激戦区。
photo:10



photo:11






まさに都会。

歴史と現代が融合する華麗な街だ。







南部の大都市ってとこでは、日本でいう福岡ってイメージかな。


あ、ラーメン食いてえ(´Д` )

福岡とか禁句。







ラーメン食いたくなったから見つけた中華料理店で酢豚食べた。
6ユーロ。
photo:12



中華料理屋のおばさんはどこも愛想が悪い。
何しに来やがった?みたいな顔をされる。

あー、この感じもヨーロッパだなぁ。東欧でもいつもムカついてたもんな。
でも米食いたいから行くけどね。


でも吐くほどマズイけどね、ヨーロッパの中華料理店の米。
下水で炊いてるんじゃねえか?っていうくらいの臭いがする。
美味い米が食べたいなぁ。









よし、ちょっくら歌うか。

国境の町までは10ユーロもあれば行けるだろう。

1時間だけやろう。








綺麗なショッピングストリートで銅像に挟まれた場所でギターを鳴らす。

photo:15



んんー、さすがは激戦区。
なかなか渋い。





が、それでもポツポツと入り、計算通り1時間弱でジャスト10ユーロゲット。


よっしゃよっしゃ。
バス代でたぞ。











バス停に向かう前にマクドナルドに寄ってブログの更新だけ。

あとついでにバッテリーの充電も。






ああー、アンダルシア最高だなぁ。

シェリー酒、フラメンコ、牛追い。
草原の中の街と、美しい海岸線の古都。

なにより奇跡的なまでに親切な人々。


ここが故郷だったらどれだけ誇らしく思えることだろう。


もちろん九州が1番だよ。

でもこの草原を吹き渡る風はどこか懐かしささえも含み、ノスタルジーに浸らずにはいられない哀愁がある。

フラメンコのギターとダンスは遠い日の幻。


ああ、これが旅情だなぁ。

愛してる、アンダルシア。







そう思いながらトイレに行き、席に戻ると、充電していたバッテリーがなくなっていた。














ぶち殺すぞコラアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!


ど、ど、ど、どどどどどどどいつだ!!!!!


縛り上げて牛追い祭りの道の真ん中に放置して放置して放置するううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!














即店を出てバスステーションに行き、バスに飛び乗りました。




はい、僕が悪いです。


西欧ではスリとか盗難が多いってあれほど言われていたのに、このアンダルシアの奇跡の人たちがそんなことするわけねーって思ってました。


見事に充電ケーブルは残してバッテリーだけ消えてました。

iPhoneを2回フル充電できるナイスなやつでした。


山田電気で買いました。


宮崎市の北バイパスにある山田電気で5000円で買ったやつです。

山田電気の横にはセブンイレブンがあります。


宮崎のセブンイレブンにはチキン南蛮弁当というのがあってとても美味しいんですが数年前に味つけが変わってそれからは食べてません。




要するに僕が悪いんです。








別にそんなにショックじゃないです。

iPhoneに比べたらたかが充電バッテリーです。
いくらでも代わりはあります。


それに僕はもうひとつ3回フル充電できるバッテリーを持っています。
これで十分です。


これも山田電気で買いました。


山田電気から田んぼの中の道を抜けて西都線に抜けたところにあとひきラーメンというお店があって金曜日に行くと普段500円くらいするラーメンが280円で食べられます。味は山岡屋とだいたい同じです。次回使えるギョウザ無料券をくれます。




要するにヨーロッパこれから気をつけます。



ムカつくから男性読者サービスしときます。













photo:17




ろ、ロリコン!?











8.5ユーロのバスで国境近くの町、ウェルバに到着。


もう22時前。
もうポルトガルへのバスはない雰囲気。


近くのバーでビール飲んだくれて、ケバブ食べて、寝床を探して歩く。



少し離れたところに橋を見つけて、久しぶりの橋の下野宿。


暗がりに潜り込み、ゴミが散らかる中、綺麗な地面を探す。


土の上にマットを敷き、体がはみ出して汚れないように慎重に寝袋に入って横になる。


先日の雨でまだグショグショの寝袋。
一瞬でズボンもグショグショに。


それでも根性で目をつぶる。













が…………







物音で目を覚ます。

寝袋の口を少しだけ開けてチラリと外を見る。


物音がする。



首を動かして視線を横にスライドさせていく。



暗闇の中、黒人が立っていた。

心臓が飛び出しそうになるが、あくまで寝返りのふりをする。









落ち着け。

大丈夫、襲う気ならもうやってる。





橋脚の方を見た。

さっきまで暗くてわからなかったけど、ホームレスの家が並んでいる。


どうやらここはホームレスさんたちのアパートだったよう。


家の方に2人の黒人がいる。






大丈夫、襲う気ならもうやってる。


飛び起きたりしたほうが警戒心を与えてしまう。




真横の黒人さんは、どこから持ってきたのかスーパーのショッピングカートを押しながらノソノソと歩いて街の中に消えていった。

これから空き缶かなにかを集める仕事なのかな。



時間は朝4時。


そのまま目をつぶった。









ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/


約束があるから急ぐ

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月6日 土曜日
【スペイン】 ウェルバ
~ 【ポルトガル】 リスボン








スペインでは、こんにちは、をオラァと言います。


あと豚のことをハモンと言います。




ジョ、ジョジョ………!!








photo:01


朝、何事もなく目を覚まして寝袋をたたむ。

向こうのほうには5軒くらいのホームレスハウス。


もう全員仕事に出かけているようでひと気はなかった。











町に向かって歩いていると、交差点のところに黒人さんが立っている。

ひとつの交差点につき1人の黒人。


赤信号で止まった車に笑顔で近づき、ポケットティッシュを売っている。

イスラム圏ではよく見ていたこのティッシュ売り。


ただの物乞いよりははるかにマシだな。
ティッシュは必需品だし。



この前はスーパーマーケットの前で逞しい黒人の若者が立っているのを見た。

その若者は、買い物を終えて出てきたマダムに紳士に、陽気に話しかけ、車までの荷物運びをしてチップをもらっていた。


時代はもう変わってるのかもしれないけど、黒人が白人にへーコラしてる姿はやはり見てて気持ちいいものではなかった。


このウェルバにいる黒人たちもみな若い。

集団で橋の下に住み、一生懸命お金を貯めているんだろう。

きっとアフリカに帰ればものすごい大金に変わる。


日本人の俺たちには彼らの心境は知る由もない。
故郷の家族のために白人に媚びているんだ。



「ハロー!」


横を通り過ぎるとき、笑顔の爽やかな黒人の兄ちゃんが手をあげた。


俺にはティッシュすすめてこなかった。

同じ橋の下で寝たよしみだな。











ひとまずバスステーションへ。

ポルトガル行きのバスを探す。




ポルトガル。

どんな国なんだろう。
まったくイメージないな。

ユーラシア大陸の最果ての国。

かつて戦国時代に日本にまでやってきた海洋国家。


軽く調べてみたところ、南部にはそんなにめぼしい観光地はないみたい。

とはいってももちろん小さな町はいくつもあり、そこに暮らす人々がいる。

観光客が来ないようなところだからこそ価値がある。


行ってみたい。




でもそんな全部の町を周りまくっていたら3ヶ月どころか何年あっても足りねえ!!!










実は人との約束をしている。


川田ようすけというシンガー。

神戸出身の素晴らしいシンガーソングライターで、同じ歌うたいとして嫉妬してしまう才能を持った彼。



そんな彼と知り合ったのはまだ俺が日本を放浪しているころ。

彼と一緒にライブをし、彼の才能に触れ、悔しかった。
ギターはマジで嫌になるほどめちゃくちゃ上手く、歌もそう。
何より曲が素晴らしい。



彼の歌に東京タワーって曲がある。

日本人なら誰もが抱く東京への憧れ。
それを象徴する東京タワー。


若いころの、ほろ苦く、不安定な心を歌った名曲。


俺も一生懸命コピーした。








彼と一緒にライブしてから間も無くだった。

川田君が入院したと聞いた。


すぐに退院するだろうと思ってたら、そうじゃなかった。


癌。

精巣癌。


すでに体のいたるところに転移しており、中には缶コーヒーくらいの腫瘍もあった。



彼は元気そうな画像を送ってくれた。
でもその写真に写ってる笑顔の川田君は、抗がん剤の副作用で毛が抜け落ち病院服に身を包んで、見てはいられないものだった。


待ってるから必ずまた一緒に歌おう、とメールを送ったけど、はっきり言って心の中では、もうダメかもしれないという思いの方が強かった気がする。


若年性の癌。

進行は早い。

何度もダメかもしれないという気持ちを打ち消した。

でもやっぱり、もうあの素晴らしい歌を聴けないかもしれないとも思った。










そして彼は生き延びた。

俺なんかの想像を絶する凄まじい闘病生活を乗り越え、何度もの手術と入退院を繰り返し、現在、社会復帰し、仕事も手に入れた。


抗がん剤の影響は今も強く、かつての華麗なギターはもう弾くことができない。

しかし彼は生き延びた。





そんな川田君。
高校のころから付き合ってきた彼女がいる。朝ちゃんっていう可愛い女の子。


川田君に癌が見つかった時の朝ちゃんの衝撃は想像もつかない。

毎日毎日、病院に通ったそう。

悲しくて、悲しくて、でもそれでも川田君を励まし続けたんだろうな。



ついに去年、2人は結婚をした。

自分のことのように嬉しかった。





そんな2人の新婚旅行がパリ。


川田君からメールが来た。



「エッフェル塔の前で、朝子に東京タワーを歌いたい。そこにサプライズでやってきて一緒に歌ってくれないか?」








だから俺はパリに行く。

4月20日。あと2週間しかない。

それまでにポルトガルと北スペインを終わらせ、さらに南フランスを抜けてパリまで行かないといけない。



はっきり行ってほとんど見ることはできない。

どれほど素晴らしい出会いをやり過ごしてしまうか。


しかしそんなこと、この2人のためならばミジンコみたいなもの。



だってあの日約束したもん。
また一緒に歌おう、って。

それが実現するのが、朝ちゃんとの新婚旅行。
パリ。
エッフェル塔の前で東京タワー。


何がなんでも行く。






さらに!!!!

このブログの古くからの読者さんなら覚えてるかもしれないが、ドイツでソーセージとビールをおごってくれたあの大阪のパティシエ社長、植松さんがこの期間にパリにいるというではないか!!!

年に何度もパリに行くパリマニアの彼なら、素晴らしいケーキ屋さんを知ってるはず。

川田君たちにプレゼントしたい!!!





さらにさらに!!!

ダハブで出会ったサックス吹きの変態、カッピーと、バイオリン弾きのナナちゃんが、すでにライブのためにパリに入っている。


この2人にも曲に入ってもらったらとんでもないことになる。






すべての縁がパリに急げと言っている。

4月20日。

あと2週間。


飛ばすぞ。











というわけで一気にポルトガルの首都、リスボンまで行ってしまおう。

チケットの値段は36ユーロ。
時間は17時半。


よし、稼げる。

歌うぞ。














バスステーションの目の前からのびる綺麗なショッピングストリートへ。

photo:02



暖かな日差しの中、たくさんの人々が歩いている。

このウェルバもまた、これといった名所のない小さな町なのだけど、それでも美しいショッピングストリートがある。

photo:03




路上には何人もの銅像やアコーディオンのパフォーマーたち。




そこに混じって俺もギターを鳴らす。

1曲目の片足の犬を歌い終えると、いきなり10ユーロ札が入った。


ウオラァ!!!!
ヨーロッパ第2部、最初の10ユーロ札!!!







石畳の通りに気持ちよく歌が響く。他のパフォーマーの視線を横目に調子よく稼ぎ、今日のあがりは46ユーロ。

よし、バス代ゲットォォォォオ!!



photo:04


飯食ってすぐにターミナルへ行き、リスボン行きのバスに飛び乗った。













あれ?どこが国境だったの?っていうくらい、いつの間にかポルトガルに入国。





バスは寂れた田舎を走っていく。

いくつもの小さな町を通りすぎる。
地元の人たちだけのささやかな町。

人のいないバス停。



しかしどんなに小さくても綺麗なショッピングストリートがのび、通りにはカフェが並び、人々が歩いている。


ここで歌えば………どんなことが起きるだろう。

なにかとんでもない展開があるかもしれない。




すべてを見ることはできない。

立ち止まることも、通り過ぎることも、その時自分で決めたことが最良の選択だと思わないとな。














北海道のような広大な原野の中を突っ走るバス。

photo:05



ポルトガルのバスには綺麗な添乗員のお姉さんがいて、飲み物を勧めたりゴミを回収して回ったりしていてサービスが充実している。

Wi-Fiもついてるなんてすごい!!


そんな快適なバスに揺られ、夜22時にポルトガルの首都、リスボンに到着した。










このままバスステーションで寝ようかなと思っていたんだけど、バスの中でブログランキングの、バッカスを探してさんを読んでいたらたまらなくビールが飲みたくなって、外にビールを探しに行き、商店で330mlの瓶を1.2ユーロでゲット。


photo:06


バスステーションに戻り、ベンチで寝袋に入ってビールを飲んでいたら、ここで寝てはいけないと警備員さんに締め出されてしまった。











仕方なく外を歩いた。



オシャレな駅舎。

林立する高層ビル。

高級そうなレストラン。


ポルトガルもやはり先進国だなぁ。
photo:07





日付も変わった夜中をトボトボ歩いていたら、高架下の駐車場にハンバーガー屋さんを見つけた。

屋台なんだけどお酒も置いていて、若者たちで賑わっていた。

photo:08





お昼にサンドイッチを食べただけだったので、空腹にフラフラと引き寄せられる。


爆音のダンスミュージックが流れ、今時の若者に混じってハンバーガーをかじる。3.5ユーロ。

photo:09






「オブリガード~。」



みんなそう言っている。



ここはポルトガル。
スペインのグラシアス、からオブリガードに変わった。









さぁー、これから謎の国、ポルトガル。

一気に攻め上がるぞ。

photo:10










ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/

リスボンを観光してみよう

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月7日 日曜日
【ポルトガル】 リスボン






photo:01


うーん、久しぶりに途中で目を覚まさずにゆっくり眠れた。

元気いっぱいだ。

さぁリスボンどんな街かな。







ここでポルトガルのミニお国情報。



★首都……リスボン
★人口……1000万人
★宗教……カトリック
★通貨……ユーロ
★世界遺産……文化12件、自然1件




なんつってもザビエルですよね。

僕らくらいの世代はみんなザビエルという言葉だけで給食の牛乳を巻き散らかしたものです。

懐かしいですよね。


鉄砲伝来ですね。
種子島です。
種子島の鉄砲博物館はあまり面白くなかったです。

あとバスコダガマがインド航路を発見しましたね。
1498年のことだそうです。すごいですね。

その2年後にペドロさんって人がインドに行こうとしてブラジルを発見したそうです。
オチャメ。

どんだけ航海図読めないの!?!(´Д` )





その後アメリカ大陸を植民地化させたポルトガルは、アフリカから奴隷船で大量の黒人を連れて行き、ブラジルにプランテーションを作ったりして、国力を上げていきます。

そしてついに1541年に日本にやってきましたね。

日本はあの怖い怖い織田信長さんがブイブイいわせていた時代なので、おめおめと植民地化することはまぬがれる。


さすがは怖い人日本代表。



そして時は戦国時代。武器買いまくりですよね。
ポルトガルの南蛮貿易、大成功。
また儲ける。



そうして世界中に覇権を誇ったポルトガルだけども、次第に衰え、スペインの支配下に落ちたり、イギリスに従属したりしながら時代の波を越え、ついに2002年に最後に残った植民地、東ティモールを手放したことでひとりぼっちになってしまった。





こうしたヨーロッパの大航海時代の歴史にふれた時に、大きな発見をすることができる。





新世界って言葉みんな知ってる?

俺は旅に出てから知った。


アフリカとか、アメリカ、オーストラリアなど、ヨーロッパによって発見されたとされている地域のこと。

アフリカは違うけど、これらの地域の特色はヨーロッパの言語をしゃべるということ。

英語はもちろん、ポルトガル語、スペイン語、フランス語など。


ヨーロッパが発見し、開発し、植民地化したことでこうした文化が根づいた。



この新世界という言葉。

思いっきりヨーロッパ中心の視点だよね。
実際、中世以前はヨーロッパが世界の中心だったと言ってもいいくらいヨーロッパには進んだ文化があった。


そして1400年代の大航海時代には、ヨーロッパの国々で新世界の分割を決める協定を結んだそうな。


勝手に。

土地に住んでる人のこと無視で。

あそこは俺たちのねーって。





前回のヨーロッパ巡りの時から、ここは世界の中心だった地域だと考えながら旅をしているけど、そうした目線で見てみると、この美しい石造りの街の荘厳な威信というものをより一層強く感じる。


それと同時に、中国の影響はもちろん受けているもののオリジナルの言葉を持つ日本をとても誇らしく思える。
海の向こうのどこかの国の言葉じゃなく、芳醇な歴史の中で培われた美しい日本語。


英語混じりも別にいいけどさ、心の機微まで表現できる日本語の素晴らしさをもっと大切にしていきたいってマジで髪洗いたい5秒前。MK5。












はい、まずはこのリスボンで1番有名な観光地、ベレン地区へ。

photo:02



photo:03



1.9ユーロでモダンな地下鉄とトラムを乗り継いでたどり着くと………









まぁいきなり巨大な教会が現れます。
ジェロニモス修道院。
photo:04




真っ白な外観にこれでもかってくらいの彫刻が刻まれた豪華な建物。
photo:05





そんでもって観光客もわんさかですね。

その観光客を相手に物売りもわんさかです。

ハシシ売りも多いです。カス。




このジェロニモス修道院。

1500年代初期にバスコダガマが持ち帰った香辛料を売却して得た富で建てたそう。世界遺産です。
香辛料すげぇ。
photo:06







見所は3つ。



教会。
回廊。
海洋博物館。





photo:07


教会はまぁどでかいです。

photo:08


こんなデカイ教会久しぶりです。
ポルトガルでのカトリックの威光を感じます。







photo:09


素晴らしい彫刻に目を奪われる回廊は必ず訪れるべきかな。

photo:10



photo:11


ここをのんびり歩くだけでもジェロニモス修道院に来る価値あり。









photo:12


海洋博物館は、海とともに生きるポルトガルの歴史をよく感じることができる。

ユーラシア大陸の最果て、ここからバスコダガマがインド航路を旅し、さらに種子島まで鉄砲を伝来させた。
あの有名なフランシスコ・ザビエルもここから日本にやってきた。

まだ海の果てが滝になっていて、そこが世界の端っこだと思われていたような時代。

そんな時代に帆船で七つの海を旅したロマンに満ちた気風。
photo:13



photo:14



そういったものを感じることができるナイスな博物館。

photo:15









しかもこれらの入場料が全部無料ってのが素晴らしい!!!


と思ったら、後から戻ってきたら入場料8ユーロって書いてた。

どうやら早い時間帯だけ無料ってパターンみたいだね。
ポルトガルの神様ありがとう、っていうかさすが俺。










受け付けで荷物を預かってくれたので、ほったらかしてノンビリ街を歩いた。



photo:16


石畳のきつい坂を登っていく。


日曜日ということもあって通りのお店はすべて閉まっており、人の姿も観光の通りをはずれるとまったくない。
photo:17




建物は古びて、洗濯物が風に揺れている。

photo:18





坂の途中で振り返ると、海が見えた。

photo:19



細い陸地に挟まれた内海。

大きな橋が対岸にのびている。



あぁ、この港町の空気。長崎や函館を思い出すなぁ。
焼き鳥弁当食べたいなぁ。あんまり美味しくないけど。あれ?なんで言ったんだろ。



たまたま開いているスーパーを見つけて、お惣菜コーナーでご飯を買い、修道院に戻った。

photo:20















修道院のすぐ横に人だかりのできているオシャレなお店がある。

photo:21




青い外観のこのお店。

話ではここのタルトがとても美味しいらしく、リスボン観光にきた人は必ず食べるという。

スィーツなんて九州男児はまったく食べないし(根拠なし)、有名店なんてのにも行かないけど、今日はなんとなく観光に徹してみたい気分。


白人観光客の列に混じった。

photo:22



photo:23







タルトの値段、ひとつ1.05ユーロ。


修道院の階段に腰かけて、ランチタイム。

豪華!!

photo:24












適当に乗り込んだバスは、街の中をグルグル回りながら走っていく。


ほんの小さな街。

建物はどれも黒ずんで、あちこちが欠け、かなり古いんだということがわかる。
廃墟の建物も多く、落書きが目立つ。

時代が止まった街、そんな印象を受ける。

photo:25














中心部に着くと、岸壁沿いにだだっ広い広場が現れた。
潮風が吹き渡る。

この雰囲気、北欧を思い出す。

photo:26





工事中の足場が架った門をくぐると、一直線にのびるショッピングストリートが現れた。

photo:27






たくさんの人が歩き、路上には何人ものパフォーマーの姿。

碁盤目状の街並みの先には銅像と噴水のある美しい広場。
小高い丘の上にはお城も見える。

photo:28




まるで子供が作ったジオラマのように、わかりやすく、でき過ぎた街。


カフェでのんびりとカプチーノを飲む。
アクセサリーを手にジャラジャラとぶら下げた物売りが席を回って売りつけている。
んー、なかなかオシャレなブレスレットだねと見ていたら、俺の席に来たらポケットからハシシを取り出してニヤリと笑う。
そんなに俺がヒッピーに見えるか?チンカスが!!


その後も、目の前でハーモニカをファーファーやりながら片手を差し出してお金を乗せろという姿勢をしているファイナルファンタジーのゴブリンみたいな爺さんをひたすら無視しながら日記を書き、今日はゆっくりしようとビールだけ購入して寝床へ向かった。

photo:29



photo:30











寝床はめぼしをつけていた。

入り組む路地の間をのびる急な坂道をのぼる。

丘の上のお城で眠ろう。

photo:31










途中ケバブを食べて、坂をゼーゼー言いながら登っていく。

くそ、石畳が古くてガタガタしててキャリーバッグが死ぬほどムカつく。

寒いのに体はうっすらと汗。

photo:32






やっと薄暗い路地の向こうに城門が見えた。














古い城門の上にあがって街を見下ろす。

火照った体に夜風が気持ちいい。

城壁の上に腰かける。

こんなイカした寝場所を見つけられるなんてポルトガルの神様ありがとう、っていうかさすが俺。



夜景を眺めながらビールを煽った。

photo:33










ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/







ポルトガルをさまよい歩く

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月8日 月曜日
【ポルトガル】 リスボン ~ レイリア ~ アベイロ






photo:01


お城の入場券売り場の横で寝袋にくるまって寝て、目を覚まして数秒でチケット購入というスムーズな流れ。
チケットの値段7.5ユーロ。



1番乗りでお城に入った。












城壁の上に立つ。

寝ぼけ眼を覚まさせてくれる景色が広がった。
photo:02




密集する白い建物の屋根はすべて赤く、紅白の街並みがどこまでも広がっている。

内海にはいくつかの船がゆっくりと動き、対岸にはまばらな町の影。


古い街の奥には高層ビルがいくつか背伸びし、この数百年変わっていないであろうリスボンの港を見下ろしている。
photo:03



photo:07





変わっていく景色、変わらない景色、その中で時代は絶え間無く動いている。
人もまたその流れに身を任せるのみ。

お城の旗が風にはためく。


いい場所だ。
photo:04



photo:05


















お城の丘から降りて行く坂道はガタガタの石畳で、その上をたった1輌の路面電車がのどかに走っていく。

photo:06



古びた電車は可愛らしい黄色で、窓枠が木でできているというレトロぶり。

坂の多いこの町でお婆ちゃん、お爺ちゃんの大事な足なんだろうな。





坂を降りて行き、アルファマ地区という路地が入り組む古い地区へ。

これまたどの露地も味わいがある。

photo:08



photo:09



photo:11









まぁ総合的に見て、リスボンはひなびた街だね。
ユーラシア大陸の最果て、時代に取り残されたような侘しさにノスタルジーが漂っている。

悪い街ではないが、腰を落ち着けるほどでもないかな。


物価高えしね!!










よし!!歌いまくって稼いで次の街にいくぞ!!

勇んでメインストリートへ!!




お!!銅像ですか!!
あんたちょっと動きすぎですね!!




お!!アコーディオン弾きですか!!
服を着せたチワワを目の前に座らせて犬の可愛さでお金をもらうって技ですね!!



俺もチワワ手に入れようかな。


あ、トロールいた。


ごめんね、トロール。
お前もそこそこ可愛いよ。

photo:10















よっしゃ!!
気合いで路上開始!!!


お!!なかなか厳しいですね!!
誰も見向きもしませんね!!





あ、あ、足止めてえええええええ!!!!!!







30分やったがお金はゼロ。
人通りはあるのに。


やべ、これヤバイぞ。

このところ飛ばしていたせいでお金がドンドン減っている。

やべえ。

ここらで一発ガッツリ稼がないとマジい。

とっとと稼げそうな町に移動しよう。













バスステーションでiPhoneでポルトガルの地図をにらみつける。

えーっとここから上にある町で雰囲気の良さそうなとこは………

地形とか通りの入り組み方を考慮して町の姿をイマジネーションする。


俺にかかれば地図を見ただけでその町の光景が立体的なイメージとなって頭の中に浮かべられる。


よしよし、ポルトガル中部にあるレイリアという町、ここなかなか良さそうだな。


美しいショッピングストリートとオシャレなお店、活気に溢れた地方色豊かな街が頭の中に完成する。



よーしここで荒稼ぎしてやる!!!

荒稼ぎしてバーで飲んだくれてポルトガル美女と仲良くなって逆輸入で俺の火縄銃をポルトガルに伝来させてや…………








photo:12



あー、日向ー。

すげー日向ー。


なにこの郊外の大型ショッピングセンターに人をとられた田舎の商店街みたいな商店街。

photo:13





必死になって町の中を歩き回るけど、人の姿まばら。


日向?

だってロックタウン日向に行けばなんでも揃うんだもん。
町中の時代遅れな商店街なんて行かないよ。



人のいない通りをむなしく風が吹いている。

photo:14



あー、お城キレー。

丘の上の古城キレー。









………やべえ、ひたってる場合じゃねえって。

金ないって。

パリに待ち合わねえ。




もう一度iPhoneとにらめっこ。


どこにするどこにするどこにするどこにするどこにする!!


よ、よし!!
ここからもう少し北上したところにアベイロって大きな街があるぞ。

ここなら稼げるはず!!



ファイナルファンタジーで装備がヤバくて金貯めしてるような感じですね。






あの時間退屈だよね。

もはや片手でコントローラー操作するよね。


上下左右上下左右、敵でた。
決定ボタン連打。

残念なことに現実世界ではアイアンクローを無限に増やして売りさばいてぼろ儲けという裏技が使えない。


地道に歌うのみ。










てなわけで夜にアベイロに到着。



街灯に照らされた通りは、ここもまたどこにでもある地方都市。



明日はマジで稼がないとすでに金が10ユーロしかない。











パリへのタイムリミットまであと12日。


あー、シドの飛空艇があればひとっ飛びなのになー。









ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/

何もない一日

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月9日 火曜日
【ポルトガル】 アベイロ










photo:01


橋の下はいいねー。
雨降らないし。
テント張らなくていいし。




思えば旅の最初のころは寝袋だけでやってたんだもんな。


ドイツでテントを買ったけど、なけりゃないでなんとかなりそうな気もする。


いや、屋根のあるとこが見つけられなくて夜中に何時間もさまようのが嫌だったからテント買ったんだよな。


そうそう、蚊に一晩中襲われ続けるのが嫌だったのがテントを買った1番の原因だったな。



でも重い………


どっかで軽くて安いテント手に入れたいな。









さぁー、今日こそこの街で荒稼ぎするぞああああああああああああああああ延岡ああああああああああああ!!!!!
photo:02




延岡か?!

日向よりちょっと都会の延岡か?!
photo:03





人いねえ………

全然歩いてねぇ………


なんだこの寂れたショッピングストリートは………
photo:04






ポルトガルってマジで田舎だな。

地方都市はほぼ死んでやがる。

photo:05



photo:14









えええ、どうしよう。

もうポケットには7ユーロくらいしかない。


田舎だろうが、ここで稼がないと明日の飯が食えない。

すでに背水の陣。



やるしかねえ。








スーパーでパンを買って、かじりながら人の多そうな通りを探す。
photo:06



photo:07







ショッピングストリートはダメだ。
ゴーストタウンみたいになってる。



町の真ん中に流れる川の横に、大きなショッピングモールがある。

まばらだけど、川沿いの歩道を歩く人たちの姿。






photo:08


こんな遊歩道でやるのか?


でもやるしかねえ。

やらないと何もできない。



気合いで歌った。














photo:09



photo:10



photo:11

















あがりは55ユーロ。


俺すげえええええええ!!!!!












一気に金持ちになり、ショッピングモールの中にあるフードコートで5.3ユーロのプレートをむさぼって、町のバーで赤ワイン。
photo:12



photo:13





よし、進めるぞ。

あー、もっとガッチリ稼いで余裕もって回りたいんだけどなぁ。

こんなギリギリでやってたら、イギリスからアメリカに渡れねぇぞ。

もっと追い込んでいかなきゃな。

photo:15











てな感じのこれといった出来事もない日でした。

スペインがハンパじゃなかった分、ポルトガルではあんまりすごいことに遭遇しない毎日だな。





★旅の持ち物を公開!!


とか別にみんな興味ないだろうし、なによりバッグひっくり返すのが面倒くさいのでしません。




★旅の資金公開!!


とかも別にいいですね。ていうかボスニアヘルツェゴビナとかブルガリアとかの金が換金できるか心配(´Д` )





★旅のルート!!



これは簡単に。

これから西欧を3ヶ月で全て周り、イギリス、アイスランドから北米。
そこから中米、南米にくだり、ニュージーランド、オーストラリアに行きます。
オセアニアの島を巡って東南アジア、インド、中国、韓国。



簡単すぎる(´Д` )



なんにも調べてないですが、同じ地球です。
北朝鮮みたいに違う星に行くわけではないので、まぁなんとかなるでしょう。



ていうかこれをあと1年2ヶ月で周れるのか?







果てしねぇ。

目がくらむほど果てしねぇ。



明日の移動は世界地図では1mmくらい。

パリまでが2cmくらい。







でも確実に進んではいる。

ミジンコみたいな一歩でも確実にゴールに近づく一歩だ。


この9ヶ月でユーラシア大陸の端っこまで来たんだもんな。


世界なんて狭いもんさ。





1mmの一歩を毎日刻もう。

それで地球を一周できるんだから。

photo:16






あ、これポルトガルの女子高生のスマホ。

女の子の好きなものは一緒やね。
photo:17











ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/




5度目の正直

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月10日 水曜日
【ポルトガル】 アベイロ ~ ポルト








相変わらずのどんより天気。

今にも雨が降り出しそうな雲だけど、進まないとな。


橋の下、寝袋をたたんだ。










photo:01


昨日地元の人たちにたずねたところ、ポルトガルではバスよりも電車のほうが安いみたい。


ミスったなぁ。

確かにバスなら街中から街中へ一発で行くことができる。

しかもWi-Fi付きのめちゃくちゃ快適なバスだもんな。

そりゃちょっと高いか。







アベイロの町から歩いて20分くらいのところにある駅にやってきた。

タイルに青い絵が描かれた古めかしい駅舎はまるで美術館みたい。

photo:02



レトロ!!




わずか4.5ユーロのチケットを買って電車に乗り込んだ。










今日の目的地はポルトガル最後の街、ポルト。


世界遺産にも登録されている古い古い港町で、ポルトガルでリスボンに次ぐ2番目に大きな街だ。


風情ある旧市街が川沿いに広がるとても美しい場所だという話だけど…………






photo:03


お!!見えてきた!!


これか!!




うおー、めちゃレトロじゃんか。

大きな川の両側にひしめく赤い屋根の街並み。

いくつもの橋がかかり、まるで尾道みたい。









photo:04


短いトンネルを抜けると、そこは駅舎。

んー、すべてがレトロ。

駅舎の中はアベイロの駅と同じようにタイルに青い絵が描かれており、目を見張るほど美しい。

photo:05



ここに向かってくる途中の小さな村の駅もこんな青いタイルだった。
この地方の伝統的なものなんだろうな。











photo:06



そして駅舎を出ると………







photo:07



photo:08




マジでタイムスリップ。

めちゃくちゃ古い街並み。

こりゃすげえや。

巨大な教会や塔がドスンドスンと散らばり、通りにはたくさんのお店が並び活気に溢れている。

photo:09





マックもこんなレトロ!!

photo:10













そして適当に歩いていると、大きなショッピングストリートを発見。

photo:11





稼げる。

間違いなく稼げる。


あー、めちゃいいやんこの街。

いきなり居心地がいい。










ご飯を食べようと、地元の人たちで賑わっている食堂に入った。

photo:12


ポルトガルでは美味しそうなパン屋さんの中にグリルコーナーがあるというお店が多い。


おばちゃんたちがスープをすすっているカウンターに座って、ハンバーグとポテトのプレートを注文。

photo:13







ふと気づいたら隣に座っていたのがアジア人だった。

スープを飲んでる。

女の人。
日本人かな?

アウトドアな服装に身を包んだ旅人っぽい雰囲気。



ぎこちない感じでお会計をしている。


久しぶりの日本人だったけど、お店を出て行くところだったので声をかけそびれてしまった。

まぁいっか。














飯をかきこんで、勇んで路上へ。

よーし、稼ぐぞー。

今日、明日と稼いで、ババっと観光して、一気にスペインだ。




photo:14


人通りの多いショッピングストリートでギターを鳴らす。

このおあつらえ向きの路上にはアクセサリー売りや、ピエロ、ギター弾き語りのパフォーマーが数mおきに陣取っており、シノギを削っている。


そのせいもあってか、なかなか反応も渋い。
チップもチラホラとしか入らない。


さらに雨まで降ってきやがった。



降ったり止んだりの雨。


軒下に逃げこんでは雨宿りし、止んだのを見計らってはすぐに歌う。




こりゃダメだなぁ。




そんな感じで歌っていると、向こうをさっきのアジア人の女の人が歩いていた。

あ、スープ飲んでた人だ。


フラフラとなんとも頼りなげに歩いている。


俺のことが気になるのかチラッと見るが、足を止めずに向こうに行ってしまった。


まぁ、いっかと歌い続ける。







しかしまぁ、雨がひどくてろくに歌えない。
足元のお金はまばら。


こりゃこんな中で寝床探すのも大変だなぁ、と思ってるところだった。










「あ、あ、あの、に、日本人、ですか?」


あのスープの女の人が声をかけてきた。


緊張してます!!って感じ(^-^)/





「じ、じ、実は私、スペインのアルヘシラスでも見かけてるんです。おも、おも、思い切って声かけてみました!!」


「え!マジですか!!ていうかさっきスープ飲んでましたよね?僕隣に座ってたんですよ。」



「えー!!き、気づかなかった………す、す、すごい!!」






照れ屋さんなのか、一生懸命話すこの女の人の名前はミユキさん。



スペイン最初の港、タリファのフェリー乗り場で俺を見かけ、その後アルヘシラスの町中で歌ってるところを見かけ、そして今ポルトガルでまた見かけた。


さらにさっき隣でご飯食べたからね。


何回チャンスくれてるんだよ。

運命の神様もいい加減、声かけやがれ!!ってイライラしたことやろな。








このミユキさん。

一人旅のバッグパッカー。

日本からアフリカに飛び、北上してきてるところだそう。

もう7ヶ月も旅してるのに、たった5ヶ国しか行ってないというノンビリぶり。



「あぁ、お茶しましょううう、わぁぁ、やっと声かけられたぁぁ。」


おっとりお話す上に、タレ目。

なごむ(^-^)/








というわけで雨も降ってきたことだし、路上を切り上げてお茶しに行くことに。
あがりは17ユーロ。









「何飲みますか?エスプレッソでいいですか?」


「あ、ビールお願いします………」




お!!明るいうちからビールですか!!
ミユキさん!!話がわかる!!




「いつも1人でノンビリ飲むのが好きなんだぁー。あはははー。でもやっぱり誰かと飲むほうが楽しいねええええ。あはははー。」

photo:25






面白い、この人(^-^)/


音楽の話も合うし、映画の話も合う。

俺より年上なので、気を使わなくていいのが楽だし。







楽しくなってしまって、ミユキさんが泊まっている宿に俺も泊まることにした。


そろそろシャワー浴びたいと思っていたところ。

この雨の中、寝場所を探すのもめんどうだし、坂だらけの街を観光することを考えたら荷物も置ける場所が欲しい。


ドミトリーが13ユーロなら悪くない。





ヨーロッパにしてはなかなか安めの13ユーロという値段なので、まぁ汚い安宿って感じを想像していたんだけど……………















photo:15




マジ?












photo:16



マジですか?











photo:17



なんだこれはああああ!!!!!

高級ホテル並みじゃねえか!!





え?なんだったの?

今までのヨルダンとかエジプトとかの安宿ってなんだったの?

過酷な罰ゲームだったの?





すげええ!!!
シャワーが当たり前に熱い!!

photo:18






なにこのベッド!!
シーツの白さが異常(´Д` )

photo:19





各ベッドに鍵つきのロッカーがあるうううううう!!!!!

photo:20




キッチンが半端じゃねえええええええ!!!!!!

photo:21







Wi-Fiサクサク。

朝飯つき。


これで13ユーロ。


世の中にはこんな安宿もあるんだね…………

photo:22









この夜はミユキさんとご飯を食べに行き、宿の綺麗すぎるリビングで夜遅くまで飲んだくれた。

photo:23



photo:24









ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/

ポルトでワイン飲んだくれよう

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月11日 木曜日
【ポルトガル】 ポルト








photo:01


朝飯のクオリティがやばすぎる。


コーヒー、紅茶はもちろん、フルーツジュース、ホットチョコレート、

シリアル、パン、美味しいチーズとハム、色んな種類のジャム、


貴族が使うんですか?ってくらいピカピカの食器。


至れり尽くせり。

うますぎて朝からお腹いっぱい。













今日はまずポルトの観光から!!

ミユキさんと一緒に回ることに。




どんな名所があるのかまったくわからないけど、ミユキさんが地球の歩き方を持ってるので、それを見ながらブラブラ。
photo:02












最初に向かったのは、世界一美しい本屋、といわれるお店。

世界一美しい本屋ってどういうことだ?

すげえカテゴリーだな。


古い街並みの中にある、普通の本屋さんにたどりつく。

ふーん、まぁこんなもんかな、と中に入ると、







photo:03




はい、世界一。






小ぢんまりとした店内には、もちろんたくさんの本が並んでいるんだけど、もう天井やら壁やら本棚までが、ものすごい装飾。

お店の真ん中には2階に上がる階段があるんだけど、これまた貴族の屋敷みたいなオシャレな階段。


すげすぎ。



こんな映画のセットみたいな場所なのに、みんな普通に本を見ている。



ここだけじゃなく、通りに軒をつらねるお店は、刺繍屋さんや、食器屋さん、雑貨屋さんなど、どこも歴史のありそうなたたずまいで、個性的で味わい深い。

ヨーロッパらしいメルヘンな雰囲気にワクワクする。
photo:04



photo:05











そんな街を歩いて川の方に坂をおりて行く。

photo:06




まぁこの辺りも建物が全部古い!!

黒ずんだ壁、ベランダの鉄格子、

photo:07








こんなお店も。

photo:08



ポルトガルはコルクの生産が有名みたいなんだけど、こんな小さなコルク屋さんを発見した。

photo:09






ジブリの海が聞こえるやったっけ?

裏路地にある、どこかあやしげなアンティーク屋さん。
あんな雰囲気のお店ばっかり。






photo:11


ほんとに昭和のたたずまい。
寂れた地方都市のあの懐かしい記憶が蘇る。

photo:10




















そしてこれもんです。

photo:12





あー、やられた。


魔女の宅急便の街ランキングTOP3入り。

photo:13





密集する赤い屋根の家々の上をウミネコが飛び、ニョキっと教会の塔が立ち尽くしている。

いくつもの橋が川を越え、対岸に人々が歩いているのが見える。

photo:14






こんな景色見たことある。

どこかわからないけど、頭の中にある懐かしい景色。

そんな不思議な気持ちにさせてもらえる。



港というものの郷愁。

カモメの鳴き声と寂れた町には、人の心に触れる侘しさがある。

どうせ出て行くこの町なのに、こんなに焦がしてくれるなんてな。

photo:15






あ、岸壁で喧嘩してました。

みんな大注目です。

photo:16





なんだなんだ?

photo:17




なんだなんだ?

photo:18




微笑ましい。












さて、いつまでも浸っていたいところだけど、歌わないとパリにたどり着けないので路上に出ます。


photo:19



メインストリートの人通りは今日もすごい。

そんな中で声を上げる。











んー、今日も渋い。



向こうの方で心配そうに見ているミユキさん。

年上のミユキさん。
こんなヨーロッパの街のど真ん中でいきなり日本語の歌を歌うなんて信じられないといった泣きそうな顔してる。






はい、男としてカッコ悪いとこは見せられんですな。


誰からも見向きもされず声を枯らしてるとこなんて見せたくねええええええ!!!!!



いつもより一段と気合いも入ります。





ツバを吐きかけられて、心配されて、だ、大丈夫だよ、うん、俺って強いからさ、あ、あれ?この頬を伝うものはなんだろう?しょっぱいや、えへへ………



みたいなことにはならずに、少しは格好もつきました。

あぶねええええ(´Д` )





あがりはなんとか24ユーロ。













「フミ君すごいよ!!歩いてる人たち、みんな足を止めて口ずさんで、リズムとって、サッとお金を置いていくんだね。お爺ちゃんも子供も。なんかすっごい感動しちゃったよぉぉ。」



喜んでくれたミユキさん。

宿のクオリティが高すぎるので今夜まで泊まることにしたんだけど、そんなミユキさんが今夜は料理を作ってくれることに。



バツイチのミユキさん。


おっとりとした性格で、なんにもできなさそうだけど、元主婦です。









そんな主婦の料理の腕前は…………




photo:20



どこの高級レストランですかぁぁぁぁぁぁ!!!!!




ズッキーニ!?


ズッキーニとか下ネタの材料にしか使ったことない!!



「こんなのただ焼いただけだよー。へへへー。」



こんなおっとりした人なのに、酒豪です。

このポルトはポートワインというワインの産地で、さっき行った川沿いの岸壁には無数のワインセラーが並んでいるんだけど、まぁ値段はピンキリ。

20~30ユーロくらい。



しかしビビることに、町場の小さな酒屋で激安のワインを見つけた。

750mlのワインが1.6ユーロ。


腐ってるんですか?




photo:21



うめええええええ!!!!!

ズッキーニとワインとかバカアアアアアアアアア!!!!!!!











この宿には、これまでの中東・アフリカにいたような汚いバッグパッカーの姿はなく、みんな学校の休みを利用して遊びにきている小洒落た若者たちばかり。


そんな若者たちが小洒落たキッチンでパスタなんかの小洒落た料理をしてワイワイと騒いでいる。


まるでビバリーヒルズ青春白書。



日本人はそういうビバリーヒルズ宿に行くと、馴染めなくて肩身の狭い思いをするのが常。

みんなかなりペラペラな英語だからね。

ヨーロッパではそういうホステルがほとんど。


なので日本人が日本人しかいない日本人宿に安らぎを求める気持ちはよくわかる。


欧米人バッグパッカーは夜中までクラブに行ったりして騒ぎまくるからね。

まぁ、日本人も群れると酒飲んで馬鹿騒ぎするけど。







今夜はそんなネイティブな英語が飛び交うビバリーヒルズ宿のリビング。

ズッキーニとワインでゆっくりと時間を楽しむ日本人2人。


2人でワインを2本、さらに欧米人たちが次から次にワインを注ぎにやってきて、したたか酔っ払った。

photo:22









ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/

2人旅の始まり

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月12日 日曜日
【ポルトガル】 ポルト
~【スペイン】 サンティアゴ・デ・コンポステーラ






「えー、私もそこ行っちゃおうかなー。これも縁だしねー。」



宿で朝ごはんを食べながらミユキさんと話す。

彼女はまだポルトでゆっくりする予定だったそうだが、聞けば今後のルートは俺と同じくフランスだという。




「行こう行こう。行きましょう。スペインではサンティアゴ・デ・コンポステーラは行かないといけませんよ。」


「んー、そこ全然予定になかったんだけど、行ってみようかー。」






てな感じで一緒にスペインに行くことに。








ミユキさんはちょっと考えるところがいろいろあって、このまま横浜にはいられないと思って旅に出てきたんだそう。

明るい人ではあるけれど、ところどころに影がのぞいて、考えこんでしまうところがあるように見える。




悩み深いミユキさん。


アホみたいに楽観的な俺。




変な2人の旅の始まり。


向かう先は、スペインのカトリック巡礼終着地、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
















photo:01


30分ほどかけてバスターミナルまで歩いて行く。


ゴロゴロとキャリーバッグを転がす俺。

大っきなオレンジのバッグパックを背負ったミユキさん。







ターミナルに到着し、31ユーロのチケットを購入。


待合室に旅人っぽいオーラをまとった日本人のバッグパッカーがいた。


「うわー、久しぶりに日本人に会いましたー。ヨーロッパでは日本人に会わないですもんねー。」



顔をクシャクシャにして笑う彼は、陶芸や土関係の美術をやっているダイスケ君。

彼もこれからサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうところだった。


3人で同じバスに乗りこんだ。













サンティアゴ・デ・コンポステーラ。


ここはどんな町か。


1番に言えるのは、名前を打つのがクソめんどくさいことです。








スペイン北部には、四国お遍路と同じようなキリスト教の巡礼道が存在する。


カミーノって言われる道で、始まりは南フランスの町。
終点がここ、サンティアゴ・デ・コンポステーラだ。


イエスの弟子であったヤコブさんのお墓の上に大きな教会が建てられ、信者たちがそこを目指して巡礼を始めたことが起源。

1番古い記録は951年だそう。


道程は800km~900kmてとこ。


四国お遍路が1200km。


四国お遍路の善根宿やお接待のように、巡礼者のための無料の宿泊施設や、食事の提供などもあるそう。


古くからのスタイルとしては、もちろん歩き。馬やロバ。

最近では自転車や車で回る人も多く、お遍路と同じようにバスやツアーもあるそうな。


スタンプを集めるってとこも一緒やね。


もちろん信仰のための道なんだけど、ただのアトラクションとして楽しむ人も多くなっているそうだし、それがこの地方の観光の目玉になっている。




24歳の時にお遍路をやったのが懐かしい。

歩き、通し、野宿で45日。
ギターかついで所持金200円くらいで出発したなー。

世界一周もやってること一緒だな。




エルサレム、バチカン、に並ぶキリスト教3大聖地のひとつであるサンティアゴ・デ・コンポステーラ。



どんな場所だろう。





ていうかスペインに戻るううううううううううううりりりイイイイイイイイイ!!!!!!!!



スペイン大好きだからああああぁぁぁあ!!!!!!





そしてミユキさんの日記可愛いいいいいい!!!!

photo:02



photo:03


















バスは、どこが国境だったかもわからないうちにポルトガルを出た。



ポルトガル、うん、悪くなかったよ………
悪くはなかった………

これといったこともなかったけど…………



うん!!悪くなかった!!……かな!!



あれ?ポルトガル、なにがあったっけ?


観光して………歌って………ザビエルで………ザビエル?




うん、ポルトガル、オブリガード!!!!


















バスは夕方18時くらいにサンティアゴに到着した。


今日はもう路上はやめて寝床を探すとしよう。

田舎なのでテントを張るところはいくらでもありそう。

巡礼道なので、俺みたいなキャンプ者も珍しくないはず。



ダイスケ君はこれから目星をつけていた12ユーロのホステルに向かうみたい。



「ミユキさん、どうします?僕はテント張りますけど。」


「あ、あの、も、もしよかったら私もテントにお邪魔していい……?」


「え、い、いいですけど、シャワーとかないですよ?」


「キャンプしてみたいんだー。なんかここに向かいながら、ふっと松任谷由実の曲の詩が浮かんでねー。自然のベッドで目覚めた日から世界が変わるよー、っていう歌。だからしてみたくなって。」











悩む。

モロッコのことがある。


女の子を危険な空気が漂う場所に連れて行ったことは、この旅最大の過ちだった。





ここはスペイン。

あの神の人種の国。

キャンプをして危険なことはまずないはず。


それに彼女はアフリカをひとり旅してきたツワモノバッグパッカー。
観光旅行者とは免疫が違う。




大丈夫かな。







あ、もちろん、僕らは大人なのでそういうことにはなりません。

2日一緒に飲んだけど、そんな気はまったく起きません。











ダイスケ君と3人でご飯を食べに行き、明日町で会いましょうと約束して別れた。

photo:04

















キャンプ場所はすぐに見つかった。

丘を登ったところの閑静な住宅地の中にある、綺麗な公園。


静かで、大きすぎず、ポツポツと犬を散歩をしている爺ちゃん婆ちゃんの姿。

芝生が刈り込まれているのは手入れが行われている証。



街に近すぎず、遠すぎず、
人がいなさすぎず、多すぎず、
整備が行き届きすぎておらず、寂れすぎず、


俺が寝床を決める条件を完璧に満たした公園。

完璧。






垣根に囲われた一角にテントを張る。


手伝ってくれるミユキさん。



うおー、このテントを立てる作業、いつも1人だけど誰かといると楽しい!!!

はかどる!!!











テントの真ん中に2人の荷物を積み上げ、両側に別れて座り、荷物をテーブルにしてビールで乾杯。


ホステル金丸。







あああああ、これ夢だったんだよなぁ。

テントに誰かを招待して中でビール飲むの!!!


いつもの1人野宿のビールも、孤独を肴にめちゃくちゃ美味いけどさ、誰かとその美味さを共有することがこんなに嬉しいなんて。


「テントで寝るのはじめてー。こんなふうになってるんだねー。なんかワクワクするね。」



そう言ってもらえると余計嬉しいよ。








オレンジの外灯が公園にともる。

テントの幕ごしに淡く中を照らす。


秘密基地の中で、仲間とその秘密を共有したあのドキドキ。


この狭い空間の中で語り合う旅の話のなんてエキサイティングなことか。



イスラエルのカオルさんに続いて、この旅2人目の野宿仲間だ。



でもカオルさんと違って、ミユキさんは鍋を持ってないし、香辛料を持っていないし、寝袋もマットも持っていない。



ので、寝袋とマットを貸してあげた。



スペインも北部まで来るとそこそこ寒い。

バッグの中の服を全部引っ張り出して体に巻きつけて寝たんだけど、まぁ寝れんことはなかった。


あー、いい夜だ。










ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/


テントの中でライブ

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月13日 月曜日
【スペイン】 サンティアゴ・デ・コンポステーラ






photo:01


ミユキさんはカオルさんみたいに鍋やフライパンは持っていないけど、裁縫道具を持っている。



破れていた寝袋をちょちょいと縫ってくれた。




女の人すげえ。



「アフリカのチルドレンホームで子供たちの服を縫ってあげてたからねー。」




女と男の生まれもったポテンシャルってあると思う。

育ちの中で培ったものとかもあわせたら、もう完全にナイトと白魔法使いくらい役割違う。


どちらもパーティーには必ず必要なジョブだよな。



賢者すげえ。














パパッとテントをたたんで、早速オールドシティーへ向かう。

photo:02




丘から見渡せば、すぐそこに郊外の緑が広がるようなのどかな田舎町であるこのサンティアゴ。

photo:03





古めかしい町の中にはいくつもの教会が立ち、いたるところに銅像やキリスト教のモニュメントを見ることができ、聖地としての雰囲気が色濃く漂っている。

photo:04




1ヶ月の巡礼の果てにたどり着いたのならば、感慨もひとしおだろうな。







photo:05



photo:06




車の入れない細い路地が入り組む旧市街の中に足を踏み入れると、地元の人々に混じって巡礼者らしき人たちの姿を見ることができる。

photo:07



その姿は四国お遍路みたいに白装束に編笠といったような宗教色の強いものではなく、いたってスポーティー。

みんなカッコいいアウトドアウェアに身を包んでおり、ぱっと見ではすぐに見分けがつかない。

photo:09




そんな巡礼者たちのトレードマークみたいなものがこれ。


photo:08


杖。

お遍路もあるよね。
同行二人の杖。


でもこのカミーノの巡礼の杖には、なぜかヒョウタンとホタテの貝殻がぶら下げてある。


ヒョウタンは水を入れてたんだろうけど、このホタテはなんだろうな?

わからないけど面白い風習だな。






年間数十万人が巡礼するこのカミーノ。


スロバキアでこの巡礼をした人に写真を見せてもらったことがあるんだけど、それはそれは綺麗な風景ばかりだった。


四国お遍路みたいに山の中の獣道とか寂しげな海沿いとかはあまりなく、どこまでも広がる広大な牧草地の中の一本道や小さな村々など、とても牧歌的なものだった。




話を聞いてみると、面白い話がいろいろある。




このカミーノ。

巡礼の証明書みたいなものをもらえるんだけど、これをもらうためには、徒歩で100km以上、自転車で300kmを進むことが条件となっている。

逆にいえば全てを歩かなくてももらえるわけだ。


証明書というステータスだけを望む人はそれだけをパッと歩いたりするみたい。


四国お遍路では全行程徒歩じゃないとくれなかったな。




そしてその証明書があると、レストランで無料でご飯が食べられたり、ここサンティアゴからの航空券や電車代が割り引きになるという。


四国そんなのなかったぞ!!




さらにサンティアゴの旧市街の中を歩くと、聖地なだけあって物乞いの姿が他の町に比べて多く見られるんだけど、その中に混じって完全に物乞いの格好ではない、綺麗な服を着たおじさんなんかが道端でお金をもらっている。


これもおそらく、門付けを行うお遍路と同様に恵みの金で巡礼をしているということなんだろう。




四国お遍路にたくさん似たところがある、このカミーノの巡礼。

宗教の中から生まれた民族性や風習が土地のものと芳醇に混ざり合った文化こそ人類の失ってはいけない遺産だ。















そんな世界中から巡礼者と観光客が押し寄せる場所なもんだから、町の規模の割りにストリートパフォーマーがめちゃくちゃ多い。

photo:10




そっこらじゅうにギター弾きやオペラ歌手やらが陣取って、石畳に音楽を響かせている。


これもまた参詣道の道中にいた大道芸人みたいな伝統的な光景だろう。






そんな場所に来ればうずいて仕方ないのがパフォーマーのサガ。


観光は後回しにして、路地裏の教会の前で早速ギターを鳴らす。

photo:11



photo:12




ポツリポツリとお金が入り、2時間で22ユーロのあがり。

photo:13



photo:14












ここはスペイン。
南部と同様、昼下がりはお店が閉まって閑散とする。

ひと気がなくなるこの時間帯は、ちょうどいい休憩&観光タイムだ。



photo:15


路地裏の中を歩いていくと、土産物屋さんがたくさん並ぶ通りを見つけた。

ホタテ貝をバッグパックからぶら下げた巡礼者たちが、わらわら歩いている。




みんな明るい、解き放たれたような表情だ。
そうだよな。ここは長い長い巡礼の旅の終わりの地だもんな。



しかもそれがあの陽気なスペイン人。


もうテンションの上がり方がおかしなことになっていて、人目も気にせず踊りまくってるおばちゃんとか普通。






イヤッホーイ!!
photo:16








ライラライラリ~~!!!!
photo:17









もう、スペイン人、大好き(^-^)/

photo:28










路地を抜けると、大きな広場に出た。

photo:18



photo:19



たくさんの人々が地面に寝転がっている。



その頭上には……………
















photo:20



やべー。








photo:21



巡礼してねーけど、すげーやべー。






サンティアゴ大聖堂。

苔むした石像、いたるところから草がのび、のどかに風に揺れている。

千年以上変わっていないであろうその姿。


その迫力と美しさは今まで見た大聖堂でTOP3。








地面に座ってぼんやり見上げた。

流れる雲が飛びさる。

ラピュタ。


スポーティーな若者、おじさんおばさん、ボーイスカウトの子供たち、


みんな広場の中で喜びの声をあげていた。


こりゃ、達成感が湧き上がって仕方ない光景だよ。




聖堂内部も無料で見学ができ、聖ヤコブの遺骸であろう棺も見ることができたりと、巡礼者でなくとも有り難みが身に沁みる。

photo:22



photo:23



photo:24



photo:25





毎日数回ミサが行われているようで、それがなかなかの迫力だそうだが、別に見なくてもいいかと思えるほどに素晴らしい充実感を与えてくれる聖堂だな。


表の広場に座りこんでボンヤリとするだけで心が解き放たれるようだ。
















観光といっても見所はこの大聖堂くらいのもの。

夕方になり人通りが増えてきた。

夜の部の路上スタート。




大聖堂の周りに広がる旧市街の路地。

そこに歌とギターが響く。

たくさんの人が足を止めてくれ、拍手が起きる。

photo:26





子供も、大人も、女も男も、爺ちゃんも婆ちゃんも、車椅子の人も、ダウン症の人も、ホームレスも、赤ちゃんも。


みんなが笑顔でウィンクし、親指をたてお金を置いてくれる。

何度もグラシアスと言った。

人ごみの中に混じって、ニコニコしながらそれを見ているミユキさん。


今日はいい路上ができた。


あがりは30ユーロ。
合計52ユーロ!!


よっしゃあ!!!















昨日会ったダイスケ君もやってきて3人でご飯を食べに。


今朝、いいカフェバーを見つけたんだけど、俺もミユキさんも一度いいお店を見つけたらそこばっかり行く性格。

気が合うから楽だね。



夜もそのカフェに行き、お昼と同じメニュー。


これ。
photo:27




ミートソーススパゲッティ。



うめええええ(´Д` )

落ち着くー。

パスタじゃなくてスパゲッティってのがいいです。


あとスペイン、ポルトガルでは、パンのことをブレッドとは言わず、パンと言います。


そんなパンがついて3.5ユーロ。


野菜食え、俺。







「粘土を持って山に入って、獣道にその粘土を広げて置いとくんです。1週間くらいして取りにいくと、そこに動物の足跡が残ってるんですよね。足跡の大きさや粘土の凹み具合でその動物の大きさや歩き方、習性とかも読み取れるんです。」


陶器などの焼き物、造形を主に専攻してるアーティストのダイスケ君。

前衛的な作品が多く、グループ展なんかもやってるとのこと。


動物の足跡の採取には、その土地に生きる人々や動物たちとの関わり合い、自然とともに生きる知恵、土着的な風俗など、様々なものを表現したいという狙いがあるそうだ。


「旅しながら日本のことしか考えてないですからね。あははははー。」



やっぱり1人旅人は面白いやつが多いわ。













これから次の街に移動するというダイスケ君をバスステーションまで送っていき、俺たちはゆうべと同じ公園へ。






スペインでは日が沈むのがめちゃくちゃ遅く、21時を過ぎてからようやく夕焼けになっていく。

そのせいで時間の感覚が狂って、さてスーパーに買い物行こうかというとすでに閉店ってパターンが多い。


今日もそれでビールを買いそびれてしまった。


酒好きの2人。

なんとしてもビールを手に入れたくて商店を探し回るが、どこにも見つからない。


こりゃもうダメか、今夜はビール抜きかなと思っていたら、ミユキさんがどこかへ歩いていき、ニコニコしながら戻ってきたら手にビールを2本持っていた。


バーで売ってもらってきたよう。

酒好きの相棒でよかった。











同じ芝生の上にテントを張り、ビールを飲みながらギターを取り出す。

パリに向けて川田君の曲、東京タワーを練習しなければいけない。





静かな夜の公園。

狭いテントの中で曲を頭に浮かべながらコードを探す。

それを見ているミユキさん。


外灯の明かりがテントの中を淡く照らす。






このロマンティックで、優しく、切ない曲。

2人の物語を思い描きながらポロポロとギターを鳴らす。




するとミユキさんがボロボロ泣きだした。


「ぶえええぇぇぇぇ、いい曲だよおおおおおおお………胸が苦しいよおおおおお………」




涙もろいミユキさん。

バッグパックに突っ伏して泣いている。



精神的に弱いところがあるんだろうな。

どんな人生を送ってきたかなんて俺にはわからないけど、きっと辛いことがいっぱいあったはず。


それを乗り越えるための旅なのか。
それから逃げるための旅なのか。




旅に出る理由なんてなんだっていい。
涙を流すのはいいとこだ。

たくさん泣いて、涙で心を洗えばいい。







テントの中、泣きじゃくるミユキさん。

俺はギターをポロポロと鳴らした。







ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/





最高の白魔法使い

当ブログは『金丸文武オンザロードアゲイン』へ移転しました。

3秒後、自動的に転送いたします。

自動的に転送されない場合、
こちらをクリックしてください。


4月14日 火曜日
【スペイン】 サンティアゴ・デ・コンポステーラ ~ ブルゴス








目を覚ましてテントをたたんでいたら、昨日差し入れでもらったチョコレートがポケットの中で溶けてベロベロのぐちょぐちょになってて俺はなんてダメなやつなんだ、と肩を落としていたら、いい匂いがしていいじゃーん、とミユキさんが濡らしたティッシュでトントン叩いてチョコを取ってくれた。



1人でいたら立ち直るのに3時間くらいかかるけど、ミユキさんのおかげで30秒。

さすが白魔法使い。



お、俺ナイト的な仕事してねぇ(´Д` )



ていうかナイトというより、運任せの風水師。




役立たねえ(´Д` )

たまにパーティに被害与えるし(´Д` )








そんな地形を利用した雑な戦いをする風水師の仕事は、路上で歌を歌うこと。

photo:01





もう何日連続で歌ってるだろう。

喉は枯れて、体も疲れ切っている。

休みの日が欲しい。



しかしもうパリまで1週間を切っている。

まだかなりの距離があるので、確実に毎日バス代を稼ぎつつ進まなければいけない。

街のチョイスもミスれないし、休むことも出来ない。

1日たりとも無駄にすることはできない。











「あら?日本人?あらまぁ!!みなさーん!!こちら日本の方ですよー!!」


「なになに?!どれどれ?!」


「あらまあぁぁ!!」



そこにやってきたのは、日本人の団体旅行ご一行様ああああ!!!!!!


ボーナスステージきたあああああああああーーー!!!!!!

photo:02






サンティアゴの旧市街に、上を向いて歩こうの大合唱&手拍子。


「頑張って!!」

「頑張るのよー!!」



約30人みんながバンバンお金を入れてくれ、お昼のあがりは55ユーロ!!!

おっしゃあああ!!!

上品なおじさまおばさま!!!
ありがとうございました!!!











休憩を挟んで、夕方にもう一度路上に出る。


気合いを振り絞って歌いまくる。

photo:03




雨が降ってきた。

それでも屋根の下に入ってギターをかき鳴らし続ける。

photo:05






根性だぞー、

俺、根性だー

photo:04










しばらくすると、ギターを持った地元の兄さんがやってきて、俺いつもここで歌っててそろそろ交代しないかい?と交渉してきた。


ヨーロッパの路上パフォーマンスは場所取りが厳しい。

いい場所には必ず誰かが陣取ってやっているもの。


なのでこうした交渉というものが存在する。


だいたいヨーロッパの路上は2時間交代というのが相場。

誰も来なければいつまででもやっていいが、交代交渉がくればキチンと時間を話して譲らなければいけない。


もちろん快く了解。


あと30分だけやらせてね、とお願いし、夜のあがりは17ユーロ。

合計72ユーロ。

photo:06











「君はすごいシンガーだよ。この町でそんなに稼ぐなんて。もちろん歌が素晴らしいからだけどね。」




彼の名前はマルコ。

テイラーのギターでしゃがれた声で歌う、とてもいい歌い手。

photo:10



しかしお金の入りはポロポロ。

そりゃそうだ。毎日毎日ここで歌っているんだから、悪くいえばみんな飽きているだろう。





俺は日本人だ。

俺の稼ぎには、アジア人が歌っている、という物珍しさというのが多分にあるだろう。

もちろん調子の悪い時には、全然稼げない。
物珍しさだけで稼いでるわけではない。


だから路上で歌うことにある程度の覚悟と責任を持ってやっているつもりだ。



マルコの歌にもそれを感じる。

芯のあるとても強い声。

photo:07






「今はまだシーズンじゃないんだ。夏になったらすごい人で溢れかえるんだぜ。」



人々の日常にほんの少しのささやかな感情を与える路上パフォーマンス。

ほんの小さな、心の中の感情の欠片に気づくためのキッカケとなる歌。

そんな感じがいい。
大げさじゃなくていい。




マルコ、いい歌をありがとう。

ミユキさんがチャリンと彼のギターケースにお金を入れた。


photo:09












土砂降り雨の中、いつものカフェに行き、いつものミートソーススパゲッティ。

photo:08




うまい。

ビール飲みてぇ。

でも我慢。


夜のために我慢するということを、とてもよく理解してくれる飲み助ミユキさん。



お世話になったマスターに別れを告げ、店を出た。

雨は相変わらず土砂降り。
バスステーションまでは歩くと30分かかる。


俺1人ならなんとかなるが、デカいバッグパックを担いだミユキさんもいる。

たまには贅沢。
タクシーに乗った。
バスステーションまで7ユーロ。












さて、ここからどこに向かう。

もうバルセロナは無理だ。

日程的にも金銭的にもバルセロナに行ってる暇はない。



サグラダファミリアはひとまずお預け。

行ったり来たりってのは不本意だけと、後でイタリアを回る時に足をのばすとしよう。






こっからパリまで最短距離で突っ走る。


海沿いのバスク地方からフランスに突入するしかない。



夜行バスに乗り、明日の朝にどこかの町に着けば、そのまま歌うことができる。


ほとんど眠れないだろうけどなんとかなるさ。

なんたって、今は白魔法使いと旅してるんだ。

体はきつくても、心は潤っている。



41ユーロのチケットを買い、スペイン北部の真ん中あたりにあるブルゴスという町へ向かうバスに乗り込む。

巡礼を終えて帰るピルグリムたちに混じってシートに座ると、ミユキさんがバッグの中からアレを取り出した。



「えへへへ、こっそり飲もうね、楽しいね、こういうの。」




ビール(^-^)/





走り出したバス。

車内の電気が消え、そしてビールをあおった。

アルコールが疲れ切った体に染み渡る。




さすがは白魔法使い。

最高のケアルだよ。








ブログランキングというのをやってます。ここをクリックしてくれたらランキングが上がります。
読み込みが終わったら投票完了みたいです。
ワンクリック詐欺ではありません。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村



携帯電話、スマホの方はこちら。

世界一周ブログランキング



旅の動画や日本放浪のブログ、コンタクトはこちら。

http://www.nexyzbb.ne.jp/~naokane/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。